2008年09月29日

宇宙清掃会社 サルベージ・ワン

「宇宙清掃会社 サルベージ・ワン」

これは、日曜の午後、裏ぶれた時間帯に
東京12チャンネルで放映されていた映画。
全然メジャーではないんだけれど、とても印象に
残っているのでご紹介させていただきまする。

あらすぢ
「ジェッティスン・スクラップ・アンド・サルベージ」
という、今でいう産廃屋を経営する主人公ハリーの
突飛な商売を描く。彼はTVのニュースをヒントに
とてつもない事を思いついた。それは、これまでの
宇宙探検で月面に残されてきたNASAの精密機器を
「サルベージ」することだった。

詳しくはこちらのHPにて

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当然のことながら、資本も技術も人材も無い産廃屋の
親父にそんなことが可能なのか? 誰もが思うところ
だが、はっきりってSFというよりもファンタジーとして
そんなバカな!といいながら楽しむが筋。

ウォルト・ディズニーも面白い話を作る上での鉄則を
述べています。ナンセンスと言われようとも、
どんなにバカげていても「筋」(理屈)だけは
通して話を作れば観客は納得すると。
(カトゥーンの作画法としてだけども。例えば
 「夢中」になって本を読んでいるキャラが崖の縁まで
 到達しても「本人が気がつくまでの間」なら、
 数歩くらい空中を歩いてしまっても「仕方ない」のだ)

たとえが判りにくくなってしまったけれど、
要するに、主人公ハリーが、月旅行を実現するまでの
難問の数々に対する対処法とは、すべて「町のアイデア
マンの誇大妄想」レベルなのだが、だから面白いのだ。
そこがSFではなくってもはやファンタジーなのですよ。

そもそもは豪華なテレビスペシャルだったんでしょう。
それでもこれだけ楽しめたのだから、当時のアメリカ
のドラマのシナリオライターの層の厚いこと。

PONが覚えているのは・・いろいろあって、世界中が
見守る中、サルベージ社の回収宇宙船(サルベージ・ワン)
は、ついに大気圏突入することになる。そのための計算、
軌道誘導は、これまたサルベージ社お得意の、
なければ融通を利かせれば良いのだッ!戦法で
なんとNASAのコンピュータに”ハッキング”
(1970年代の映画ですよ)して使用していたのだが
いよいよ、という時に問題が発生した。
肝心なときに宇宙船の軌道計算コンピュータが
使用できなくなってしまったのだ。

原因は、NASAの係員が、サルベージ社の苦闘を
知らないで(当然だが)、今でいうサーバールームの
電源を落してしまったから。

全世界が注目。民間独力の宇宙行。ここまで来たら
アメリカの民力を世界中に知らしめるためにも
成功してもらわなければならない。
あれほど、サルベージ社をバカにして、非協力的だった
役人や政治家どもは、昔のいきさつなどとうに忘れ、
次の展開をテレビ中継で見守っていた。

それなのに・・なんで、次の作業に移らない?
みなが不思議に思っていた時、
サルベージ社の社長は、政府に言う。
「実はコンピュータが使えなくなってしまって・・」

え?なに?うち(NASA)のコンピュータ
使ってたの?もっと早く言ってくれればいいのに!
貸しましょう。貸しましょう。喜んで。
と、官民の立場を越えて、NASAのエンジニアは、
最後の最後に、やっと全面協力してくれる。

「もっと早く言ってくれればいいのに!」なんて
あとからいう奴に限って、一番必要な時に
協力してくれなかったりするんだよな〜と
子供ながらに思った。
NASAの連中も調子が良すぎ。
その反面、宇宙に関してはプロ集団の彼らが
やっと重い腰を上げてくれたのだから、
信頼度も大幅アップ。観ている方もロコツな
少年ジャンプ方式。いわゆる強敵(友)が
急に味方になってくれたようで非常に頼もしく
思えたり。

ほんとアメリケンフロンティアスピリッツ
を剛速球でで描いたハッピーエンドだった。
「健全なる」アメリカ社会の善意、子供っぽさ
を無条件で映画化。観る方もそのまま信じてしまい
そうな・・。いい時代だったのかも。

監督 リー・フィリップス
出演 アンディ・グリフィス
   リチャード・ジェッケル 他

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スタッフも部品もポンコツの寄せ集めで作り上げた
我らが宇宙船「サルベージ・ワン」
(Drスランプの宇宙戦艦ヤマトイモを思い出します)
主人公が、プロジェクトを企画したのはNASAが
どうせ自分たち以外誰も手の出せない場所だからと
ゴーカイに捨ててきた宇宙開発のゴミを回収するため
だった。
政府(NASA)もそんなガラクタGETしたところで・・
と最初は冷笑していたのだが、事態は急展開。
アメリカ政府は、主人公から高値で買い取らなければ
ならないコトになってしまった。

というのも買い手に名乗りを上げたのが、
(当時の)悪の帝国、最大のライバル「ソ連」だった
から。技術漏洩を防ぐために、NASAは
自分のゴミを自分で買い取らねばならなく
なったのである。
いやはや最後までツーカイな映画だ。

最近、こういった「おとぎ話」をあんまり目に
しないなぁ。


posted by PON at 21:00| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(ア行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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