2017年09月15日

ピンポン

「ピンポン」

BS・NHKのプレミアム映画で
放映していたので録画鑑賞。

I CAN FLY!”でおなじみの
クボヅカ氏が出演してること、
どうにも・・絵柄が受け付けない
松本大洋氏が原作であることに加え
どこで間違ったか「ピンポン」って
浦安鉄筋家族のような
お下劣ギャグ作品じゃないの?という

もろもろの好き嫌い要素により
今まで知ろうともしなかった作品
だったのでした。
ところがふたを開けてみればですね・・。

あらすぢ
卓球をこよなく愛し、勝つことに絶対的な
自信を持ちながら天真爛漫で気分屋のペコと、
“卓球は暇つぶし”と公言するクールな
スマイル。二人は幼なじみで、小さい頃から
近所にある卓球場、タムラに通っていた。
高校生になった二人は共に片瀬高校卓球部に
属していたものの練習にはまともに参加しない
毎日を送っていた。そんな二人が対戦すると
必ずペコが優位に立つ。しかし・・。

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原作マンガは藤沢市が舞台らしい。
映画でも江ノ電鎌倉高校前駅わきの
坂道が出てきてる。

最近、仕事であの海沿いを走ることが
あるのだけども
(中国人とほぼ断定してよいと思うが)
アジア系観光客があの坂と踏切のところで
盛んに写真を撮っている光景に出くわす。

ピンポンといえば中国がお盛ん。
だからこの映画や漫画の影響なんかな〜と
ググってみたらば、そうではなくて
同じマンガだけど「SLAM DUNK(スラムダンク)」
なんだって。中国だけじゃなく台湾でも
かの漫画の人気は高い様子。

この分だとあと10年後には
アメリカNBAと張り合うくらいの
バスケ軍団が出てくるんじゃないの?
パンダの国から。

それで映画ピンポン。

窪塚洋介(ペコ・星野)
高ポテンシャルを持っているのに
スーパー気分屋なため全然成長しない
だらだら高校生。

ARATA:井浦新(スマイル・月本)
勉強もスポーツも努力せずとも
何でも出来てしまう男。ペコに卓球を
教えてもらい、静かにハマルるものの
卓球センスの差か、ペコには
絶対勝てないことを自覚している。

大倉孝二(アクマ)
スマイルに異常な対抗心を持つ男。
違う方向に暴走し始める。

サム・リー(チャイナ)
中国から留学してきた卓球選手。

夏木マリ(オババ)
主人公達が通う卓球場のオーナー。
くわえタバコが似合うやさぐれおばさん。
かつては女子卓球界の
レジェンドだったようだが?
やる気を出した主人公を
ブツブツ言いながらコーチする。

竹中直人(小泉丈)
こういった競技物映画だと
必ず登場する役者さん。
滑稽なまでに情熱と知識は
誰にも負けないが
実戦はからきし駄目なヒトとか
現在は変人でも壮絶な過去や伝説を持つヒト
とか色んなパターンがある。
今回は?

中村獅童(ドラゴン)
このヒトが学生を演じるというのは
多少無理が有る気もしますが
(そんなこと書いたら
 そもそも窪塚洋介からして・・。
 でも彼はやる気の無い高校生を
 意外とうまく演じてた。
 その辺にいそうだもの)
ピンポンゴリラみたいだが
卓球と付き合う上級生選手を
楽しそうに演じてた。

クドカン脚本だから、コメディ要素も
あるんだけど、余計な恋愛要素も入らず
マジメな青春スポーツドラマでありました。



ピンポン
監督:曽利文彦
脚本:宮藤官九郎
製作:小川真司/鈴木早苗/井上文雄

製作総指揮:椎名保

出演者:
窪塚洋介
ARATA(井浦新)
中村獅童
サム・リー
大倉孝二
夏木マリ
竹中直人

主題歌:
SUPERCAR
「YUMEGIWA LAST BOY」

撮影:佐光朗
編集:上野聡一
配給:アスミック・エース
公開: 2002年7月20日
上映時間:114分

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posted by PON at 21:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(ハ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする