2009年11月17日

幸福の黄色いハンカチ

「幸福の黄色いハンカチ」

ご存知寅さんの監督、山田洋次監督の
高倉健主演ロードムービー。
福岡出身のあんまり売れなかった
フォークソンガー、武田鉄矢が大抜擢。
この映画に出演した事で、彼は後に
荒川の河川敷で、3年B組を召集する
事になります。

あらすぢ
ドーンの作詞・作曲したフォーク・ソングとしても
親しまれている、ピート・ハミル原作の映画化。
模範囚として六年の刑期を終えた男が、行きずりの
若者二人と共に、妻のもとへ向う姿を描く。
脚本は「男はつらいよ 寅次郎と殿様」の山田洋次と
朝間義隆の共同執筆、監督も同作の山田洋次、
撮影も同作の高羽哲夫がそれぞれ担当。

欽也が島勇作と逢ったのは、春の陽差しの強い
網走の海岸であった。欽也は自分の車で、北海道の
広い道をカッコイイ女の子を乗せて、ドライブ
するのが高校時代からの夢で、嫌な仕事も無理
をして勤め、金をためて新車を...


映画はもう何度も観ているんですけども。
最初に観たのは小学生高学年の頃。
親父が録画していた地上波放送を
見たものと思われます。
こどもが、それまであまり興味のなかった
ジャンルの映画を観るキッカケとするなら
まず知っている俳優さんが出ているヤツからですな。

正直、高倉健さんはよく知らなかったのだけれど
金八先生はリアルタイムで見ていたので
「武田鉄矢」と、それから当時小学生ながら
何故かPONのお目当ては「桃井かおり」。

「ラーメンとカツ丼。
 それから・・・ビール下さい。」


殺人罪をつぐない、網走刑務所から出所してきたら
(人生、なかなかそんな経験できないとは
 思いますが・・)
まず食べたいこのゴールデンコンボ。
「ラーメン・カツ丼・ビール」
であります。

久方ぶりのシャバ。やっと得た自由。
そんな健さんがまずやったことといえば
近くの食堂でこの三点を思いっきり食す事でした。

セリフには無いけれど、健さんが
注文を発するときのタメ、その挙動に
「こんな俺が、こんなゼイタクなものを
 注文してもいいのだろうか・・」
という思いが隠されています。

いいんだよ。健さん。どんどん食べてくださいw

おそらく彼は、出所した時のこの瞬間だけを
夢見、刑務所でのイヤーなこと
すべてをなんとか耐え忍んできたのでしょう。

北海道の場末の食堂で、この三点を頼んでいる
輩がいたら、それはまず間違いなく
健さん聖地巡礼マニアです。そっとしておいて
あげましょう。

あと、鉄矢がかぶるテンガロンハットと
真っ赤なスターレット(マニュアル車のみ)もヨイ。

音楽に若干違和感があったのは否めない
特に、映画の終盤で、真相がすべて解って
元奥さんの住む夕張の町へ駆けつけるシーン。
あそこは別に「スペクタクル」である
必要はないでしょ?



ああ、おなかすいた。

製作年 : 1977年
製作国 : 日本
配給 : 松竹

キャスト(役名)
高倉健    (島勇作)
倍賞千恵子 (島光枝)
武田鉄矢  (花田欽也)
桃井かおり  (小川朱実)
たこ八郎  (帯広のヤクザ風)

監督
山田洋次

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小学生のクセに何故に「桃井かおり」さんなのか?
昔、親父と観に行ったレイトショー。メインが
寅さん映画。同時上映が「神様のくれた赤ん坊」

渡瀬恒彦と桃井かおりの同棲カップルのもとに
ある日「アナタの子です」と素性不明の
赤ん坊を押し付けられ、ホントの親さがしの
旅に出発、道中、二人の絆も深まるって
これもまたロードムービー。
昭和オトナのフレーバーたっぷりのこの映画に
小学生のPONにはかなり惹かれるものがありました。

特に桃井かおりさんが演じる女性。
男(渡瀬)とケンカしてヒドく傷ついた彼女は
旅費稼ぎの名目で(その実男へのアテツケのため)
真っ赤なルージュをひき、街頭に立つシーンが
あるのです。
彼女は意外に?身持ちが堅く、そんなこと
これまでしたことない女性でした。
最後はまあ、桃井かおり式はぐらかし?というか
困った事になるのですが
(買ってしまった男からすれば!!w)



まったく、アンニュイとか気分屋というか
どうやら、これから自分が大人になって
付き合うことになるかもしれない
「女性」ってヤツは、まわりのにいる女の子以上に
一筋縄ではいかない存在になるようですな?
と学んだのはこの映画からであります。

製作年 : 1979年
製作国 : 日本
配給 : 松竹

桃井かおり(森崎小夜子)
渡瀬恒彦 (三浦晋作)
曽我廼家明蝶(田島啓一郎)
河原崎長一郎(その秘書)
吉幾三   (福田邦彦)


posted by PON at 21:00| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(カ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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