利益上げてんだからいいじゃん・・って
気持ちなのかもしれない。
そりゃ、ほかのナントカ団体のように
赤字垂れ流しよりはハルカにいいが
ここで問題なのは、親族経営会社に
甘い汁をすすらせていることなのに。
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漢検トップ、理事で残留 慰留の声あり、引き続き関与
2009年4月11日4時19分
不適切な運営を文部科学省に指摘され、辞任を表明した
財団法人「日本漢字能力検定協会」(京都市下京区)の
大久保昇理事長(73)と長男の浩副理事長が、10日の
理事会と評議員会で理事として残留することが承認された。
慰留する声が上がったといい、今後も協会運営に携わる
ことになった。後任の理事長には、元日本弁護士連合会
会長の鬼追(きおい)明夫弁護士(74)が就任する。
協会関係者によると、非公開で開催された理事会と
評議員会で、大久保理事長と浩副理事長は辞任を表明。
これに対し、一部の評議員から理事にとどまるよう
慰留する意見が出たため、残留が決まったという。
疑問視する声も出たが、理事長を支持する声が強く、
承認された。大久保父子は15日付で正副理事長
を辞任し、16日付で鬼追氏が新理事長に就任する。
鬼追氏は大阪弁護士会会長や整理回収機構社長
などを歴任。朝日新聞の取材に「急な要請だが、
引き受けた。(大久保父子が理事にとどまることに
ついては)事務の引き継ぎもある。運営に問題は
あったが、漢字検定という新事業を育てた」と
述べた。
協会関係者は「大久保理事長らが理事として
引き続き協会の実権を握る一方、大物弁護士を看板に
据えて組織の刷新をアピールしたいのではないか」と
指摘している。
出席者によると、理事長父子の進退のほか、協会は、
検定料の500〜100円の引き下げや、理事長の
ファミリー企業4社に巨額の業務委託費を支出したこと
への事後承認などを提案し、承認されたという。
一連の決定は15日に文科省へ報告される。同省は
これまで、大久保理事長の進退も含め十分な改善策が
示されなければ、財団法人の解散命令もあり得るとして
いる。
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会議では・・
>理事長父子の進退のほか
>検定料の500〜100円の引き下げ
→セコいな。
>理事長のファミリー企業4社に巨額の
>業務委託費を支出したことへの事後承認
→回避ではなく単に事後承認だけかい!
そもそも承認されていなかったというのが
オドロキ。
このままだと、岐阜のトンチキ食肉業者(丸明)
の偽装(飛騨牛偽装)がばれて、これまた
トンチンカンな返答を繰り返した挙句、社長は
辞任するけれど一ヒラ社員として残留すると
公言した彼といっしょだ。
頭下げて、耐えていればその内逆風も止む、
そう解かっているんだろう。世のジジイどもは
ほんと「したたか」だとは思う。
そういやトンチキ食肉業者の会見も非常に面白かった。
あんなドタバタを見せてもらえれば、もう
いいかな、と思わせてしまう、ほとんどコント。
だって、殺到するマスゴミの追及に
口ごもる社長対して、総務部長だかが
「社長はあまりにたくさんの言葉をかけられると
理解できなくなってしまいますので・・
(順番にお声掛けください)」と主張。
つまり、ウチの社長は
「バカ」ですので
と言ってるようなもの。
それで社長が逆上して身内に矛先を向けていたら
更に面白かったのだけど。
・・そもそも必要あるのか?
「漢字検定」って。
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文春の記事で、長嶋茂雄氏の引退セレモニー
「我が巨人軍は・・」ってフレーズは
恩師の小学校の先生が考え出したものと
書いてあった。長嶋氏から相談を受けたときに
「要するにシゲ、自分が居なくなっても
巨人は更に続いてゆく・・と言いたいんだろ」
「ええ」
そこで思い出したのが、淵田美津雄氏の言葉。
その先生は若い頃、鹿児島の基地で、淵田美津雄氏と
一緒に軍務についていたらしい。淵田美津雄氏とは
真珠湾攻撃部隊の総指揮官で、攻撃成功の打電
「トラトラトラ」を打った人。
この人が、鹿児島の基地で特攻隊が出撃するたびに
「我が国は永遠に不滅なんだ」と隊員に言葉を
交わしていた。
先生は言う。
「そこに悲壮感は込めていません。
淵田さんのことは話しましたが、
シゲがそういうことは分からないのは、
よく知っていました。でもシゲはこう言った」
「先生、それがいいよ」
あーあ、言われちゃったよ。恩師にまで。
・・長嶋さんて、やっぱおバカなのか?
今更ながら。
ラベル:漢検