2009年08月23日

「TBSの着信拒否に腹が立って…」

【法廷から】「TBSの着信拒否に腹が立って…」

2009/02/06 12:21更新

「話し相手が欲しい」という理由で、約20年間にわたり、
テレビ局に電話をかけ続けた被告の男(46)
。非常識な
電話に悩まされていたテレビ局側が取った“対応”に
激怒した被告は、軽い気持ちで「爆破予告」の電話を
かけたが、その罪は決して軽いものではなかった。

 テレビ局に爆破予告の電話をかけ、警備員らの業務に
支障を生じさせたとして、威力業務妨害の罪に問われた
被告の初公判が5日、東京地裁で開かれた。

 検察側の冒頭陳述などによると、被告は昨年11月11日、
テレビ東京に「悪いけど、TBSに言っといて。
爆弾しかけたから、もうすぐ爆破するぞって」と爆破予告
電話をかけたという。

 テレビ東京からの連絡を受けたTBSでは、
正面入り口の警備人員を増やしたり、不審物を探すなどの
対応に追われ、通常の警備業務に支障が出たという。

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よかったね。刑務所には、「約20年間にわたり
テレビ局に電話をかけ続けた被告の男(46)」を
可愛がってくれる人たちがたくさん居るよ。
なにより、こんなくだらない話に
裁判所の人がたくさん付き合ってくれる。

こういう気の毒系の人(46)が混ざっているから
不特定多数を相手にしなければならない
「お客様センター」ってツライと思う。
業務に従事している人たちには
ウツになってしまう人も居るようだし。

読んだあと、ため息しか出ない。
裁判官も検察官も弁護士もそして記者も
ウンザリしてやがて悲しき事件かな。
関わった人間すべてが不幸。
ひとつも生産的なことがないよ。

小学校のホームルームでもつるし上げに近い。

>裁判官「迷惑だと思わなかった?」
>被告「思いませんでした。
>   迷惑だと注意されたこと、ないんで…

もう一度書きますが・・このオトコ46歳。

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記事の続き

起訴状が読まれると、被告はあっけらかんと、
「間違いありません」と罪を認めた。

ひとりっ子で、両親もすでに他界しているという
被告のために、証言台に立ってくれる家族は
誰もおらず、すぐに被告人質問が始まった。

 弁護人「テレビ局に電話すること、
    (過去にも)あったの?」

 被告「はい。昔から、いっぱい電話しました」

 弁護人「電話では、意味不明なことを言ったり、
     歌を歌うこともあったんですか?」

 被告「そうです」

 弁護人「在京キー局6局、すべてに電話してたの?」

 被告「はい。もう何年も電話してました」

 弁護人「ストレス解消のため?」

 被告「話し相手が欲しくて、やっていた感じです」

被告は、日頃からテレビ局に「番組が低俗だ
などと、クレーム電話をかけ続けていたという。
被告からの電話に悩まされていたTBSは昨年9月、
被告の携帯電話からの着信を拒否する対策をとった。

 弁護人「酒に酔って、TBSに電話してしまったのかな?」

 被告「いいえ。たまたまTBSに電話したら、まだ
    着信拒否になっていて…。頭にきて、誰かに
    聞いてほしくて、テレビ東京に電話しました。
    でも、まさかテレビ東京がTBSに
    電話するとは思いませんでした」

 弁護人「テレビ東京に電話した理由は?」

 被告「電話の対応が、一番いいからです」

 弁護人「電話のあとは、寝ちゃったんですよね? 
     次の朝、爆破予告の電話をかけたこと
     思いだした?」

 被告「はい」

 弁護人「その時点で、謝ろうとは思わなかったの?」

 被告「もう遅いと思いました。目が覚めて、
   『こりゃ、まずい。逮捕される可能性が高いな』
    と思いました」

 悪びれる様子もなく、質問にハキハキと答える被告に、
 傍聴席からは失笑が漏れた。

 続いて始まった検察側の被告人質問。反省の色がほとんど
 見られない被告に対する検察官の追及は、厳しかった。

 検察官「あなた、20年くらい前から、テレビ局に
     電話をかけてますね?」

 被告「はい」

 検察官「多いとき、どれくらいかけたか、覚えてる? 
     2カ月で450件ですよ!一体、1日何回かけたの?」

 被告「私の電話はプリペイドの携帯電話で、通話料が
    高いので、そんなにかけてないと思いますが…」

 検察官「お金かかるんだったら、やめれば? 相手の
     迷惑になるとは、考えなかったの?」

 被告「そんなに迷惑になるような話、しなかった…」

 検察官「(電話に出た人たちは)あなたの話し相手
     になるために、電話番しているわけじゃないよね?」

 被告「はあ…」

のらりくらりと検察官の質問をかわす被告に、裁判官も
心底あきれた様子だった。

 裁判官「迷惑だと思わなかった?」

 被告「思いませんでした。迷惑だと注意されたこと、
    ないんで…」

 裁判官「今思えば、迷惑だったと思いますか?」

 被告「全部が全部じゃないけど、
    迷惑な電話もあったと思います」

被告人質問で、ほとんど謝罪らしい言葉を口にしなかった
被告は、結審直前、裁判官から
「最後に何か言いたいことは?」と尋ねられると
「このような騒ぎを起こして、
 大変申し訳なく思っております」と
述べた。だが、謝罪の文句よりも、言い訳が先に出てくる
被告の“反省の言葉”を、素直に信じる気には、どうしても
なれなかった。

 検察官は「独善的な犯罪行為に酌量の余地はない」として、
懲役1年6カ月を求刑。判決は、今月12日に言い渡される。
(徐暎喜)
ラベル:TBS アホ
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