2010年05月15日

レミーのおいしいレストラン

「レミーのおいしいレストラン」

これもオールCGのアニメ。
ディズニーと縁を切ったCG製作会社
ピクサーの一作(後に復縁、っつーか
ディズニーに買収された。)
一時的に縁遠くなった最大の理由は「金」
メルヘンとは無関係である。
ああ、世知辛いのう。

あらすぢ
料理が大好きなネズミのレミーは、一流レストランの
シェフになることを夢見ていた。ある日、姿を家の
主人に見つけられ、一族は巣を追われることに。
レミーは家族とはぐれてしまい、ひとりぼっちで
パリの一軒のレストランにたどり着く。そこはレミーが
尊敬するフレンチ料理人、グストーのレストランだった!
そのキッチンでは、見習いシェフのリングイニがヘマ
をして、スープを台無しにしてしまう。湧き上がる
情熱を抑えきれずキッチンに足を踏み入れたレミーは、
夢中になってスープを作り直すが、それをリングイニ
に目撃されてしまい・・。

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子供向けシナリオ教室で見本になるような
大人も子供も楽しめる見事なアニメ作品。

先に申しておきますが「レミー」は
ネズミの方の名前です。

天才シェフネズミの助成を得た主人公は
急に、へぼな調理見習いから、看板を背負う
名シェフに昇格。

そこへたまたまやってきた料理批評家。
彼の評価でつぶれたレストランや失業した
シェフは数え切れないという、嫌な奴。
パリレストラン業界のオーベルシュタイン。

彼との料理バトル(とういうか調理をめぐるドタバタ
なんかはやはり面白い)
まあ、ディズニーアニメらしい、判りやすくて
イヤミな奴なのだが、それでも彼なりに一本筋を通した
上での嫌な奴なので
それはそれでありかと。
こういう奴が時たま見せる人間味が話を面白くしたりする。

だけどさ・・やっぱりネズミはネズミ。
この映画で料理を作るのは、いくらファンタジーとは
言ったって、中世ヨーロッパを黒死病で恐怖のどん底に
陥れた元凶、キング・オブ・害獣
「ネズミ」であります。

彼らに知能があろうと、手洗い励行しようと
どんな事情があっても、ネズミに料理作らしちゃあ
まずいって

ついでにネタばれしてしまうが、
主人公一味は最後は開き直って独立
ネズミが一族をあげて料理を作る
レストランを開業してしまうのだけど・・
俺は嫌です。



無機質で清潔なはずの厨房で
無数の小さな物体が、そこかしこで動き回る姿。
そんなビジュアルが生理的に嫌。

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posted by PON at 21:00| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(ラ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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