2009年05月15日

だむこ

「だむこ」

ダム湖、ダムでできた湖。
だむこ」ひらがなにするとなんか可愛い。

キムコ」って冷蔵庫用脱臭剤もあったけれど
ゲームメーカーは「ナムコ」だ。

ケムコ」ってゲームメーカーもあった。
同社からのFC「銀河英雄伝説」を中古(300円?)
で購入、遊んだことがある。帝国軍側でしかプレイ
できないし、どこまで行っても所詮は
ファミコンなんでデキはまあ・・ね。
んで栄えある銀河帝国宇宙軍第一艦隊を
あの「オーベルシュタイン」が指揮しているのは
さすがにどうかと思った当時。
(ラインハルトは全軍指揮だったんで直接艦隊を
 担当してはいなかった気がする)
原作にだって、たしかラインハルトはオーベル氏に
艦隊指揮の能力なぞハナから期待していないとか
言っていたと思うよ。それなのにまあ・・。

敵艦隊が、○○星域にミラクルヤンの13艦隊
(正確には「ダイ13カンタイ」と非常に
 読みにくいカタカナで、副官のキルヒアイス氏が
 報告してくれます。仕方ないです。
 だってファミコンですから)
だったりするとマジ憂鬱になる。たった1個艦隊で
帝国軍3個艦隊ぐらい簡単に宇宙から消滅しますから。

ちなみに「キムコ」をIME氏に変換させると
「旗婿」だそうです。「フラッグシップ」のお婿さん?
一婦多夫制かな。母系社会。違うか。

つまり「だむこ」ってPON的にカワイイ、そう
書きたかっただけなのです。
ダム関連でお役所がまたやってくれましたよ。

水たまらぬダム…想定以上の浸透、
 給水延期に農家が批判


3月2日3時3分配信 読売新聞

 農林水産省が熊本県産山(うぶやま)村に建設している
農地かんがい用の大蘇(おおそ)ダムで、ダム湖の水が
想定以上に地下に浸透して計画通りに貯水できず、
2009年度から予定していた給水を出来ない事態と
なっている。

 同省は、08年度の事業完了を1年先延ばしして
対応を検討するが、給水開始の見通しは立っていない。
同省の不手際に対し、受益農家や識者からは批判の声
が上がっている。

 地元の同県阿蘇市などによると、ダム湖の地質は
主に阿蘇山の噴火に伴う火砕流の堆積(たいせき)物で
水を通しやすい。同省は、同規模のダムと比べて約3倍
の約730か所でボーリングを行うなどの地質調査を
実施したうえで着工。浸透対策として、ダム本体周辺
やダム湖の岸で地中にセメントを注入するなどした。

 しかし、ダム本体完成後の05年から始まった貯水
試験で、1日の浸透量が想定(2500トン)の
16〜2倍の4万〜5000トンに上り、農地への給水に
支障が生じることが判明。08年2月頃に関係自治体に
説明し、浸透問題の調査を実施したが有効な手立ては
見つからずにいる。
09年度政府予算案ではダム関連費として1億9000
万円を計上。引き続き浸透状況を調べ、追加工事の
必要性を検討する。

 今後の見通しについて、地盤工学を専門とする
北園芳人・熊本大教授は「まず、どこから漏れているか
特定する必要がある。合成樹脂などを流し込むことで
浸透を防ぐことは可能だが、相当の時間と費用がかかる
だろう」と推測する。

************************

記事は後にも続きますが・・でましたよ。
平素は計画の見直しや改革なぞ考えもしない
くせに、結果がまずい事になったときの
役人最強の呪文(言い訳にもならない言い訳)

>同省九州農政局は「事前の地質調査では
>これほどの浸透は予見できなかった。」

自分たちはやることはやった。けど想定できない
ことが発生しちゃったんだから仕方ないじゃん
ってことで。


無駄遣いの歴史がまた1ページ・・

************************
管理人モチーベーション維持のため
クリックしていただけますと助かります!
  ↓ ↓ ↓
e8c67347.gif

追加工事負担4県市「困難」
 ダム完成後は土地改良法の規定に従い、事業費の
一部として大分県が約66億円、同県竹田市約23
億円、熊本県約19億円、阿蘇市が約5億円を負担
する見通し。追加工事を行えば負担は増すが、
4県市は「財政状況は厳しく、新たな負担は困難」
と声をそろえる。

 受益農家でつくる荻柏原土地改良区(竹田市、組合員
約700人)の山村英治事務長(55)は
「どうして水がたまらないダムになったのかを
 農家にきちんと説明し、早く対策を講じるべきだ」
と訴える。同省九州農政局は「事前の地質調査では、
これほどの浸透は予見できなかった。水を待ち望んでいる
方々には大変申し訳ない。対応策を整理したい」と
コメントしている。(佐々木浩人)

 大蘇ダム 阿蘇外輪山東部の熊本県阿蘇市、産山村、
大分県竹田市にまたがる農地2158ヘクタール
(受益農家1445人)へのかんがい用水供給を
目的とする。
1979年度に事業が始まり、産山村の標高675
メートルにある大蘇川上流に2004年度、ダム本体
(高さ約70メートル、長さ約262メートル)が
完成した。
ダム湖は満水時面積0.28平方キロ・メートル、
貯水量430万トン。総事業費は当初130億円だった
が、地盤強化工事などで費用がかさみ、593億
5000万円に膨らんでいる。事業は87年度に完了
予定だったが、20年以上ずれ込んでいる。

************************

>総事業費は当初130億円だったが、
>地盤強化工事などで費用がかさみ、
>593億5000万円に膨らんでいる。
総事業費の見積もりってのは、いくら「暫定」で
「ざっくり」とは言っても、イチバンかかりそうな
事態も想定して算出するもんなんじゃないか?

ワザと最低ラインで算出して、まず関係諸方面の
許可を引き出すことだけが目的だったる気がして
ならない。
まったくもって役人の算出はアテにならない。
・・だから役所って、一緒にお仕事する民間業者
にとってはオイシイ存在なんだね。


阻止限界点(これ以上はムリってところ)を
決めておけばいいのに。
「自分たち(役人)の存在意義を示すには
 とにかく幾らかけてもいいから完成させること」
役人はそれだけを信じているフシがある。

農林水産省九州農政局のトップは
責任とって退職金ナシだな。
(10階級くらい降格でも可)
既にOBの方は返還請求ってことで。
posted by PON at 21:00| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 記事(怒) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。