だーかーら、独自にVF−1J作ればいいじゃんよ。
景気高揚につながるでしょう?

これがVF−1J。
VF−1Jの「J」は文字通りJapanの「J」
だそうですよ。設定では。新日本重工社の改修だったか。
アーマードバルキリーといったオプションも
劇中ではVF−1Jしか装着していなかったので
アレはVF−1J専用装備なんだ→新日本重工社開発だ
と裏設定が増殖した模様。
統合軍と統合政府が成立する生みの苦しみだった
世界戦争において、日本は結果的に大きく貢献、
「自衛隊」も「軍」として遅まきながら世界デビュー
したって経緯があるらしい。
そういえば昔やったマクロスのゲームでは、主人公
「一条輝」とその仲間達ばっかりが輝かしく活躍する
「スカル大隊」の横っちょで、ゲームオリジナル設定
だったと思うけれど、「パープル大隊」ってのがあって
そこの隊長は、航空自衛隊出身だったような・・。
ま、それくらい、マクロスってのは日本人が重きを
成している世界だということですよ?って、
そんな話はともかく・・。
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<F22生産中止>日本の防空、見直し必至
4月8日1時14分配信 毎日新聞
米国が6日に空軍の最新鋭ステルス戦闘機F22ラプター
の生産中止を発表した。F22は航空自衛隊の次期主力
戦闘機(FX)の本命だったが、米国が禁輸措置を取って
いた。その措置が解けないまま調達は不可能となる公算が
大きく、日本は防空戦略の大幅な見直しを迫られる。極東の
軍事力拡大を進めるロシア、中国への対応をにらみ、年末に
改定される防衛大綱・中期防衛力整備計画(中期防)の
大きな焦点となりそうだ。
防衛省がFX候補に挙げるのは、F22に加えて米英
などが共同開発しているF35、欧州の共同開発による
ユーロファイター・タイフーンなど6機種。中でもF22の
防空能力は群を抜くとされる。このため「1飛行隊(約20機)
でもいいから欲しい」(自衛隊幹部)と本命視され、
防衛省は先端技術の流出を恐れて輸出を禁じた米国と
交渉していた。
だが今回の決定で、禁輸措置が解けないまま米国の発注が
終わればF22は自動的に生産中止となり、日本が調達できる
可能性はほぼなくなる。対抗馬であるF35は調達時期の
見通しが立ちにくいなど、
「他の候補は帯に短したすきに長し」(同省幹部)という。
空自は現在の主力戦闘機F4の退役を遅らせ、現中期防で
予定された後継機の調達を先送りして選定に備えてきた。
近年の原油高騰でロシアは極東配備を増強している。中国の
国防費も増え続けている。省内では
「中露が日本の安全保障に大きな脅威になってからでは遅い」
と選定がさらに遅れることを懸念する声は多い。【松尾良】
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PONの知り合いの中に、軍事マニアでいることに
飽き足りなくなり、関係者になりたい!と、本気で
パイロットを目指している「ナイス野郎」がいる。
その彼と軍事ネタで盛り上がっていたときに聞いた話。
上の記事にあるように「F22ラプター」とは、
アメリカの誇る最新鋭スティルス戦闘機なのだが
この戦闘機、主に機密保持の関係から、
なんとマニュアルが無い。
すべては専任教官からの口伝。
英語いえばマウストゥーマウス。ちょっと違うが。
とにかく、「体で覚えろ!」な戦闘機なんだって。
すげーー、北斗神拳かよ。
しかも一機当たりのコストは約1億4200万ドル
2006年時点での米国生産予定数は183機。
現在、嘉手納に12機、グアムに6機。
キルレシオ(こちらが一機撃墜される間に敵の
ヒコーキを何機落とせるか?の割合)は
F−16だかを相手に1:144くらい
だったとか(この辺、しっかり調べてませんが)
つまり、かなり単純にいってみれば6機で
144*6機分の戦力に該当するわけだな。
まさに一騎当千。
自衛隊の関係者が
「他の候補は帯に短したすきに長し」という
気持ちも解からんでもない。
けど、無論訓練用ではあるが、未来に向けてホントに
ヒコーキに乗ってる彼に言わせますと、
それだけ非常にデリケートな機体であり、ガンダムで
いえばアレックスみたいなモンなんだとか。
端的に言って、あんなビミョウな操作が可能なやつは
バケモン(要はアムロ級)。
自衛隊のF−15イーグルドライバーといえど
飛ばすのがやっとといったところだろうとのこと。
彼は更に言う。あんなのを次期主力戦闘機に!
