スーパー大戦略(MD版)に登場した
兵器につきましてつらつらと述べます。
「スーパー大戦略」も「キャンペーン版
大戦略」の知識も一部混じっているかも。
資料性ゼロですんで。
今回は戦車編。
【MBT(主力戦車)・西側】
陸の華形。なぜにタンクと言われるのか?
当時の軍内で、これは「戦車」じゃなくって
「水タンク」だよ、と暗号で呼ばれたから。
戦車に戦車で対抗してはいけません。
良くて共倒れ。戦車は拠点防衛(前線維持)
に徹し、戦線突破は攻撃機、ヘリにお任せを。
それが身のため。
「M1A1」
米国の主力。通称エイブラムス。
ガスタービンを動力とする初めての戦車。
米国はなぜか戦車を作るのがヘタだったが
ようやく世界に比肩する戦車を得た。
A1だからたぶんまだ105ミリ砲タイプ。
E1なら120ミリ砲だけど。若干燃料が
少ない気がするが、敵としてコイツが
ワラワラやってくればかなり脅威。
「M60A3」
米国の前の主力。スーパーパットンとも?
今は知らんが当時の米海兵隊の戦車といえば
コレだった。もっとも戦車らしい見栄えのする
戦車といえる。一応褒めているのだ。
T72とドッコイドッコイの強さ。やるう。
「レオパルド1A1」
戦車といえばやっぱジャーマン。ドイツである。
あの世界中を恐れさせたドイツが、大戦後
全力で作り上げてしまった戦車。それだけに
本当の実力以上に評価されているようにも思える。
イタリアやオーストラリアも主力戦車にしていた。
「レオパルド2」
戦車といえばやっぱジャーマン。ドイツである。
あの世界中を恐れさせたドイツが、大戦後
またまた全力で作り上げてしまった戦車。
今は「レオパルド2A3」?位まで進化。
もはや開発当初の面影は全然なし。
スイスやスウェーデンなど欧州各国(あとカナダ)
で主力戦車にしていた気がする。
昔、ヒトラー達が体を張って営業活動したのは
伊達ではない。大戦略88以来のナジミなんで
PONにも戦車のデフォルトスタンダードの
イメージが多分にある。
「チーフテンMK5」
戦車といえばやっぱイギリス。大英帝国である。
紅茶だけではないのだ。戦車なる陸のバケモノを
最初に戦場に持ってきちまったのは実は英国。
なにが紳士の国だ!という気もするが。
インディージョーンズ3だったかな?
ごく初期の戦車が出てきている(マークW?)
ちなみに英国戦車はみな愛称が「C」で
始まる様子。なんでだろ。
「チャレンジャー」
初登場のキャンペーン版大戦略では我らユーザー
に衝撃を与えた。防御力は戦車で一番。
とにかく硬かったのを覚えている。
NATO機密だったチョバムアーマー装備だから
仕方ないとはいえ、PC軍がコイツを大量生産すると
もうウンザリ。その割に燃料が少なめで
あちこちでガス欠起こしてたけど。
湾岸戦争では米軍と並んで活躍した様子。
「AMX−30B2」
仏の戦車。わが国の74式戦車にちと似てる。
砲塔は亀型で105ミリ砲装備。
どうせ、どんなに装甲を厚くしてもやられるならば、
軽くしてスピードで勝負!という零戦のような
コンセプトだった気がする。
おフランス製と言われると急に高級感が。
「センチュリオンI」
コイツの開発されたのは確か1945年。
ドイツのアニマル(パンター、ティーゲル)戦車と
戦うために造られたのだ。
結局間に合わなかったけど。イスラエルとか
スウェーデンなんかで近年まで使われてた。
「メルカバ2」
イスラエルが独自に開発した戦車。
実戦経験だけはウンザリするくらいある
イスラエル軍がその経験を元に造った戦車。
今はVer4まである。
過去に市街地戦が多かったからか
戦車なのに迫撃砲まで搭載。
身近に敵兵がきたら周囲に散弾もばら撒ける。
エンジンを前部にもってきて、二重装甲の隙間
には燃料満載という、とにかく防御力重視。
イスラエルは人口が少ないからね。
後ろのハッチが開いて数人の兵士が搭乗可能。
ゲームでは戦車として使える兵員輸送車ってな扱い。
でもハインドと一緒で、積極的に戦うと兵士の
帰りの足がなくなってしまう。
歩兵は歩いて帰れ?ごもっとも。
「61シキ」
今は全車退役した自衛隊の「61式戦車」のこと。
まがりなりにもゲームでこの兵器を使えることって
あまりないと思う。東宝怪獣とも奮戦。
国鉄貨車で運べるように、車幅が国鉄貨車と
おなじにした。んで必然的に上へ高くなった。
戦車として腰高は致命的。お疲れ様でした。
これはちょっとチガウ・・
「74シキ」
自衛隊現役の「74式戦車」のこと。油圧で車高を
前後上下に動かすことが可能。昔のホンダ車みたい。
昔から日本人は妙なところばっかり凝るクセがある。
