2009年11月02日

なんか恥ずかしい

「なんか恥ずかしい」

先日、某大規模展示場にて、情報収集と営業を
かねて展示会に出撃した。

日本最大の展示会ビジネスをつくった男の
 感動のドラマと成功哲学

とかいう本が各所で売っていた。売り場のおねーさん
いずれもヒマそう。そりゃそうだ。そんなの買う
ために電車を乗り継ぎ、こんな地の果てまで来たわけ
じゃない。

どうやらその本は題名の通り、ここの主催会社社長の
一代記である様子。

そんな「男の一代記」!を、自らが切り拓いた
(らしい)展示会場でドサクサに販売ができる
その感性・・。

銀英伝で、敵国(自由惑星同盟)を攻め滅ぼした
銀河帝国皇帝ラインハルトが、敵国の建国者
アーレ・ハイネセンの銅像を壊すように命令する
シーンがある。これは占領地へのラインハルトの
傲慢な気持ちをあらわすものでなく
「まともな神経の持ち主ならば、十メートルもある
 ような自分の銅像なんて、そんな存在事体
 耐えられないはず。同盟の国父たるハイネセン
 とやらも、伝わるように立派な男だったなら
 きっとそう思っているに違いない・・」(意訳)
という思いからだ。

まさに以下同文。

成功したのは「哲学」ではなくって
そういう、恥を恥と思わぬ感性に
裏打ちされた行動力だけ・・でしょ。
勝利の原因は。



でも「憎まれっ子世にはばかる」ってホントなんだ。

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会場にて。若者が話しかけてきた。
なんか茶髪で20代前半。一歩間違えれば、
彼の職業はオレオレ詐欺の引出係、ホスト、
イルカ系絵画販売、もしくは先物取引営業・・
そんなとこだろう。

聞いてみたら不動産会社の営業研修なんだと。
とにかく無差別に話しかけて
30枚名刺をもらってコイって。
なんかもう、名刺をもらえるのが
規定路線であるかのようにPONに話しかけてくる。
それは君の理屈だろ。

どうせ、税金対策の耳寄りな話、とか言って
マンション投資話のご案内を後日
電話かけてくるに違いないよ。
そう思ってオレが断ると、会話の途中で
ピタッと会話を止めて、すっといなくなった。
去り際は鮮やかではあったが
そう感心してばかりもいられない。
まったく挨拶なし。

そんなんだから名刺をもらえないんだよ。
君と君の会社の印象、もはや最悪。
しかも本社渋谷だと。ますますもって胡散臭い。
この先も君の会社からだけは
絶対「マンション」買わないから。
たとえ宝くじが当たっても。

あんな営業スタイルで
名刺をくれる人がいるなら、
オレはその人にこそビジネス哲学を問い詰めたい。
小一時間ほど、ぜひ。
posted by PON at 21:00| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | おバカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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