夏〜秋口の週末、我が家では外で
「焼き」を入れることが多かったです。
「焼き」を入れるとは、早い話、野外で
食材を焼いて食う、という
旧人類から続く伝統的な食事法なのですが。
とはいえBBQというほど、大げさなものでなく
ホームセンターで購入した七輪で
秋刀魚とか、きのことか、秋刀魚とか
あと時々肉やソーセージ焼いたりして。
そんな程度です。
ここへきてめっきり寒くなってきたんで
最近は自重しておりますが。
んで私、火起こし係。
相方に言わせると、オトコたるもの、
野外において火を起こし、ご飯を炊き
文字通り、家族を食わせる
甲斐性(フィールドスキル)ぐらいないと
困る・・と、言うわけで
自分、火起こし係です。
(ちなみに、小学校2年生の2学期には
クラスの「掲示係」に任命されまして
掲示≒刑事に通じるため、ひそかに
ほくそ笑んだものです。さすが小学生)
そうそう、それで急に「炭」というものが
身近になったPONなんですが、それまで
「炭=炭素の塊だろ」という知識しか
ありませんでした。
ひとり七輪のそばで、もくもく、パタパタと
やってた時に、ふとギモンに思ったのです。
「燃えるってのは空気中のサンソと可燃物が結びつき
二酸化炭素になって、物体は燃えカス・・炭素に
なるわけだ」
「炭は炭素の塊。山奥で「炭焼き窯」とか言って
世捨て人っぽいひと(怒られそう)が、
ワザワザ木を焼いて作っているようだケドも」
「要するに、もう燃やしてしまった木の
燃えカスなんだろ?」
「燃えカスがなんでこんなに燃えるんだ?」
答えはこちらにありました。
なるほど〜。炭は木を燃やして作るにしても
酸素を極力使用しないように焼いて
炭素だけを残すんだな。
・・ご存知の方も大勢いらっさると思いますが
気合が入った(完全に炭に引火した状態)
炭がトランス状態に入ったとでも言えばいいのか
その時の「火」の色加減といったら
綺麗というコトバしかない。
火は人の心をとろけさせるとか
放火魔の気持ちが解らんでもない・・
というのは非常に言い過ぎでありますが。
とにかく、炭にまとわりつく薄緑の炎の色
うなぎやのように、パタパタと景気よく
ウチワをはたいた時に上がる「火の粉」
焼きが廻って小さくなった炭たちが
それぞれに主張するオレンジ色必見です。
秋刀魚も余計な油が程よくなくなって
ぺろっと、ひとり2匹はいけますね。
おかげでうちのチビすけ、秋刀魚大好きです。
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