なんて考える官僚や政治家は、何でも欲しがる子供と
いっしょで、警察のパトカー選定に、カタログスペック
だけでテスタロッサを選んでしまうようなもんだ、と。
なるほどいい得て妙だ。
実際のところでは、F−15改をアメリカで開発中
なんで、それをめぐんでもらうか、自分で改修、
もしくはスーパーホーネットがよいところだろう。
以上、謹んで元防衛大臣(現農林水産大臣)に
報告するものです。
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だから、こんなことになってます・・
米国:ステルス戦闘機が墜落 加州でテスト飛行中
【ロサンゼルス吉富裕倫】
25日午前10時(日本時間26日午前2時)ごろ、
米カリフォルニア州のエドワーズ空軍基地から
北東約56キロの乾燥湖付近で、米空軍のステルス
戦闘機F22Aラプターがテスト飛行中に墜落した。
操縦していたパイロット1人の安否は不明。
同機は1機あたりの価格が約1億5000万ドル
(約147億円)と米空軍の中で最も高価な戦闘機で、
オバマ政権は来年度の国防予算で生産継続を認めるか
どうか検討中といわれている。
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前にも記事にしたけれど
自衛隊の最新鋭支援戦闘機F−2
平成のゼロ戦とか不思議な持ち上げ方をする
マスコミもあったようだけれど、
あれの飛行中に操縦桿が折れてしまったことがある
(パイロットは無事生還)
そもそもF−2も結構前に想定生産数の
2/3くらいで生産中止となってしまった。
理由も開発費用が予想以上にかさんだことも
さることながら、
それだけかかって結局「不良品」しか
生み出せなかったコトが
もう隠しようもなくなってしまったから・・
というのが真相の様子。
これも例の彼に言わせると、F−2はキャパ不足
(もともと設計に余裕が無いのにゴテゴテ追加したので
かなり無理がある設計)なのに加え、
機動性をもとめる→空力圧力により→
外から圧迫される→操縦桿が重くなる
→操縦桿が折れる
ということだったらしい。
それでも懲りずに三菱重工は、零戦という老舗
のプライドからか、現在F−2の改良機を作っているが
陽の目を見ることは無いだろうとのこと。
なんか、技術立国が聞いてあきれる話だな。
そして、そのツケはいつも現場が被るわけ・・。
寒いのう。
雫石さんが軍事にもお詳しいとは・・
考えてみればSFファンであれば
必然的に?そうなりますかね。
>今時、F22のごとき高性能な戦闘機が
>必要でしょうか。ソ連が健在だったころは、
そうですねえ。今必要なのは超高性能戦闘機
ではなくって、レーダー、ミサイルを
組み合わせた防空システムの更なる充実
かもしれません。
>どうしても持ちたければ、対地攻撃に
>特化した攻撃機があれば充分
確かに水際防衛に攻撃機も重要ですね。
ただ自分は日本が建前の通り「専守」なので
あれば迎撃機(制空機)こそ、メインに
おくべきと考えます。
仮想敵国を中国だとして、中国の戦闘機数は
作戦機2,000機くらい。スクラップに近い
ヒコーキが大半を占め、全部を動かせるはずも
無く、また広大な領土の防空にも必要なので
ほとんど前線(日本領空)に来ないでしょう。
F15に対抗できる最新鋭機が200機程度。
全力で戦争するとして、最前線に出てくる
中国軍機は半分と見積もって100機。
しかも日本はバッチシステムに基地や
イージス艦船の防空システムがバックアップ
についているホーム戦・・であるならば
もうしばらくはF−15を改修することで
なんとでもなりそうですね。
>本当は、敵に対抗するためではなく、
>産軍複合体のおじさんたちにとって
>ひつようなのでしょう。
そうですね。金づるですから。
「雫石」と聞いて思い出すのは
やっぱりあの事故ですね。これは余談です。
今の世界でF22が必要なほどの高性能な戦闘機はないでしょう。
直近の戦争でいえばイラク戦争ですが、その時の戦闘機の任務は対地攻撃でした。また、アメリカの今のところの仮想敵になりそうなのは、中国ですが、かの国の戦闘機相手ならF15で充分。北朝鮮となるろファントムでもOKでしょう。
馬車がスピード違反しているといって、フェラーリのパトカーで追跡するようなもんです。
ほんとうは、こんな人殺しのモノはない方がいいのですが、どうしても持ちたければ、対地攻撃に特化した攻撃機があれば充分でしょう。
とは、いいつつも、本当は、敵に対抗するためではなく、産軍複合体のおじさんたちにとってひつようなのでしょう。