法的には問題なし」
<たばこ店>佐賀県上峰町のたばこ小売店が5日から、
店前の自動販売機に取り付けたブザーで店主(58)
を呼び出し、店主名義の成人識別ICカード「タスポ」
で購入できるようにした。
タスポ導入で売り上げ激減の店が多い中での苦肉の策。
カードを発行する日本たばこ協会は
「成人であることを確認すれば対面販売と同じ」
と話しており、この販売方法に違法性はないという。
(毎日新聞)
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うむむ、たばこ屋さんも結構やるな。
けれど、現場の役人も自らのささやかな職分を
守るため、邪魔する奴にはけっこう容赦がない。
たばこ屋さんも気をつけた方がいい。
以前にも、やっぱり「自動販売機」絡みの話。
これももう10年くらい前の話だけれども、
全国の自販機が急に薄型になった時期があったこと
覚えていませんか?
あれは一時期、警察が歩道上での物品販売を
キビシく取り締まったことがあったんです。
そもそもは車イスの方が、歩道に障害が多すぎて
なかなか移動できなかったことからはじまった話
とされています。
八百屋さんとかが、歩道にまで商品を並べて
販売している光景ってありますよね。それがNGなら、
街中の自販機だって取り出し口が、道路上に
はみ出ている奴がある、あれも取り締まれ
って話になった訳です。
自分の敷地から、例えばレバーとかが一ミリでも
公道にはみ出ている自販機の設置は認めない。
大阪だったかな?公共の往来のど真ん中
(さすがに車は通れない路地らしいが)に
自動販売機を四台、背中合わせに設置していた
業者がいたそう。指導しにきた警察に向かって
その業者は
「全国の違反(公道上にはみ出ている)している
自動販売機、すべてに文句を言ってから
ここに来いってんだ!」
とタンカを切ってしまった。ホンキになった警察は
お役所と連携して、数年かけてそれを本当に実現。
かくしてその自販機達も撤去する目にあったとききます。
この場合は理念も正しいし、なによりその業者が
いけなかったんだけども。
あの時も全国で、別に壊れていない自販機がどんどん
薄型自販機へ総とっかえブームが起こった。
その頃も国内の自販機需要の波が一息ついていた
だけに、自販機メーカーが息を吹き返した。
けっきょく言いたいのは・・
1)役人はいつも「お為ごかし」で余計なコト
(今回はタスポ)バッカりするなあということ
2)でも役所が本気になったら
一般人に勝ち目は無いこと
3)あまり水を清くしてしまうと魚も住めなくなること
4)それだけに、一般人はお目こぼしの部分を
大事にして、則を越えないようにすべきこと
飲酒運転、路駐、未成年の飲酒、喫煙・・
身から出たサビとはいえ、まっこと生きにくい
世の中になってまいりましたなぁ。
ルールをキビシくすることは往々にしてあるけれど
緩和することはマレだから。
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