74式といえば「士魂」。
ゲームでは残念ながら弱い(っつーか軟らかいイメージ)
「89シキ」
たぶん自衛隊の現役戦車「90式戦車」のこと。
MD版の頃はまだ「89式試作戦車」といった
段階だったんだろう。走りながら撃つのが得意。
砲塔もセンサーだらけで、ハイテクの塊とか
いうけど要は全身これアキレス腱。
昔から日本人は妙なところばっかり凝るクセがある。
お手本にしたドイツレオパルド2戦車を
ひとまわり小さくした感じ。
【MBT・東側】
大祖国戦争(ロシアはWWUをこう呼称する)を
勝利させた戦車「T−34」の血統から、
歴代ソ連戦車は砲塔が亀型で足回りも
クリスチータイプで統一。
進歩がないともいうけど、シンプルがベスト。
ヘタに凝るとドイツとかドイツとかあと日本の
ようになる。
基本的にソ連は子分および友好国には型落ち戦車
・・車でいえば周辺国には「カローラ」を進呈。
自軍は「セルシオ」で固めるみたいな感じ。
よく見るとラインナップに「T−64」が無いね。
「T−54/55」
旧ソ連が子分の国にばら撒いた型落ち戦車
チェコ動乱とかでも一部で有名。
型落ちかもしれないが、今も昔も生身の市民が
戦車に立ち向かうようなシチュエーションは
あってはならない。
「T−62」
旧ソ連が子分の国にばら撒いた戦車その2。
「T−54/55」よりはグレードアップ。
中国なんか近年までコイツのコピー品を
大量配備していた。いくら弱いといっても
自軍レオパルド20台に対しT−62が
100台攻めてきたらこれはもう勝負アリだ。
「戦いは数だよアニキ!」とは昔の将軍の言。
「T−63B」
これ知らないなあ。もしかしてT−64の
ことだろうか。
・・と思って調べたら、ソ連製水陸両用戦車
PT−76(鉄でできたボートに砲塔がある)
の中国コピー兵器「63式水陸両用戦車」の
ことみたいだ。じゃ弱い。
「T−72」
ソ連の代表的な戦車。T−72は生産地によって
バリエーションがたくさんあり、ソ連本国専用
T−72はやっぱそこそこ立派に作ってあった
らしい。湾岸戦争ではイラク大統領警備隊が
装備していたけど、さすがの砂漠のカーリマン達
も米軍のハイテク兵器にはまったく敵わず
ほぼ全滅だった様子。辛い。
「T−80」
このゲームが発売されていた1988年頃は
ソ連健在で、軍事機密のベールもブ厚かった。
んな当時のソ連最新鋭戦車。パレードでちらっと
見られるほかは、ほぼ想像図のみでした。
ソ連の戦車はあまり固くなく、その分は
数でカバーするという、連邦軍でいうGM的戦略。
現在は、リアクティブアーマー(着弾したら
こちらから逆に爆発して外からの衝撃を
相殺してしまうというモノスゴイ装甲)を
外付けしていて、別の意味で本体が見えない。
以上、MBT部門でした。
次回は【対空車両】です。
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PONです。こちらこそどうもです。
御ブログのほうにこそコメントしたくて
ウズウズなのですが、なかなかチャンスがなく
(ROMってはいるんですが)
・・ええっと何の言い訳を
しているんでしょうね?
>突っ走ってますなぁ、PONさん。
はい。有難うございます。
>私は戦車と言えばチャレンジャーでしたが、
ほほう。自分は攻撃と防御を考えると
チャレンジャーって固いけど攻撃力が
1.5流な気がして(主観100%です)
やっぱ、M1だったかな。無難に。
>確かに、すぐガス欠が名物でしたね〜。
>確か燃料が38だったような
>(レオパルド2は45でしたっけ?
>両方ウロ覚えです)。
そそそ。30代だったと思います。
レオパルドもそんなモンでしょう。
M1もフル走行(1ターン=6HEX?)
X8回でFuelタンク空っぽだった気が。
>ところで、チャレンジャー初出って
>『SUPER大戦略』じゃなかったでしたっけ?
>MD版じゃなくて8bit版の。
そうです!仰るとおりです。
あの斜めから見たユニットの!
間違えました。すみません。
深い意味はありませんが、本文はそのまま
にしておきます。
関係ありませんが
イギリスってなんか緑のイメージ
(米軍=青、共産系=赤、中国=黄)
突っ走ってますなぁ、PONさん。
私は戦車と言えばチャレンジャーでしたが、兵器に詳しいワケじゃないので、感覚で好きなユニットってだけですけどね。確かに、すぐガス欠が名物でしたね〜。確か燃料が38だったような(レオパルド2は45でしたっけ?両方ウロ覚えです)。
ところで、チャレンジャー初出って『SUPER大戦略』じゃなかったでしたっけ?MD版じゃなくて8bit版の。