最近、お気に入りのギャグ漫画につきまして
短評というかご紹介を。
「鬼龍院冴子探偵事務所」
三上龍哉
なんつーか、絵柄は昔の漫画「イオナ」で
「GS美神極楽大作戦」みたい。しかしながら
「GS〜」ほど真面目にギャグ漫画をしていない。
その脱力感がいいんだろう。観たそばから忘れて
ゆくようなそんな内容。
スゴイのかスゴクないのか、理屈抜きで
いつも結果オーライな美女、鬼龍院冴子と
探偵事務所の助手を無理につき合わされている
高校生(自分にも名前がわかりません)+ヘンな
キャラクターで構成。超常識人である高校生の
ツッコミがよろしい。
「みんな生きてる」
原克玄
ちょっと変わった動物が身近にあふれている、
動物と人間が普通に会話する世界。
ヤドカリスライス三部作(ヤドカリスライス=ヤドカリ
が前部、中部、後部にスライスされてしまい、なぜか
各部とも生きていて、中部の「ぼく」が、前部兄と
後部弟を探し旅をしながら人々に出会う・・という、
今こうして書いてみても、この漫画を観た事ないヒト
には「さっぱり」だろうなという話)が面白かった。
以上「スピリッツ」で連載。
「アゴなしゲンとオレ物語」
平本アキラ
昔は安定して面白かったのだが、
最近はシュール&オゲレツに走りすぎて
つまんなくなってきてる。
その分、安定して面白いのが・・
「セクシーDANSU☆GAI ユビキタス大和」
ルノアール兄弟
セクシーギャグとか銘打っているが女性のコメディ
ではなくって、新宿2丁目系がお喜びしそうな
主人公、ユビキタス大和
(プリンとした桃尻とセクシーダンスが売りの男性)
の話。彼と彼のことが超お気に入りで雇用主の
蕎麦屋の店主、その息子でほとんど話が進む。
息子は常識人で、であるからこその突っ込み役
だが、息子がマジに可哀想に思えてしまうほどの
二人の暴走ぶりは一見の価値あり。絵でかなり
好みが左右されるけど。
もっとも、正直なところ、スタートダッシュの疲れか
ここのところあんまり笑えないという回もチラホラ
ある。
以上「ヤンマガ」で連載中。
最近のこういった「ギャグマンガ」は、いわゆる
近年のお笑いブームの影響をかなり受けていると思う。
(あるいはダウンタウンやとんえるずのコントを
観て育ったに違いない)
キャラのたった妙な奴が繰り出すボケを
適確にツッコむ。適度にノリツッコみも織り交ぜて。
芸人がそのままコントにできるもんな。
これでちょっと可愛い女の子が脇役で描ければ、
ほぼ小ヒットは間違いないでしょう。
後はどれだけお笑いのネタストックが続くかというだけ。
こういう、一話完結系のギャグ漫画のほうが
前後の話を知らなくてもいいので非常に助かる。
PONのように読んだり読まなかったりの人間に
とっては。
けど個人的に、ヤング○○系のコミック雑誌
「モーニング」「ヤンジャン」とかその辺の分野にて
集英社系のはいずれも面白くない。
なんでだろ。
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「食べれません」
風間やんわり氏の「食べれません」は
これまた安定して面白い。10本に
1本は面白いネタがある。この人は頭いいね。
第二のいしいひさいちさんだ。
絵なんか記号で、ネタで勝負するタイプ。
同様な漫画家は「エレキング」の大橋ツヨシ氏。
・・しかし後何年経過したとしても、
風間やんわり氏の漫画が、ジブリの手でアニメ化
ってことは「絶対」ないだろうな。

