2009年08月03日

カシオ PV−1000

「カシオ PV−1000」

ファミコンが華やかなりし頃、対抗馬として
ぱっと現れ、瞬殺されたゲームハードが
色々ありました。
アルカディア、カセットビジョン、ぴゅう太、
SG1000〜3000
ある意味MSXもその仲間かもしれませんが。

PONが持っていたのはカシオ製のコレ
PV−1000」です。

これも例の如く、酒屋業界が賑やかであった頃
ビール何ケース販売すると、酒造メーカーが
頑張る販売店にコレ、プレゼントなんて
キャンペーンで親父が入手してくれたもの。
まあ、当時のすう勢から言えば、PONとしても
当然「ファミコン」が欲しいところだったのだが
親父の気持ちに文句が言えるはずもなく。

所詮、当時の熱烈なファミコンにまったく敵わず
カシオも余剰在庫を、そういうキャンペーンに
安値で突っ込んで処理した・・という大人の事情も
あるのだろう。

細かいよ→このサイト

まあいいや。カシオPV−1000。
ファミコンすらまだなかった我が家にとって
このゲームハードの到来はちょっとしたブームに。

コントローラが、戦闘機の操縦桿のような
いわゆる「ジョイスティック」で、
しかも!一台しか付属していない。
よそのウチで、FCのマリオブラザース二人対戦
の完成度ぶりに完全に参ってしまったPONにとり
いきなりのこの仕打ちはハンデでした。
結論を言えば、二人プレイしたくなるほどの
ゲームは、PV−1000では最後まで
発売されませんでしたが。

pv1000.jpg
これこれ(画像は拾い物です)

現在もハードおよびゲームは保有しています。
もう20年近く動かしていませんので・・
少々不安ではありますが。
カシオはコナミと仲良くなったらしく
ファミコンでは発売しなかったコナミの
ゲーセンゲームが結構発売されました。
そんな意味では当時、貴重だったかも。

無論、現在では主にPSにて
「コナミ○○コレクション」だとか
各メーカーともレトロゲーコレクションを
発売しており、再現度も完璧ですが(寂)

<PV−1000 発売ソフト一覧>

1 プーヤン(保有)
・・知る人は知っているコナミのゲーム。
  子豚を狙うオオカミの群れを
  母豚があらゆる武器をもって対抗する。
  時には「肉」すら投げつけてオオカミを
  一網打尽に。母さん、その肉の出所は??

2 スーパーコブラ(保有)
・・名作スクランブルの自機を「攻撃ヘリ」に
  変更し、更に難しくしたモノ。
  スクランブルすらマトモにクリアできなかった
  コドモPONが、クリアできるはずもなく
  すぐに飽きた。

3 ツタンカーム(保有)
・・一番やり込んだかも。同名のゲームが
  ゲーセンに有ったらしいが残念ながら未プレイ。
  スタートのBGMがいかにもツタンカームで
  いまでも時々頭をよぎる。

4 アミダー
・・名前の通り、アミダ状のフィールドで
  土人キャラと動物が追いかけっこする、
  ヒマな人権団体に怒られてしまいそうな
  作品。

5 ディグダグ(保有)
・・ナムコの有名なゲーム。マイナーなゲーム
  だけでなく、こういったメジャーどころも
  あったので、辛うじて友人に自慢できた。
  しかしハードの能力限界からか、再現性は
  FCにすら負けてしまう始末。

6 ワープ&ワープ(保有)
・・これもナムコのゲーム。PONがゲーセンで
  よくやってたヤツなので感激。ハンターが
  ベロベロなるモンスターをやっつけるモノ。
  ワープゾーンで表面、裏面を行き来でき
  表面はライフルで、裏面は連鎖時限爆弾で
  敵をやっつけるのだが、知らない人には
  この説明ではさっぱり解からないと思われ。 

7 ターピン
・・コナミのゲームらしい。亀が主人公のようだが
  詳細は不明。

8 欠番

9 パチンコUFO(保有)
・・名前の通り、UFOをモチーフにした
  パチンコゲーム。景品もないのにひたすら
  パチンコが打てる。打ちたくなかったけど
  PV−1000にデフォルトで付いてきた
  ゲームなので已む無し。
  どうもカシオはこんなゲームをホンキで
  「カテゴリーキラー」としたかったようだ。
  担当者出て来いって。マジで。

