2019年06月20日

「完全なる首長竜の日」 乾緑郎

「完全なる首長竜の日」乾緑郎


このミステリーがすごい!
(このミス)受賞作品。
選んだ理由はただそれだけ。

あらすぢ
少女漫画家の和淳美は、自殺未遂を起こし
意識不明の弟・浩市と、「SCインターフェース」
という機器を通じてコミュニケートする
最新医療技術「センシング」により、対話を
続けている。浩市がなぜ自殺を試みたかは
不明であり、その原因を探らなくては、仮に
浩市が意識を取り戻したとしても再び自殺を
繰り返す恐れがあると、担当する精神科医
・相原から言われていた・・。

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うーーん。
またこのパターンで申し訳ないのですが
つまらなかった。

なんだろ、この人の文の書き方が
ジブンには合わなかったのかもしれない。

以下少々ネタバレ。


うる星やつらなんかでもおなじみ?
「胡蝶の夢」がベースなんですけども。
ゆめかうつつか、ってヤツ。

むしろ、主人公の漫画家の親戚で
ラーメン屋ジジイが出てくるのだが
こいつが非常に悲しく(敢えて書くが)
むなしい人物として描かれており、
こやつの一代記を読んだほうがナンボか
よかったかもしれない。
そんなの読んだとしても
どよーんとした
読後感しか残らんだろうけどね。

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2019年06月14日

「日本の合戦−こうすれば勝てた」 柘植久慶

「日本の合戦 −こうすれば勝てた」
中公文庫 柘植久慶 著

某古本屋で108円。
面白くなかった。

日本で起きた数多の戦いについて
ちょっと解説のあと、
ちょっといいすか?
傭兵として世界で紛争を見てきた
俺(柘植久慶)だったらこう戦うがね?と
作者がひたすら講釈を垂れる本。

日本の合戦―こうすれば勝てた (中公文庫)
日本の合戦―こうすれば勝てた (中公文庫)
後知恵ならいくらでも言える。
読んで損した一品。

こんな本より、先日子供のために
図書館で借りてきた
「超ビジュアル!日本の歴史」の
コラムに書いてあったこと、
コッチのほうがよほど面白い。
以下転載。


皆さん、歴史で出てくるイベント。
「○○の乱」「○○の変」
「○○の役」「○○の陣」
の違い解かります?

「○○の乱」例)応仁の乱
→国家・政府に対する大規模な反乱

「○○の変」例)本能寺の変
→権力闘争や政治目的から起きた事件

「○○の役」例)前九年の役
→外国との戦争や辺境(国境近く)での戦争

「○○の陣」例)大坂冬の陣
→権力者の命令で支配下の軍勢が参加する戦い

超ビジュアル!日本の歴史大事典
超ビジュアル!日本の歴史大事典

・・”超ビジュアル”の方がよほど為になりますた。

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