「風にひとりで・・」はガンダム、
「風に吹かれて」はボブ・ディランです。
声が「森繁久弥」氏、「加藤治子」さん
原作はマンガ仕立ての絵本。
PON初見は図書館かどっかでたまたま読んだヤツ。
向こうの「マンガ」なんで淡々としたコマ割り。
シャレではないけれど「タンタンシリーズ」とか
そういった類に似ている。
裏表紙にインパクトがあって、核爆発によって
イギリスの田舎の家の窓ガラスが、ストップ
モーションで歪みながらはじけ飛ぶ様子が、
淡々と描かれていて・・。
<あらすぢ>
この『風が吹くとき』は、もともとイギリスで
1982年に出版された作品で、日本語訳は以前
別の出版社で出ていましたが、今回翻訳を
し直してあらたに出版することになりました。
出版当時から、漫画のコマ割りの手法を使って
シリアスな問題を描いた、絵本の常識をくつがえす
作品として、大きな評判を呼んだ作品です。
内容(「BOOK」データベースより)
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「無知で善良な市民が、政府を信じて
最善を尽くしながらも最後は死ぬ」
第二次世界大戦に子供時代を過ごし、立派に
子供を育て上げ、ロンドン郊外に隠居して
いる、善良な夫婦が主人公。
「イギリスの市民」として、とつとつと日々の
生活を送ってきた主人公。
家事については一家言あるが、世界情勢などには
まったくといって興味のない奥さん。
もっとも、核の脅威を知っていたとしても
この夫婦以上のことがPONに出来るかといえば
まずムリだと思うので、コトが起きてしまった時
のことを心配するよりも、少しでも起こさない
努力をした方がいい。
とはいいながら、さりながら、その「努力」と
言ったって結局、ネットの片隅でつぶやく位しか
できない一介のリーマンに過ぎないわけで
ああ。
実は東西冷戦時以上に、現代の方が核の恐怖ってのは
増大していると思うのだが、この映画を観た時は
確かPONが中学生くらいの時、東西冷戦の真っ最中
であったんで、その衝撃はかなりのものがあった。
レイモンド・ブリッグズ著@市立図書館にて
あの頃と状況はまったく変わっていないんだな。
むしろ敵の姿が見えにくくなっている現代の方が
よほどタチが悪い。
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ラベル:風が吹くとき レイモンド・ブリッグズ