2009年06月16日

イタリア軍はなぜ弱いのか?

【イタリア軍はなぜ弱いのか?】

 それは愚問である。
 旨い物を食い、好い女と寝る。
 これ以上の幸せはあるのだろうか?
 人生は謳歌するもんだよ


イタリアは素敵なのです。
いろんな意味で。
結構古い話なのですが、PONが
好きなエピソードなんで開陳しておきます。

元ねたはココ↓「バカ大集合よりイタリア軍編」
http://2chart.fc2web.com/itaria.html

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■「ジェット燃料を管理する部門が無い

 1999年10月、イタリアの空の玄関ローマ空港で、
 ジェット燃料の備蓄が0になると言う出来事が
 あった。
 当然、燃料補給する予定だった、航空機は飛び立てず
 ローマの空は大混乱。原因は、燃料の備蓄管理をする
 部門が無かったかららしい。

 それまでは、燃料の備蓄が、少なくなって来ていること
 に気が付いた部門が、燃料を発注してきていたと言う
 話で、その時は、気が付いた人はいても
 「まあ、誰かがちゃんとやっているだろう。
 「誰かが、やっていたら、二重発注になるし・・・」
 で、誰も発注していなかったらしい。

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さあ、ツッコミを入れましょう!

イタリアの空港の皆さん、
あんたらの扱っているものは
会社の事務用品じゃないんだから!

ジローラモ・パンツェッタ氏曰く

「イタリアは10%の真面目な国民で支えられている」

なんだそうで。解からなくもないな。
一方、あるいは「都市伝説」っつーか
国民性をネタにしたジョークの部類なのかもしれないが
こんな話もあります。

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■【国や民族という意識が無い
 あるイタリア軍の兵士が夜中に目を覚ますと
 小隊長がどこかに行こうとした。
 部下の兵士はどこに行くのかと訊ねた。
 すると隊長はこう答える。

「俺は国のためには命をかけない。
 俺は奴隷じゃないからな」

 荷物を整えながらその隊長は歯をキラリと光ら せ、

「俺が命を賭けるときは
 惚れた女を守るときだけだ!」

 と、笑顔でさわやかに言うと戦線から離脱していった。
 部下は引きとめた。

「隊長!待ってください!」

 そして振り向いた隊長に部下はこう言った。

俺も一緒に行きます!」と。

 かくして朝になり、他の隊員が目を覚ますと
 隊員の数は減っていた。日が経つに連れ、
 一人減り、二人減り・・・・そして、イギリス兵と
 戦う前にその小隊は姿を消した・・・・

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有名なジョークでは、ドイツの老人が
日本人を見かけると「今度はイタ公抜きでやろうな!」
と声をかけてきたとかいう話を聞いたことがあるが
イタリア軍はヘタレで有名。
でもあの国の兵隊(男性)は、国家や主義のためだと
弱いが、「女」や「ロマン」がかかっているときには
つまり自分が「白馬の騎士」「英雄」であるときには
めっぽう強いらしいよ。

あのアメリカ海兵隊を相手に一歩も退かなかった
話もあるくらい。

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■【個人の勇気や才覚で
 闘いに望むときのイタリア人は強い


 ソマリアに国連軍が派遣されていた時、ちょっとした
 感情の行き違いからアメリカ海兵隊とイタリア軍の
 部隊が戦闘
になってしまった。
 (イタリア軍が検問から解放したソマリア人を
  アメリカ海兵隊が連行しようとして揉め事になり
  隙を見て逃げようとしたソマリア人をアメリカ兵が
  射殺。それをきっかけに撃ち合いに)、
 その時イタリア兵は逃亡も降参もせず、上層部が事態を
 収拾した時にはアメリカ海兵隊を圧倒していた
 (被害は双方ほぼ同数)。

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・・人間を生き物と見た場合、イタリア人の方が
よっぽど「まっとう」なのかも知れない。
負けだからといって「自決」する国民よりも。
どうも、ニッポンもドイツもまじめすぎ
国歌存亡の淵まで戦争しちゃうのかも。
戦争は所詮殺し合いなのだから、まじめにやらず
イタリア人気質くらいでちょうどよいのかもね。
国家の存亡なんてじつはたいした事ない事なのかも。
実際、イタリアはあんな調子で戦争しても
国家として滅んでいませんし。

また続けます。

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【捕虜となったイタリア人】
オーストラリアで日独伊の三カ国の捕虜がいた
ドイツ人は集団で穴を掘り収容所から
脱走しようと試みた。
日本人は集団で自決をしてしまった。

