2006年05月20日

戦国自衛隊(70年代)

しゃがれた歌声で
「サン・ゴーズダウン♪」
と流れる
「戦国自衛隊のテーマ」が思い出されます。
歌「松村とおる」氏。すまん。知らない。
だって子供のPONには
「ざーんこーくだー♪」
聞こえていたから。

70年代ドラマを見ていた方ならおなじみ
「鈴木ヒロミツ」氏演じる
メガネのデブ隊員が全身、弓矢で射貫かれ
血まみれで絶命ですからね。
そりゃあ残酷だ。

劇中での彼は、本来そんな戦闘力も無いのに
「駆け落ちの約束をした恋人に会いに行きたい」
(タイムスリップしたので
 待ち合わせの駅があるはずも無いのだが)
という親友の願いをかなえるため、同行中
野伏せり(山賊みたいなもの)の襲撃を
一身に受けて殺されるシーンがどうしても
フラッシュバックするのです。

<あらすぢ>
1970年代、演習のため新潟県の海岸に
集結していた「陸上自衛隊」と
「海上自衛隊」の一部が
タイムスリップ
。戦国時代へ。
歴史は俺たちに何をさせようというのか??
ってやつですね。

「半村良」氏の短編小説の映画化。
本当に短編で、文庫版も厚さにして
1センチもないです。
そもそもは「星新一」氏バリの
ショートショート作品で
映画に伴い、無理やり肉付けしたと
聞きますが。

もし、学研の手にかかっていたら
新書10冊にはしちゃいますね。
今なら戦国マニアは
うじゃうじゃいるから。
ショートといっても馬鹿にしたものではなく
タイムスリップした先に何故
「信長」が存在しなかったのか?とか
「車狩りの陣」の謎とか、
基軸はきちんと押さえてあります。

この映画のためにわざわざ「角川春樹」氏は
陸上自衛隊61式戦車
レプリカすら作っちゃいました。
(その後、「ぼくらの7日間戦争」に
 転用されたのは有名な話)
今の「男たちのYAMATO」に通じますね。

それから当時、文字通り「秘蔵っ子」だった
「薬師丸ひろ子」
演じる武田軍の「若武者」!
(役名「子供のような武士」(笑))

てめー、文明の象徴たる
「軍用ヘリコプター」を
状況もわからんのに「野蛮」な手段で
撃墜するんじゃんーよ!
ヘリが無ければ「ただの人」じゃんか!
と当時のPONは
本気で怒っておりましたので
今に至るまで「薬師丸ひろ子」さんは
「余計なことをする奴」として
好きではありません。

戦国ゥ衛隊70年代.jpg

製作国 日本 138 分
初公開年月 1979/12/15

監督: 斉藤光正
製作: 角川春樹
原作: 半村良
脚本: 鎌田敏夫

千葉真一 にしきのあきら
三浦洋一 かまやつひろし
渡瀬恒彦 河原崎建三 鈴木ヒロミツ
竜雷太 岡田奈々 夏木勲 仲谷昇
成田三樹夫 小池朝雄 草刈正雄
勝野洋 岸田森 真田広之 宇崎竜童

スゲー。これぞ大作って感じだ。



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画面で確認できる武器は以下のもの。
後は陸上・海上自衛隊員が併せて21名

61式戦車-1両
・・戦後の第一世代。初の国産戦車。

M3A1装甲車-1両 [12.7mm装着]
・・時代だね。アメリカのお下がり。 

ジープ-1両 [7.62mm装着]
哨戒艇 (哨19号) -1隻 [12.7mm装着]
ヘリコプター (シコルスキーS62) -1機
トラック-1台

・ロケット・ランチャー
・60mm迫撃砲
・手留弾
・64式小銃
・短機関銃

・・正直に言って、戦国時代に与える影響は
ホント微々たるモンだね。この戦力では。
むしろ、20世紀に生きてきた隊員たちの
知識、知恵こそが大きな武器だったと。

60式装甲車も存在すると思っていたけど
どうやら漫画板のイメージが強かったみたいで
映画では出てこなかったようだ。


posted by PON at 21:00| ☀| Comment(9) | TrackBack(5) | 映画(サ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。
TBしときました!
私も昔文庫本を見た記憶があります。父上が持っていた本なんですが、今更ながら、あれを読んでみたい気分です。
この映画は、そのアイデアにすごくひかれました。当時のSF系って小松左京さんもそうですけど、なかなか人をひきつける魅力があったなって感じます。当時の映画をまた色々と観てみたくなりました。
Posted by REALLIFE at 2006年05月21日 16:16
>REALLIFE様

