2008年10月23日

法律つくればいいってモンでもなかろうに

「法律つくればいいってモンでもなかろうに」

もう馬鹿かと。アフォかと。
仕事がないからムリに作り出そうとする
役人と、政治屋選挙対策魂胆がミエミエ。
いじめるのが簡単なところには
どんどん着手する。

そんな知恵と時間と手間があるなら
未解決なままの中国産冷凍モノ問題に対して、
さらにフォローするとか
マルチ商法(←これこそ消費者問題だ)や
振り込めサギに対して動くとかしなさいよ。

議員立法で規制を検討 
 「こんにゃくゼリー」で自民

10/10 11:25更新
自民党消費者問題調査会(岸田文雄会長)は
10日の会合で、こんにゃくゼリーをのどに
詰まらせる死亡事故の続発を受け、形状変更などの
規制を加える議員立法を検討する方針を確認した。
今臨時国会への提出を目指す。

 岸田氏は会合で「行政の対応に限界があるなら、
新たな立法措置が必要と感じている。議員立法で
(こんにゃくゼリーに対象を絞った)ピンポイントの
対応を考えたい」と述べた。
 こんにゃくゼリーをめぐっては、業界団体が、
子どもや高齢者が食べないよう商品の警告表示を
大きくするなどの安全対策をまとめ農水省に提出。
兵庫県の男児が死亡した事故の商品製造元だった
マンナンライフ(群馬県富岡市)が、製造を一時停止
している

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一方で、明らかにカウンターウエイトとして
かかれた記事がここに↓

小6男児、給食のパンを喉に詰まらせ窒息死
10月21日10時1分配信 産経新聞

 千葉県船橋市宮本の市立峰台小学校(末永啓二校長)
で6年生の男児(12)が給食のパンをのどに詰まらせ
窒息死していたことが21日、分かった。

 同小などによると、男児は給食の時間の17日
午後0時45分ごろ、直径約10センチの丸いパンを
食べてのどに詰まらせた。ちぎって一口を食べた後、
残りを2つに割って一度に口に入れたという。

 気付いた担任の女性教諭がやめるよう注意。
周りにいた児童がスープを飲ませるなどして
廊下の手洗い場ではき出させたが取り除けず、
男児が「苦しい」と訴え始めたため、教諭が廊下に
寝かせて救急措置を施し、119番通報。
救急車で病院に搬送されたが、同日夕に死亡した。

 同小は20日の全校集会で児童に男児の死亡を伝え、
市教委は児童のショックが大きいとして同小に
カウンセラーを派遣した。

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さあ、どう動きますか?
「山崎パソ」「第一パソ」に対して。

戦国時代、小田原の北条五代100年の治世があった。
名君といわれる三代目「氏康」の頃に、京都から
はるばる回向してきた高僧がいて、その平和で
穏やかな、氏康の治世下の小田原に、田舎だと
馬鹿にしていた僧はえらく感心して
帰っていったんだとか。

それから数十年、四代目の「氏政」治世時に
再び小田原を訪れた僧は、昔はなかった
高札(権力者が出す法律を人民に周知するための
掲示板、時代劇でおなじみ)が
やたらと乱立している小田原の町を見て
「小田原の栄華も長くない」と
つぶやいたんだとか。

小田原後北条家、滅びのときがせまっていた
末期の話。ってなわけで、権力者の法の乱発は
滅びの予兆。治世がうまくいっていない証拠です。
乱発すればいいってモンでもないの。

岸田文雄会長さん。

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だいたい
>自民党消費者問題調査会
の「消費者問題」という言葉も気に入らない。
どこかの悪代官政治屋のセリフじゃないが
エラ〜イ政治屋からみて、
消費者が「やかましい」ことを問題
としている会議であるかように解釈できる。

「者」を問題にするからいけないんだよ。
「物」を問題にしたら?
posted by PON at 21:00| 🌁| Comment(4) | TrackBack(0) | 記事(怒) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>北斗氏
PONです。

http://engei7.blog113.fc2.com/blog-entry-372.html
↑TBさせていただいたさるブログには
なかなか痛快な記事が。

>ゼリー規制新法も、
>「なぜゼリーだけかと野党に突っ込まれても
>答えようがない」(政府関係者)
おもろいです。近年、類が少ない
非常にわかりやすい社会的ゴタゴタですから。

