2009年09月14日

トイストーリーでおなじみピクサー社内

「トイストーリーでおなじみピクサー社内」

お台場に国立マンガ図書館を公費で作る
余裕があるなら・・・
こういう、クリエイターの楽園みたいな
施設に、金を出すならまだワカランでもない。

GIGAZINEより。



それからこれは悔しい事にソースが
TBSの報道特集なのだが、先日いい
報道やってた。

口の曲がったヒトが威張り、はとぽっぽも
つっついていたけれど、景気回復のためと称して
あわてて成立させた補正予算。
番組では「国立マンガ図書館」の設立計画に
ついても触れていたけど、それ以上に役人の
無計画無駄遣いの例として、文部科学省(と国)の
おトンチンな補正予算をめぐるドタバタ

取材していて非常に興味深かった。

文部科学省直下の組織に国立「なんとか青年の家」
とかいうのがあり、小中学生の林間学校とかで
それなりには利用されてきたらしい。

昭和のころから子供達に使われてきた
宿泊施設(二段ベッド)、川くだりのボートとか
そりゃ数十年も使っていればボロくもなる。
現場の先生達は、備え付け什器を買い換えるために
(特にボートなどは安全性にも関わることから)
なんども東京に進言するも、ここ何年許可が下りない。
現場の声はまったく取り上げられることがないのだ。
それでいながら今回・・

「とにかくまとまった予算が下りるから金を使え。
 ただし細かいのはダメ。社会的に聞こえがいい
 用途にしか認めません。「エコ」とかいいね」

スポンサーの偉いヒトから、いきなり
そんな「制約」をかまされて、いったい何を買えってのか。

で、決まった(上が勝手に決めた)のは
国立教育施設の屋根に「太陽光発電」パネル設置!
省エネ&エコだけでなく、子供達への環境教育に
役に立つ筈、と文化省の課長がほざいてた。
仕事とはいえ、ウソをつくのも大変だね。

現場の努力で、それなりに役に立っていた
本来の教育現場に金が回ってこず、役人が二週間で
でっち上げたアホな企画に金が行く。

縦割り行政極まれり。

実は似たような教育施設に大阪府立のもあるそう
なんだけど、大阪の火の車財政から、こっちは
廃止が決まった。
一方で、国立の「なんとか青年の家」なる
築ウン十年のボロボロ建物の屋根には
その見た目にはまったく似つかわしくない
最新式「太陽光発電」パネルが並ぶ事になる。
こちらのボロボロの宿舎や什器はそのままに。

他にも「電子黒板」なる、一台70万くらいするヤツも
全国の小中学校に配備する事が決定したらしい。
電子黒板ってなにそれ?

現場アンケートによれば電子黒板の必要度など、
50%程度らしい。それって「必要度」じゃなくって
「認知度」の間違いじゃないのか?

実際、現場で一番欲しいのはデジタルカメラ
(90%くらい)だったのだが
なぜか配備決定したのは「電子黒板」。

要るか?そんなの。そもそも老先生方に
使いこなせるんか?

その現場アンケート調査にしても、文化省傘下の
相変わらず何やっているのかわからない組織が行う。

「独立行政法人なんとか団体」
3人しか常駐員がいない組織が6億もかけて、
数年間、教育の現場が何を欲しがっているか
調査したもの。中間マージンだけは搾取して、
調査結果がまとまった時には、データそのものが
もう2〜3年前の話。

それにしても・・補正予算を世の役人は
たった二週間で予算組んだんだって。
現場の話を聞く時間無いよなそれじゃ。

本来、必要とされるところに金が回らず
どうでもいいことに金を使いまくる。
それでお金が足りませんから消費税増税します。
だって、あんたら(国民)が望んだんでしょ?って
言うの・・。

アホか。もう止めて下さいよ。頼むから。

→国民は、あほな金の使い方をする官僚と
 それを公認する政治家をみな落としたんだから
 君達も非難されていることを忘れないでくださいね。
 官僚さま。



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posted by PON at 21:00| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | おバカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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