2009年07月28日

ルパン三世 緑ジャケット

「ルパン三世 緑ジャケット」

アニメ、ルパン三世には
初代:緑ジャケット
2代目:赤ジャケット
3代目:ピンクジャケット
に分けられます。

自分はやっぱ、夕焼けニャンニャン視聴よりも
ルパンの再放送(と一連の4CHのアニメ再放送群)
を選んだ男ですので、「赤ジャケット」ルパンに
なじみを感じます。

緑ジャケット版の本放送が、たしか1971年。
自分、まだ健やかにその辺で寝ていただけの
存在ですから。当時としては最新のモードを取りいれ
こどもまんが映画でしかなかったアニメを
大人のモノに、という緑ルパンのコンセプトは
今でこそ理解できますが、早すぎたです。
世の中にというよりも、PONにはまだ。

ルパン音楽といえば、PONにとっては
「大野雄二」さんですが、緑ルパンの方は
山下毅雄」さん。もう亡くなりましたけど。

この方は、大野さんがジャジーなら、バーボンを
あおり、タバコの煙がむせ返る中、素っ裸の女が
踊りくねっているような・・要するに、
良い子がおいそれと近寄れる世界でない別世界の曲を
世の中に送り出していた気がします。
だから当時の子供が、その良さを知るにはどうにも
敷居が高かった。



古すぎるハナシだけど、PONがスキだった
クイズ番組に「フランキー堺」さんが司会をやってた
霊感ヤマカン第六感」ってのがあって
あの番組OPはとてつもなく大人びており
絶対、バラエティーとかクイズ番組向きではない・・
と子供心にも感じていたんだけれども
アレも作曲は山下毅雄さんだった。
(荒野で口笛と女性コーラスが鳴り響くみたいな)

んで、本題。
その山下毅雄さん作曲
「ルパン三世主題歌II(1971年、『ルパン三世』EDテーマ)」
歌うは「チャーリー・コーセイ」氏

「チャーリー・コーセイ」という不思議な名前の
歌手が歌っていたあたりも、「コーセー」と伸ばさず
「イ」で止めているあたりにも、時代とコダワリを
感じてたけれど、チャーリーさんはアメリカと
中国のハーフの人(現在は帰化)だったんだね。
では仕方ない。


「ルパン三世主題歌II(1971年、『ルパン三世』EDテーマ)」

・・あしぃ〜〜〜〜もとにひ〜 からみつく〜
あの気だるすぎるEDのことですよ。



あの曲なんだけど、なんか浄土宗の「お経」みたいで
長く聞いていると軽く「ウツ」が入る。

実は、集団催眠用?

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さすが、宮崎監督面白いこと言うなあ

初期ルパンの更に初期、大隅正秋監督のルパンは
オトナ路線過ぎて視聴率難に陥り、当時無名の
ジブリコンビが引き継いだ経緯があったんだけど
(ファンには周知の事実)

宮崎カントクは当時のルパンの方向性を
“退廃したフランス貴族の末裔から、何かうまい話は
 ないかと常にきょろきょろとあたりを見回している
 イタリアの貧乏人の子倅への変化”
させて対応したらしい。


posted by PON at 21:00| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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