イタリア人の捕虜は収容所の門が必要ないくらい
おとなしく近くの女の子をナンパして、
出来てしまった人もいたという・・。

ラベル:イタリア軍
posted by PON at 21:00| ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | 軍事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>北斗殿

>「ドイツ」がプロイセンを中心に統一される
>時は大戦争があった訳ですが、その後は
>東西に分断されるまで内戦は僅少(の筈)
そーなの?ああ、北斗氏は世界史しかも
ナポレオンをはじめとする西欧史に
たしか詳しかったですね。
思い出したよ「ランペルール」

>それに引き替え、「イタリア」が
>サルディニアを中心に統一されただけでも
>奇跡に思えるのに、よくもまあ、
>その後分裂しなかったもんだ
>・・・というのは偏見ですかね?
ええ偏見ですよw別にイタリア人は全部
無政府主義者って訳でもないでしょう。
平和に女と食と酒を謳歌できる
環境を用意してくれる集団があるならば
それでヨシなんじゃないですか?

>「砂漠に孤立した伊軍を英軍が
>救出に行ったらパスタを茹でてた」
ああ、コレ有名な話ですよね。

ご紹介した「バカ大集合」にありますが
大戦末期、イタリア軍と米軍が
「もうどうせ終戦なんだから」と
どちらかと言うこと無しに、
手抜きで戦争してたら、伊軍ピンチとみた
ドイツ軍が応援に駆けつけ、結局
大戦争になってしまったww
ってハナシ、大好きです。
Posted by PON at 2009年06月24日 12:52
>サンダース様

>大阪人も弱かったらしいよ。
>「またも負けたか第八連隊、なんとかかんと
ほうほう・・サンダースお父様も実は
ミリタリ(歴史)好きとか?
検索してみた↓
http://bbs16.meiwasuisan.com/bbs/bin/read/history/1221093042/l50

結局ほぼ根拠はない模様。戦国時代とは違って
大規模近代戦ともなると、あんまり地域差に
よる部隊の精強さとか大差ないのでは?
東北地方の部隊が寒さに強いかと言えば・・
PONの友人の道産子なぞ、暖房器具
大好きですし。

したり顔で、当時の軍事(国際政治?)マニア
市民が無責任に言い出したことなんでしょう。
たぶん。

>久米宏(だったかな?)が「大阪は外国だ、
>日本のイタリアだ」とか言ってたような
>気がする・・・
うーーん。決して「上から目線」発言だと
取らないでいただきたいのですが
関東でずーっと育った自分には確かに
大阪の人はなんか違うなあって違和感は
ずっと感じてます。いいとか悪いじゃなくって
ただ「ちがうなあ」と。
その詠嘆の中には、彼らに対する
憧れ」もかなり「含まれていると思います。

かんけーありませんが、自分は大阪弁というか
関西の言葉を話す女性には「!!」と
思うときがありますね。

そういえば、昔一緒に仕事した中国人が
上海人は「関西人」北京人は「東京人」に
似ているなあと言ってました。
タクシーに乗るとすぐわかるよって。
上海タクシーの運ちゃんは
「もうかりまっか?」で
北京タクシーの運ちゃんは
政治のハナシしかしないんだって。
面白かったな。

イタリアは都市毎に興隆したので
我が国意識よりもわが街意識の方が
強いとも聞きますが・・さて。
Posted by PON at 2009年06月23日 13:07
「ドイツ」がプロイセンを中心に統一される時は
大戦争があった訳ですが、その後は東西に分断されるまで
内戦は僅少(の筈)。
それに引き替え、「イタリア」がサルディニアを中心に
統一されただけでも奇跡に思えるのに、よくもまあ、
その後分裂しなかったもんだ・・・というのは偏見ですかね?
「砂漠に孤立した伊軍を英軍が救出に行ったらパスタを茹でてた」
というネタが、ネタに思えないのは当方の偏見ですけど。
Posted by 北斗 at 2009年06月22日 23:38
大阪人も弱かったらしいよ。
「またも負けたか第八連隊、なんとかかんとか」って言葉を父に聞いた事がある。

久米宏(だったかな?)が「大阪は外国だ、日本のイタリアだ」とか言ってたような気がする・・・
日本は一回負けただけだから、強いんだけど・・・イタリアと一緒に足引っ張ってゴメンね(汗)
Posted by サンダース at 2009年06月18日 18:01
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