2011年06月11日

クレーマー

「クレーマー」

声がデカければ正義なのか?といえば
そーでもないというお話。

東芝クレーマー事件といえば、ネット黎明期に
声なき人々の影響力の大きさを予言させる
事件だった。東芝からクレーマー呼ばわりされ
ネットではヒーローにすら祭り上げられた男が
脅迫容疑で逮捕された
(注:この記事自体結構前に書いたんで
 ネタが古いのはご勘弁)

あーあ、やっぱりね〜 という気もする。

以前にも、性犯罪で冤罪として無罪を
勝ち取った男が社会に戻るや、結局は
おなじ罪状(隠しきれないモロ)で
逮捕された事もある。

運動支援者も、時にはむなしく思うときも
あるだろうて。

だからといって、人が間違える限り
そういった運動を無くしてはいけないのだとは思う。

さて・・一方で「声が大きい人間の声が
必ずしも世の中のすう勢(スタンダード)を
代表しているわけではない」という
これまた当たり前と言えば当たり前の話がある。
(声のでかいヤツ=正義というわけでないという・・ね)

比較的有名な話だけど、
PONもそうだけど、パソコンライトユーザーが
メール送受信に使用している
アウトルック・エクスプレス(OE)」がある。

エクスプレスとは要は「簡易版」の意であり
本来、マイクロソフトがユーザーに使用させたいのは
「アウトルック」の方なんだろう。
でもなんで皆はOEの方に流れるのかといえば
シンプルだから。

「アウトルック」はメーラー機能だけでなく
あれを細かく使い込めば、ビジネスパーソンの
スケジュール管理ができる!という触れ込み
のようだが、メリケンの大手企業の人間や
カツマー信者でもない限り、普通そこまでの
スケジュール管理は必要としない。

「アウトルック」をメーラー用途以外に
使う人が世の中にどれほどいるのか?

たとえ必要とする人であっても、
「アウトルック」には余計な機能が
付きすぎ
なのである。

どうしてあそこまで、ユーザー不在の
余計な機能満載になってしまったのか?
「アウトルック」は開発中およびバージョン
アップ時において、マイクロソフト開発部局に
送られてくるユーザーからのメール要望や
ネットフォーラムなんかでのユーザーの声を
比較的多く取り入れたんだそうである。
その結果があれ。

サイレントマジョリティー

積極的に声をだすユーザーの理屈が
常に一般的かといえばそうでもない。

一部の声だけが全ユーザーとおもうなかれ。
声がでかいのは極端なユーザーの証左とも言えるのだな。

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posted by PON at 21:00| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | おバカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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