2009年04月03日

「男たちへ 女たちへ」馬場俊英

「男たちへ 女たちへ」馬場俊英

最近こういう歌が沁みるようになった世代。
とりたてて何かコレってことを
やり遂げたワケでもないのにね。自分。
PON初出は、YOUTUBEで
主に80年代の懐かしいアイテム
ファミコンとかスライムとか・・
そういった画像を流すFLVの
BGMとして使われていた曲。

狙いが「あざとい」といえば「あざとい」んだけども
でもなんか、そう一口に馬鹿には出来ないものが
PONの中には残りました。

「男たちへ女たちへ」
作詞:馬場俊英 作曲:馬場俊英

♪今までにしたことや やって来たことが
 何もかも間違いと 言うわけじゃないけれど


♪遠い昔の頃に 思ってたよりずっと
 大人は臆病で 本当は自信がない


→これはホントそう思う。37歳って
 想像つかないくらいおっさんで大人だった。

♪今夜は雨が街に降りそそぐ
 街灯も街路樹も 雨の中
 ああ 今夜は雨が 街中に降りそそぐ
 懐かしい唄のように そっと染み込んでゆく


♪ランドセル放り投げた 校庭の隅で
 用務員のおじさんが いつもタバコ吸っていた
 煙でまんまるの 輪っかを作ってくれた
 あのおじさんは僕らの ヒーローなのさ


→用務員さんを「用務員のおじさん」と
 気軽に声をかけることが出来て
 おっさんも、校内で、子供の前で
 気軽に喫煙できた時代。
 正論言われたら、黙りこくって
 すべて矯正されるしかないこの世の中。

♪友達と仲直りをしたいなら謝ってきな
 向こうが悪いのに 先に謝るなんて
 そりゃ腹も立つだろうけど 行っておいで
 パパは知ってるぜ オマエは誰よりもかっこいい男


→ぜひ言ってあげたいですねえ。
 ちびがいっちょまえに悩むようになったら。

♪特別なことはなく 新しい事もなく
 ひたすらただそこに 居続けること


→こどもたちにそれが可能だったのは
 当時の大人(親)達が、子供の見えないところで
 苦労を重ねてきたから。

♪いい時もあるけれど 悪い時もあるさ
 どうか負けないで欲しい 大人たちよ


→・・なるたけ頑張ります(苦笑)





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ひっそりと歌詞転載

男たちへ女たちへ

作詞:馬場俊英 作曲:馬場俊英

今までにしたことや やって来たことが
何もかも間違いと 言うわけじゃないけれど
もしも出来るのなら あの頃に戻り
やり直したいこと 誰だって胸の中

遠い昔の頃に 思ってたよりずっと
大人は臆病で 本当は自信がない
小さな頃の夢は もうどうでもいいけれど
探してみたいもの いつだって胸の中

強い風に煽られて どこに行くんだろう
昔少年だった 男たちよ
お皿を洗う為だけに この手はあるんじゃない
あの日少女だった 女たちよ

今夜は雨が街に降りそそぐ
街灯も街路樹も 雨の中
ああ 今夜は雨が 街中に降りそそぐ
懐かしい唄のように そっと染み込んでゆく

ランドセル放り投げた 校庭の隅で
用務員のおじさんが いつもタバコ吸っていた
煙でまんまるの 輪っかを作ってくれた
あのおじさんは僕らの ヒーローなのさ

夫婦喧嘩ばかりの 横丁のラーメン屋
去年親父が死んで この春店を閉めた
雨ざらしの看板が 錆びても忘れないよ
かつて ここで闘った 男が居たことを

今夜は雨が 街に降りそそぐ
語られることのない 無名の魂たちよ
ああ 今夜は雨が 酒のように降りそそぐ
雨音に濡れながら そばで話聞かせておくれ

友達と仲直りをしたいなら謝ってきな
向こうが悪いのに 先に謝るなんて
そりゃ腹も立つだろうけど 行っておいで
パパは知ってるぜ オマエは誰よりもかっこいい男

女は弱いもの 優しくしてやりな
ママだって女だから 大事にしてあげな
湯舟に浸かりながら 男同士の約束を
息子と交わすだろう 息子がいたならね

今夜は星が 街に降りそそぐ
今日は親父として 空見上げる男たちよ
ああ 風呂上りの空に 星たちが降りそそぐ
長い長い旅を始める 子供たちと 大人たちの瞳に

僕たち兄弟が まだ幼かった頃
今よりも小さな 家に住んでいて
隣には従姉妹の家 おじさんとキャッチボールした

反対側の家には 大きな犬がいた
観客が誰もいない 映画館の
スクリーンには声のない 映画が映ってる
そこでは 小学生の僕が ふざけてはしゃいでる
その向こうでは家族が 夕飯を食べている

特別なことはなく 新しい事もなく
ひたすらただそこに 居続けること
ただひたすらただそこで 踏みとどまること
スクリーンには声の無い 映画が映っている

今夜は風が 街を吹きぬける
街路樹が揺れながら 夜の詩を唄う
ああ 今夜の風に 根を張り立つ木々たちよ
その下のサナギたちよ 君の詩をそっと 
聴かせておくれ

ねえ 女たちよ 男たちよ
ほんとに不思議だよね 生まれて死んで行くこと
いい時もあるけれど 悪い時もあるさ
どうか負けないで欲しい 大人たちよ

僕は夜を走る 夜の街を走る
走り出せば風は吹き 立ち止まれば風は止む
ねえ 雨のように泣きたいね 風のようにやりたいね
星のようになりたいね 僕らの明日のために

今夜は星が 街に降りそそぐ
聴かせて 歯をくいしばる 男たちのために
ああ 今夜は星が街中に降りそそぐ
聴かせてよ 涙こらえる 女たちのために

愛することしか出来ない 大人たちのために

ラララララ、、、語られることのない 無名の魂たちに
ラララララ、、、いつかどこかで聴いた 懐かしい

あの 懐かしい唄のように 染み込んでゆけ
posted by PON at 21:00| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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