10 ファイティングバグ
・・詳細不明。バグが戦うんでしょうな。

11 スペースパニック(保有)
・・要は、縦に展開する「平安京エイリアン」。
  PV−1000シリーズの中でほぼ唯一
  モンスターというか宇宙が感じられる
  ゲームなのでコレもよくプレイした。
  カセットビジョンにも同じような
  ゲームがあったと思う。

12 ノーティーボーイ
・・詳細不明。ノーティーって?

13 欠番

14 ダーティーカメレオン(保有)
・・なんかね〜、自機がカメレオンでね〜
  ながーい舌をつかって鶏舎から
  「卵」をゲットしたような・・
  いい加減忘れております。

15 エキサイト麻雀(保有)
・・当時のPONは雀士ではありません
  でしたので、親父殿を巻き込むため
  政治的駆け引き材料とするくらいしか
  思いつきませんでした

PV1000C.jpg
このカセット群、そうそう。なつかしいなあ。

このゲームカセット、余計な仕様になってまして
本体と接続する金具の部分(FCはむき出しですが)
を保護するためか、普段はバネの力でプラカバー
されており、本体に差し込むときのみ
「コンニチワ」します。
カセットなんて認識しないとなんども
取り外しするじゃないですか?すると
けっこうチャチくって、すぐ壊れるんですよ。
壊れて金具がむき出しになっても、充分
ゲームは出来てしまうんです。
アイデアは悪くなかったんだけどね〜。

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posted by PON at 21:00| ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>ラン様
はじめまして。当ブログ管理人
PON(ぽん)です。

>最近 PV1000のスペースパニックで
>遊んでますが8面から敵がやたらと速くなり
>歯がたたないですね
そーなんですか。私もスペースパニックを
実機でやっていたことがありますが(もう
20年以上前ですか・・)
3面くらいまでしか行かなかった気がします。
それを8面とは・・すごいですねえ。
昔のゲームって、組織的なデバッグ作業なんて
なにソレ?って時代ですから。
とにかくスピードアップしてプレイヤー潰して
終了、と今から見ればもの凄く乱暴な
ゲームばかりでした。
カンストしてもゲームは続くかもしれないが
エンディングなんて存在しないゲームばかり。

気が向きましたらまたコメントお願いします。
Posted by PON at 2014年10月15日 08:55
最近 PV1000のスペースパニックで遊んでますが8面から敵がやたらと速くなり歯がたたないですね
Posted by ラン at 2014年10月06日 19:11
>雅王様

PONであります。亀レスでゴメンナサイ。

>ああああ!なつかしすぎます!
でしょ?でしょ?反応いただき嬉しいです。

>わたしゃSEGAのSC-3000で
>アンチファミコン戦線を張ってました。
おお、あのキーボードつきのヤツですな。

>当然、最後はファミコンに走ったワケですが。
「アンチファミコン戦線」
自分もその戦線の一翼を担っていたわけですが
もろかったですなあw。
なにより「攻略本」を買う必要がない
(っつーかそもそも売っていないし・・)
というのが寂しかったです。

>このPV-1000は友達の家にあって、
>ひどい『ディグダグ』を遊んでましたな。
おお、できるならばそのご友人に
宜しくお伝えください。「同志!」と。

>しかしまぁ、こうやって見るとソフトの
>ラインナップは悪くないですな。
一本4500円だったかな。
いい商売ですな・・。

雅王さんもSC-3000のイージーレビュー
(もうやってたら失礼)お願いしますよ。
Posted by PON at 2009年08月20日 12:38
ああああ!
なつかしすぎます!
わたしゃSEGAのSC-3000でアンチファミコン戦線を張ってました。
当然、最後はファミコンに走ったワケですが。
このPV-1000は友達の家にあって、ひどい『ディグダグ』を遊んでましたな。
しかしまぁ、こうやって見るとソフトのラインナップは悪くないですな。
Posted by 雅王 at 2009年08月04日 22:19
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