とにかく不運、やがて悲しき事件がありました。
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通り魔暴行被害者が1回反撃で
相手は意識不明… 「不運な逮捕」
JR田端駅(東京都北区)で先月末、出勤途中の
男性が見知らぬ男から突然殴る蹴るの暴行を受けた。
恐怖感にかられて1回殴り返すと男は転倒、意識不明
となってしまった。早朝の出勤時間帯で目撃者が
去ってしまったこともあり、男性は傷害容疑で逮捕
された。その後正当防衛が認められ釈放されたが、
普通のサラリーマンが「逮捕される」こと自体、
生活の破壊につながりかねない。
「襲われても反撃するな、ということか」
と男性。通り魔事件が続発する中、自分の身を守る
難しさを考えさせられる。
・【関連】「反撃するなということか」
不運な逮捕…妻との離婚も考えた
8月27日午前6時過ぎ、男が田端駅の山手線
外回りホームで通勤客にいきなり頭突きするなど暴行。
男はさらにホームを降りて線路を横切り、同線内回り
ホームに移動、男性(34)=北区=に襲いかかり、
顔を何度も殴ったり蹴った。「殺されてしまう」と男性が
反撃、男の顔を1回殴ったところ、男はあおむけに転倒
して意識を失った。
男性は駅員に警察への通報を依頼。男性は鼻の骨を
折るなど全治3週間のけがを負ったが、病院で治療後、
滝野川署に任意同行を求められた。
「身を守るために1回殴った」と説明したが、
男は転倒した際に頭の骨を折って重体となり、同署は
(1)目撃証言など客観的な証拠が不十分
(2)男が死亡する危険がある
−ことから、午後5時すぎに傷害容疑で男性を逮捕した。
同署が駅に情報提供を求める看板を設置するなど
捜査を進めた結果、男性が男から一方的に殴られた末に
反撃したとする目撃証言が集まり、最初に襲われた
被害者も名乗り出て被害届を出した。男性は翌28日に
送検され、東京地検の判断で釈放された。
男は今月6日に退院し、傷害容疑などで逮捕された。
調べによると住所不定、無職、山本和弘容疑者(48)。
「覚えていない」と供述しているという。
いきなり襲われた被害者が逮捕される事態になったが、
滝野川署は「目撃証言が乏しい段階で、男性が山本容疑者
を殴って重体にさせたという事実がある以上、逮捕は
適切だった」と説明。白鴎大法科大学院長の土本武司氏は
「正当防衛になる可能性があるにしても、片方の当事者が
意識不明の状態で、片方が『身を守るためだった』と
供述しても、裏付ける確たる証拠がなければ、逮捕は
やむを得ない」と話している。
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>「裏付ける確たる証拠がなければ、逮捕は
>やむを得ない」
この学長の解説も判らなくもない。
この男性は本当にお気の毒だったと思うけれども、
なんの目撃証言もないまま、カタッぽは
自爆して死亡、そこにもう一方の当事者である
この男性だけが残った・・となれば、無闇に
男性の言い分だけを信用するというのもキケンだ。
そんなパターンが通用してしまうと、極端な話、
当事者の事後証言だけで何でも「やり放題」に
なってしまうな。
だからと言って、俺がその男性でも
ゼンゼン納得いかないけれども。
ただ、一応コトの真偽が明らかになって、
この男性の無実が明らかになり、更にそれが
しっかり?とニュースになって表に出るだけ、
日本の社会システムも、まだ少しはマシなところも
あるんだな、と思うことにする。
>無職、山本和弘容疑者(48)。
>「覚えていない」と供述しているという。
クスリか?もともと気の毒系なのか。
本当にハタ迷惑なオトコだ。
そういえば、痴漢された姉貴の仕返しとばかりに
大学生だかの弟が犯人を追いかけて
ドロップキック。当たり所が悪くて
犯人死亡とかいう事件があったな。
なんか、色々と悲しい。
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