どうもPONです。左下にあります、当ブログの
記事項目ですが「ゲーム」陣営が
非常に「薄い」ようです。
ここらでひとつ「レトロビデオゲームヒストリー」
なるシリーズをはじめようと思います。ウス。
相変わらず、資料性ゼロ。おやぢの思い出話ですがね。
自分がゲーセンで実際に遊んだことのある奴だけ、
あげてゆくことにします。メーカー別で。
(パチモン違法コピーゲームも混じるかもしれません)
今回はこれ、「タイトー」編です。
<タイトー>
☆1977 ミサイルX
これ、白黒画面でね。でっかい筐体で
立ってゲームするタイプ。実は手前に
モニターがあって鏡によって筐体のむこうに
奥行きをもって表示したシステム。
画面奥に地平線があって遠、中、近
各ラインに戦車やら装甲車やらが
左右に行進するんで、自分のトコから
ミサイル発射してやっつけると。
遠くの敵は小さく、距離の都合から
ミサイルを撃ってからのタイムラグのせいで
狙いにくいが、お約束の高得点。
まあ、射的の一種ですね。
あの頃は、ゲーム開発者もまず作ってみよう。
面白いかどうかはそれから、ってイキオイの
時代だったんだな。
☆1978 ブロック
・・たぶん「ブロック崩し」のことなんだろな。
そう判断しながら話を進めますが・・
扱う題材が無機質すぎて、後年のリメイク作
「アルカノイド」に至るまで、どうも好きに
なれません。この系統は。
☆1978 アクロバット
サーカス上空?を風船が左右に3段行き来
していまして、ピエロがシーソーを使って
交互に上空へ。体当たりで風船を割ってゆく
ゲーム。プレイヤーはシーソーを左右に
操作して落ちてきたピエロを受け入れ、
反対側からまたピエロが飛んでゆくわけで
ブロック崩しの亜種とも言え。
ときどき、ピエロが左右にある飛び込み台
のような「デッパリ」に引っかかりつつ、
それでも下に落ちてゆくのだが、
ドットで描かれたに過ぎないキャラ
のクセに妙に痛々しくって・・。
もっと、痛々しいのは落下してきた
ピエロをシーソーで受け入れ損なった時。
地面に叩きつけられ、ピクリともしない
ピエロ。
「・・どうすんだよ、コレ」みたいな
一瞬の静けさの後、「葬送行進曲」の
ワンフレーズが当時の貧相なサウンドで
すばやく流れ、これがまたいかにも
プレイヤーを馬鹿にしております。
なんか、子供心に「ワクワク」するものが
なくって、あまりプレイしませんでした。
☆1978 スペースインベーダー
☆1979 スペースインベーダーpart2
・・今更説明不要ですの。こいつの爆発的
ヒットのおかげでタイトーという会社は
成功したのに、最後には買収されてしまった
ように、良くも悪くも「インベーダー」の
呪縛から抜け出せなかった会社でした。
いいオッサンがゲーム喫茶に繰り出し
100円玉を積み上げてプレイ。
ハイスコアを更新すると、その喫茶店のコーヒー
無料サービス券プレゼントとか、やり過ぎて
機械が100円玉を受け付けなくなったり、
一日に何回も売上金を回収することに
なったり、とかエピソードはつきません。
アニメ、ルパン三世で
「万里の長城インベーダー作戦」なんて
もはやよく解らない話に昇華して登場、
欽ちゃんの火葬対象(←すごいぜIME)
もとい仮装大賞で、合格すると流れる
ファンファーレがUFOの撃墜音だったり
とにかく社会現象でした。
一人で遊ぶゲームだったらそれまでも
「パチンコ」とかもあったわけで、「デジタル」を
感じることのできる初めての存在が「TVゲーム」
であり、その画面や音に未来を感じたのでしょう。
当時の人々は。
ちなみにPONは嫌いでした。
ムリに理由をつけるならば、なんか「広がり」を
感じなかった。単に下手だったからと言うのも
ありますが。
☆1979 ルナレスキュー
これは好きでした。ゲームセンターあらしの
初期にも登場していましたが。
ゲームは大きく二つに分かれています。
大型母船から切り離された、アポロ月着陸船
みたいな着陸船が、理由は不明ながら月に
取り残された人間を救出するため、左右に
流れる隕石群を避けながら強行着陸を試みます。
月には平地があるのですが、狭いところほど
高得点。一度に救出できる人間は1人だったか
2人だったか。
着陸船が人間を収容しますと、先ほどまで
左右を行き来していた隕石群が、なぜか
「UFO」群に変わります。着陸船は天井から
上へ向けて撃が可能なので反撃しつつ、上空で
待機している母船に戻れば得点。
「ギャラクシーウォーズ」と
「スペースインベーダー」の二つが
同時に楽しめるような、なんつーか
けっこうお得感でした。
なんとしても「助けなきゃ!」という
使命感が感じられたゲームでした。
タイトー編2に続きます。
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PONであります。あけまして
おめでとうございます。
今年はぜひ交流を深めて行きたいです。
>このゲームには、ゲートアレイIC、
>SN74LS175Nという部品が
>使われています。
お詳しいですね!その頃の自分はは
ただ単に「子供」として、半導体という
名前も知らずにゲームを楽しんでいたわけ
ですが・・インベーダーのヒットの影に
そんな半導体争奪戦があったとは・・
いや勉強になりました。
これからもよろしくお願いします。
私はこのころ、前の会社で、電子部品の購買仕入れを担当していました。
このゲームには、ゲートアレイIC、SN74LS175Nという部品が使われています。
私に会社の製品にもこのICは使います。このゲームがヒットしたから、このICが市場で不足、手に入れるのに苦労しました。
このゲームにはこんな思い出があります。