特にこの辺
>「ゼリー規制新法」
まじめに法律勉強する後世の学生は
この法律でホッと一息入れそうですな。

>「ゼリーだけを規制し、モチやアメを
>規制しない合理的な根拠は見つかり
>にくい」(厚労省)
いい学校でて、こんなこんにゃく問答担当に
駆り出される役人の渋いお顔がおもろい。

>責任を取らないといけないのかと。
もっと違うことに政府資源を使え!って
こってすの。

>米国とかだと大きく切りすぎたとか
>筋が多かったのを、無理に飲み込もうとして
>ステーキで喉を詰まらせる という、
・・笑える。
文字通り、笑える愚行として法律を敢えて
制定させ、後世に衆愚政治の見本をさらすのも
アリかな。もう。
Posted by PON at 2008年10月28日 13:49
>サンダース様

PONです。

>製造者責任が問われて当然だとは思うけど、
>選挙前のアピール合戦な感じが嫌よね。
そそそ、この辺が非常に気味の悪い
ところなのであります。

>やっぱ問題がある食べ物なんだと思う。
なるほど。そこまで「こんにゃくゼリー」
ってのは危険な部分もあるんですね。
にしても、それを「法律」でなんでもかんでも
しばりつけりゃあいいじゃん!って政治屋の
発想が気に入らんのですよ。自分は。

先日、某瓦斯徒にてキッズハンバーグプレート
を頼んだら、ゼリーが三こもついてきたw
時節柄チャレンジャーな店だなと一個食べたら
(ちびすけには、俺のを盗るな!と
 泣かれましたが!)こんにゃくタイプで
はない、普通のゼリーだったので
一応、ナイフで小分けしてからあげました。

ちびすけは、ゼリーを「ちゅるん」と
飲み込むことを、良しとしている風で
小分けしたゼリーを非常に食いにくそうに
すすっておりましたが、なるほどあれが
「こんにゃくタイプ」だったら、
そういう事故も起きかねないなあ・・と。
思いましたね。一瞬。

なんだかんだ言っても、自分の息子に
ああいうことが起きてしまったら、
自分はどこかに敵を見つけて訴えると思います。
やり場のない怒りと、親としての情で。
Posted by PON at 2008年10月27日 12:58
マンナンライフがハート型のを作ったのは、
喉に詰まっても溝の部分に隙間が出来て、
若干ながら気道が確保できる からだそうな。
ドーナツ型だと、穴の形状をどう工夫しても
潰れてしまって気道が確保できなかった・・・
と、相当検討してるんですな。

そこまでやってても、悪意はないにしろ「凍らせて与えた
(余計固くなる)」とわざわざ安全装置を外すような行為に対して
責任を取らないといけないのかと。

>議員立法で(こんにゃくゼリーに対象を絞った)
ピンポイントの対応を考えたい」と述べた。

んなもんピンポイントにしないで、もう少し広く
食品を総括する法案にすればいいものを。
米国とかだと大きく切りすぎたとか筋が多かったのを、
無理に飲み込もうとしてステーキで喉を詰まらせる という、
日本の餅と類似の事故が時々あっても、「ステーキ対策法案」なんぞ無いというのに。
Posted by 北斗 at 2008年10月25日 13:25
「こんにゃくゼリー」を普通に食べて死ぬ人がいるって、
製造者責任が問われて当然だとは思うけど、
なんか大げさ過ぎて、選挙前のアピール合戦な感じが嫌よね。

食べ物の窒息事故は、嚥下力が落ちる年寄りに死亡者が集中してるけど、こんにゃくゼリーは子供にも結構な数の死亡例が出てるらしい。って事は、やっぱ問題がある食べ物なんだと思う。
もっと早くに口の中で溶けやすくするとか、大きさを変えるとか、感度の良さがメーカーには必要だと思う。

特に食品メーカーは一度の不祥事が廃業につながる可能性があるし。雪印みたく。
Posted by サンダース at 2008年10月24日 13:23
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