>父上が持っていた本なんですが、
>今更ながら、あれを読んでみたい気分です。
そうですね。古本屋で100円で売っていますよ。
PONが買ったのは表紙が「ダイナミックプロ」
(永井豪系)のたぶん石川賢さんの絵だった
気がします。非常に70年代でした。

70年代ついでに「新幹線大爆破」も急に
見たくなったなあ。ポセイドンアドベンチャーも
リメイクしたことだし。現代版も見てみたいけど
今の邦画の製作能力じゃな。
ここは是非「ローレライ」の「樋口」監督に
お願いしたい。
Posted by PON at 2006年05月22日 12:43
そういえば、見たことなかったこの映画!
「ローレラ」とか「イージス」とかとあわせて観てみようかな〜。

そういえば、同じく薬師丸ひろ子が出てて、ちょっと軍事色があった映画があったような気がするんだけど……なんだっけ?
Posted by るしは at 2006年05月26日 21:19
>るしは様
祝。復活。
なんかかなり遠くまで通われている
ようですね。詳細はいずれ個人的にメール
などで連絡させていただきますが・・
ネコを抱く暇も無いというのは
可哀想ですね。
体調だけは気をつけて。

>「ローレラ」・・潜水艦版ガンダム
>「イージス」・・真田版ダイハード

>そういえば、同じく薬師丸ひろ子が出てて、
>ちょっと軍事色があった映画があったような
>気がするんだけど……なんだっけ?

それは「人間の証明」ではありませぬか?
実際に戦っているのは「健さん」だった気が?
Posted by PON at 2006年05月29日 12:24
どうもご心配をおかけしました。
最近はようやくにゃんこ抱けてますよ〜。

さすがPONさん!そうそう、それそれ!「人間の証明」!!
すご〜く昔、確かテレビでラスト数分だけ観て、ちょっと気になっていたのでした。
ガンダム、ダイハード(笑)とあわせて、レンタル屋で探してみよっと。
あと「皇帝のいない八月」(だったかな?)なんかもまた観てみたいところ。
・・・レンタルしてるといいけど^^;
Posted by るしは at 2006年05月30日 23:39
>るしは様

「皇帝のいない八月」
あれね〜。要するに1970年代の
自衛隊の扱いに憤った自衛隊員が
クーデター起こすって設定で
主人公は渡瀬恒彦氏。
彼が演ずる役は「戦国自衛隊」でもそうだけど
PONの中では「獅子身中の虫」
必ず裏切るんだな。別に彼のせいではないけど。

行きがかり上、ブルトレ「さくら」号を占拠
最後は爆破してしまうのです。
だから当時の国鉄は
撮影に全面非協力だったらしいですよ。

参考までに(苦笑)
Posted by PON at 2006年06月06日 12:31
>るしは様
「人間の証明」ではなくて
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/ningen/index.html
「野生の証明」でした!
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD18892/index.html?flash=1
おはずかし。
知ったかぶりはするものではありませんね。
Posted by PON at 2006年06月06日 12:34
あーそういやそんなのもありましたね^^;
紛らわしいタイトル・・・と、思ったら原作者同じなんですね。
この頃は森村誠一が旬だったのかしら・・・
Posted by るしは at 2006年06月08日 14:03
>るしは様

>この頃は森村誠一が旬
かもしれませんね。
角川春樹氏にどういう経緯か
気に入られて、グループを挙げて
バックアップされた頃がちょうどその頃
だったのかもしれませんな。

ところで・・るしは氏も
色々大変だとお見受けします。
しっかりふんばりましょう!
Posted by PON at 2006年06月14日 12:13
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