ちびまるこちゃん的矮小な社会で
70年代を生き抜く当時の少年少女たちに
世界の広さを教えてくれた
素晴らしい教科書群です。
子供たちが興味を持ちそうな分野を
漫画家が次々とコミック化したものです。
後半になると、だいぶネタ切れなのか
それはちょっとムチャだろ?
なんて本や、一冊にするには
あからさまに内容が薄すぎる
(事実、物理的に薄い)本もありまして
そういうのは、それなりの売り上げだった模様。
病気のひみつ
年中行事記念日365日のひみつ
記号・単位のひみつ
このあたりは子供心にもちょっと・・・
テレビ特撮のひみつ
パンダのひみつ
コアラのひみつ
無理ありすぎでしょう。
南極・北極のひみつ
当時流行っていた「南極物語」に便乗してかな。
学研はNHKと仲がよかった。
NHKクイズ面白ゼミナール教科書クイズ
NHKクイズ面白ゼミナールうそ・ほんと
もはや「〜のひみつ」というお約束すら
放棄し始めているし・・
みえる・みえないのひみつ
有毒動物のひみつ
それでどうしろと??
内山安二先生。
学習漫画の第一人者。1935年熊本県出身。
代表作 学研まんが ひみつシリーズなど。
2002年9月2日逝去。
亡くなられて結構経ちます。
「こんなにも広く素敵な世界が
君たちを待っているんだよ」
先生の漫画にはそんな呼びかけが
常に漂っているようでした。
内山先生の作品でPONが
特に大好きだったのは
「スイスイすべるはスイスの国〜」の
「世界の国ぐにびっくり旅行」
中でも知能指数が凄すぎの
ネズミ君がお気に入り。
<あらすぢ>
人語を解する猫とネズミが
「カバンに変形する飛行機」
逆か?
「飛行機に変形するカバン」
で飛び立ってしまう。
男の子と女の子と発明ジジイの三名、その他は
空飛ぶカバンを求めて
仕方なく気球で世界へと飛び立つ。
ついでに世界のあちこちへ観光案内。
バカ猫とおりこうネズミの掛け合いが好きでした。

これは新版。本当は旧版の
表紙カバーをひん剥くと「オレンジ色」の奴が愛読書。
先生、ありがとうございました。
これは現在発売中のもの。
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1:宇宙のひみつ
2:恐竜のひみつ
3:からだのひみつ
4:コロ助の科学質問箱
5:昆虫のひみつ
6:地球のひみつ
8:科学物知り百科
9:動物のひみつ
10:飛行機・ロケットのひみつ
11:植物のひみつ
12:海のひみつ
13:魚のひみつ
14:鳥のひみつ
15:発明・発見のひみつ
19:できる・できないのひみつ
23:世界の国ぐにびっくり旅行
24:野球のひみつ
28:お金と切手のひみつ
結構、買ってもらっていたんだんな。
親に感謝だ。

ネット上から、こっそり拾ったので
これまた無許可でさらします。
ごめんなさい。
・・お約束だけれども
「人妻のひみつ」とか
「裏街道のひみつ」とか
「やる、やられるのひみつ」とか
それじゃあ別冊宝島だ。
おお、コメント有難うございます。
>「宇宙のひみつ」とかかなあ。
↓ ↓
http://arch-type.net/Himitsu/review/rev001od.html
自分は「海のひみつ」の
海を盗みに来た宇宙人「ドロドロ」が
好きでした。さんざん仲良くなったのに
結局「窃盗」を実行してしまうのですから。
>ジェネレーションギャップか。
まさにその通り(笑)
これは仕方ないですよ。
ウチの夫婦はどちらかといえば
「カルチャーギャップ」ですね。
またコメントお願いします。
先日もなにかの話の時に昔ひみつシリーズを僕は好きだったけど、知っているかと妻に妻に聞いたら、さっぱり知りませんでした。ジェネレーションギャップか。
さっき調べたら今は新ひみつシリーズというのが出ていて、元のやつは絶版みたいです。残念。