2009年06月03日

世界の中心で愛を叫ぶ (TVドラマ)

「世界の中心で愛を叫ぶ」

嫁の「お涙」ちょうだいモノブームに乗って
PONも観賞いたしました。映画ではなく
TVドラマ編です。「絶対彼氏」の後半が
近所のTSUTAYAで借りられていたらしいので。

あらすぢというか紹介
あのベストセラー小説がついにドラマ化!
感動の物語は、まだ終わらない……

 片山恭一氏の原作『世界の中心で、愛をさけぶ』
は、2001年4月発行以来、現在306万部を超え
ベストセラー記録を更新中、映画化作品も大ヒット
している。
 少年期に一途に愛した大切な人を失った男性の、
「喪失感」から始まる魂の彷徨の物語??
奇跡の純愛小説といわれる『セカチュー』をドラマ化。
 ドラマは、彼女の死という事実から逃げることで、
17年間ほとんど隠遁生活をおくってきた
主人公・朔太郎が、いま、彼女の思い出と対峙し、
癒えることのない傷に新たな痛みを感じながらも、
またあの時のように生きたいと一歩踏み出すまでを描く。

 主人公・松本朔太郎(=サク)の高校時代を
山田孝之、17年後の朔太郎を緒形直人が演じ、
現在と過去が交錯しながらストーリーは展開する。
ヒロイン・廣瀬亜紀役には、オーディションで
723名の中から選ばれた綾瀬はるか。このほか、
三浦友和・桜井幸子・手塚理美・松下由樹・仲代達矢
ら演技派が脇を固める。また、ブームを盛り上げた
一人である柴咲コウがドラマの主題歌を唄う。
純粋で哀切な原作に忠実に、映画ともまた異なった
ドラマ・オリジナルストーリーでお送りする。

************************

・・ロケ地は西伊豆(松崎のあたり)をメインに
電車のシーンは伊豆急(東伊豆)かな。
PON的に気になった所だけを列記しますと 

・主人公亜紀を演じる綾瀬はるかさんがグウ。
 とっても透明感あって、TVで急に露出度がアップ
 するってのは、こういうドラマに出演することの
 相乗効果なんですな・・とここまで書いてドラマの
 HPをチェックしたら、彼女はこのドラマの
 オーディションで世に出たんだとか!ほほう。
 映画版では長澤まさみさんが演じてたみたいですが
 綾瀬はるかさんのほうがはるかにエエね。

・死に行く愛娘に何もしてやれない父親の苦悩を
 演じた三浦友和さんもグッド。
 あのひと、さよならジュピター(1984)では
 駄目だこりゃと思ってたけど、年を重ねるにつれて
 よい俳優さんだと思うようになりました。
 「流星の絆」では、○○を救うために敢えて
 修羅の道に入った「刑事」役だったんで、
 おいおい今回も娘のために殺人かい?と
 思ってましたが、そんなこともなく。そらそうだ。

・若い二人を厳しくもあたたかく見守る体育教師役が
 松下由樹さん。教師役が板についている。
 まず最初にかるーくショックだったのは、彼女が
 ドラマのサブヒロイン役ではなく、若い連中を
 見守る立場であること。そうかもうヒロインじゃあ
 ないのか・・。 

・17年間、生きながら死につづけ成長した主人公の下に
 あらわれる第二の「亜紀」ちゃん役桜井幸子さん。
 こちらは子持ちバツイチ。いーね。さっちゃん。
 笑顔がイイ。青春時代に「綾瀬はるか」で、壮年に
 なって「桜井幸子」と出会うなんて、この主人公結構
 女運上々じゃん、あんま不幸な気がしないねーと
 嫁と合意しました。

・ヒロインの母親役が手塚理美さん。
 自分は「ふぞろいの林檎」をよく観ていたんで
 お久しぶりのお顔拝見で嬉しかったですが・・
 「三浦友和」×「手塚理美」=「綾瀬はるか」かあ。
 チョーヤの梅酒のCMで音無美紀子さんの実娘が
 出てたけど、モノマネどころではない100%の
 コピーぶりには驚きましたけど、まあ関係ないや。 

・映画の予告編は何度か観て、グッタリしたヒロインを
 空港内で抱きかかえ、「誰かぁ助けて下さい!!」と
 叫ぶシーンを楽しみにしていたのですが、TVドラマ
 ではそんな描写はありませんで。
 このドラマは映画を引き伸ばしたものではなく、
 あくまでオリジナルなんだ、という製作者の意図が
 感じられました。映画の場合はたった2時間で
 「スーパーお涙モード」にもっていかねば
 ならん都合から、料理で言えば、塩多め濃い味付けに
 してあるのでしょうな。

このドラマで、PONが一番印象に残るシーンを
ひとつだけ。ヒロインがまだ元気だった最後の夏休み、
無人島に皆でキャンプに行き、本土に戻ってきた瞬間、
ヒロインがスローモーションでぶっ倒れます。

予兆が現実になった瞬間。

状況が理解できず、埠頭でおろおろする主人公の元に、
はるかかなたから救急車がお尻振りまくって大接近!
ドリフトかまして急停車。
すかさず救急車から三浦友和パパ発進。

救急隊員→娘収容
パパ→主人公をブン殴る
救急車→主人公以外を全員収容後、急発進
主人公→ボー然

なんだこのコンボは。西部警察か?(笑)

「ここでひとまず笑っとけ」という
製作者側のメッセージと解釈しました。
そんなとこばっかり目が行くからな。



もう少しお酒が入っていれば
もうちょっとウルルしたかもしれません。
 
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・「サク」ちゃんと呼ばれる主人公。
 「ザク」じゃなくって良かったね。
posted by PON at 21:00| ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>サンダース様

>私もコレ見た〜
おお、ご覧になられましたか。

>あんまりドラマって見ないんだけど・・・
自分もです。記事の通り、嫁の横で
たまたまです。でもそのたまたまってのも
たまーにはいいんですよね〜。
自分の知らないところへドライブで
連れて行ってもらえるような気分。
外れた時はそらガッカリですが。

>確かに、あの救急車のシーンは
>すんごく変だったよね〜
>そんなアホなって突っ込んじゃう。
おおよかった。自分だけかと思ってました。
嫁も爆笑してましたけど。

>映画も見たけど、ドラマの方が面白かったな。
ほほう、映画は短期決戦型なんでね。
二時間で面白いかよりもいかに泣かせるか
ですからね。でもヒライケンの主題歌は
あっちにしかないんだよなあ。
うむむ。
Posted by PON at 2009年06月24日 13:00
私もコレ見た〜
あんまりドラマって見ないんだけど・・・
確かに、あの救急車のシーンはすんごく変だったよね〜そんなアホなって突っ込んじゃう。

映画も見たけど、ドラマの方が面白かったな。
Posted by サンダース at 2009年06月05日 11:22
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