ファミコンジプシー
・・切ない言葉である。
我ら1970年代前半に生を受けた世代は
「外遊び」と今に至る「家遊び」の
ちょうど中間にいた。
PONの場合(1971年生)実際にファミコンが
出回ったのは小学校3年生以降。
この前と後では明らかに遊びの質が変化した。
具体的に言えば
ザリガニやセミ、カブトムシ、サワガニ!捕獲
といった、外遊びが小学校3年生以降急激に減った。
自分たちだけならば、それは思春期になったから
ってのもあるかも知れないけど、
PONより下の世代も同時に外遊びしなくなった。
だから自分らの世代は、外遊びも内遊びも
両方知っている最後の代といえる。
んで、ファミコン。
進んでいる(親が理解力がある)家庭には
次々とファミコンが導入され、
「○○っちの家、ファミコン買って
もらったんだって!」
「じゃ、遊びにゆくべぇ。土曜日午後集合な!」
なんて会話が毎週された。
とはいえ、様々な理由からファミコンを
買ってもらえない家庭もまたある。
そういった家庭の子供が仲間に入れてもらうには
どうするか?
ファミコンカセットだけ買ってもらうのだ(涙)
ファミコンを本体を購入した家に集まる際に
仲間たち提供、「にぎやかし」とするのである。
それが「ファミコンジプシー」
最初はいいかもしれない。けど何度も
それをやっているとそのうち・・
「来てもいいけどさ〜
PONって、ポパイしかもってないじゃーーん」
などど、あっさり言われてしまうのである
コドモはホントに残酷だ。
そして、うちのちびすけ。
彼にも今後の成長と共に、誘惑がたくさん
待ち受けていることが目に見える。
○○王やらなにやらのカード。
ベイブレード(要はベーゴマ)やらなにやら。
(詳しくは諸悪の根源wコロコロコミックを
ご覧ください)
親が強権発動してあんまりにシュミを規制、
ヤツに寂しい思いや仲間はずれを
経験をさせるのもなあ・・という
オヤゴコロも少々はたらく。
それもまた勉強かも知れんが。
一方で無駄遣いも勉強のうちなのだな。
ムダなモノをムダであると知るには
ある程度、ムダをすることも必要。
やはりコヅカイを与えて、予算内でやりくりさせる。
むやみに買い与えない方がよいのかもしれない。
金銭感覚ってやつ。あれは必要。うんw
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ラベル:ファミコンジプシー