2009年01月22日

やった! 喘息の原因特定

<ぜんそく>「原因細胞」を特定 
理化学研、新薬開発に期待
11月17日23時18分配信 毎日新聞

 アレルギー性ぜんそくなど気道過敏症の原因となる
体内物質を作る細胞を、理化学研究所がマウス実験で
突き止めた。ヒトにも同じメカニズムがあると考えられ、
症状を抑えたり発症を予防する新薬の開発につながると
期待される。17日付の米実験医学誌に発表した。

 理研によると、国内のアレルギー性ぜんそくの
患者は約300万人。慢性化すると、気管支拡張薬や
ステロイドなどを用いる対症療法が中心となり、
根本的な治療法は確立していない。発作的なぜんそくや、
せきを起こす直接の原因物質は分かっているが、
これらがどの細胞で、どう作られるのかは不明だった。

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実はワタクシ、喘息持ちでして。
小さい頃は、遠足や運動会など大イベントの後には
だいたい「ゼーゼー」やっておりました。

体育の教師なるオッサンが、根性があれば何とかなる。
長距離を嫌がるのは気合が足らんからだ的
理論を得々と語っているのを見かけるたびに、
だったら俺の気管支貸してやるから、
校内マラソン大会に出て見やがれ。
首が絞められるような苦しさの中、少しでもラク
な姿勢を求めて肩で息をするうちに、ついには
肺が痛くなって肩も凝り、ついでに頭痛までしてくる。
そんな状態で根性とかいってみろってんだ!
とよく、心の中で毒づいたものです。

確かに自分は、長距離走の記録だけみたら
学年でも最低レベルかもしれんけど、
苦しさに対する耐久力、我慢強さでは
学年トップレベルなんじゃないか、と密かに
自負しておりました。そのくらいの誇りでもないと
やってられません。あの苦しさは。

お蔭さまで、体力がついてくるにつれ
年々落ち着いてきまして、もうこの年では
よほどの事がないと「ゼイゼイ」いいません。
それでも、あのロボットの足のような吸入器
「日本グラクソ製」気管支拡張剤インへラーには
何度も助けられました。

なんでも「過ぎたるは及ばざるが如し」ですが
あれの使用しすぎは、心臓などに宜しくないとか
言いますんでね。それと確か10歳以下の子供は
使用禁止だったんで、10歳になって初めて
処方されたとき「なんだ、こんなによく効くなら
もっと早くにくれればいいのに。
今までの苦労がバカみたい。医者もケチだなぁ」
なんて当時思ったものです。

気管支拡張剤も結局は「対処療法」なんで
ちびすけが万が一、喘息になる前に
予防法が確立して欲しいものだ。
頑張れ「理研」。
ダテに「ふえるわかめちゃん」ばっかり
開発している所ではないんだな。

それにしても日本グラ「クソ」
ドイツのメーカーだと思うけれどね。
「ぷぷ」って思ってしまいます。今でも。
同じ理由で「リフレクソロジー」も
なんかシックリいかない自分が居ます。



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 研究チームは、マウスのさまざまな免疫細胞で
遺伝子の働き具合を調べ、肺に多く分布する
ナチュラルキラーT細胞(NKT細胞)にだけ出現する
インターロイキン(IL)−17RBというたんぱく質に
着目。人為的にNKT細胞を欠損させり、
IL−17RBの働きを止めたマウスでは気道の炎症が
起こらないことを確認し、IL−17RBを持った
NKT細胞が気道過敏症を引き起こす「悪玉細胞」
だと結論づけた。

 渡会(わたらい)浩志・上級研究員(免疫学)は
「アレルギーの原因物質にさらされた初期段階で
何が起こるかが分かったことで、ぜんそくが慢性化する前に
予防できるのではないか」と話している。【西川拓】
ラベル:喘息 理化学研
posted by PON at 21:00| ☔| Comment(2) | TrackBack(1) | 記事(喜) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>サンダース様

PONです。ご子息の育児は大変そうですねぇ。
ほんと慣れるまで(そもそも慣れるときなんて
来るんだろうか?なんてつい考えてしまったり
しますが)ブログの更新なんてやっとれん!って
感じだと思います。実際、嫁を見ていると
思います。落ち着いた時間が取れんのですよね。

>うちのだんなもぜんそく持ちなんですよねえ。
ほうほう、同病相哀れむとか申しますが
それはそれは。
それでいて「鉄」でしょう?旦那さんとは
お友達になれますなw

>息子がのどや鼻を鳴らすと、気管支が
>弱いのではと気にしてはります。
旦那様のお気持ち・・よーく解ります。
自分は、喘息のうえに皮膚炎も少々ありました
ので、うちのちびすけがもっと小さいとき、
乳児脂漏性湿疹だとたかをくくっていたら
実はオヤジの遺伝もあってか、食物アレルギー
からくる肌荒れがひどかった時期がありまして。
あの時は嫁にずいぶん苦労をかけました。
(今はおかげさまで良好です)

昔のホームドクターに、
「大丈夫!喘息で死んだ奴はいないよ!」と
いわれたこと(太鼓判??)がありまして
その言葉をよりどころに騙されながらも
PONは今も生きていますw

>我ながら不甲斐ないなあと思ってましたよ
>・・・トホホ
それはとほほな話でありますが、
Qちゃんじゃないけどプロの長距離ランナーは、
痛々しいほどやせているものなので
体格がいい=よい選手にはならんのですな。
長距離には積んでいる荷物は少ないほうがいい。
自分もガタイだけはよかったので、いつも
見た目で、体育会系に期待されてしまう歴史が
あります。毎度裏切ってまいりましたが
とほほ。
Posted by PON at 2009年01月28日 23:52
うちのだんなもぜんそく持ちなんですよねえ。
それが高校生になって発病したらしいです。
工業地帯に住んでたので、『公害病だ』とよく言っています。

息子がのどや鼻を鳴らすと、気管支が弱いのではと気にしてはります。

ちなみに私は小学生時代は体格も良くて健康優良児でしたが、長距離だけはからっきし駄目でした。マラソン大会では、ぜんそくの子と手を取り合ってゴールする程で、我ながら不甲斐ないなあと思ってましたよ・・・トホホ
Posted by サンダース at 2009年01月23日 16:42
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