藤谷文子のオヤジが、元凄腕工作員でありながら
現在は学校の用務員。彼が学校を襲う日狂組と戦う・・とか
ガッコウが変形して潜水艦になって、自衛隊の指揮
勝手にを離れてNYに向う・・とかそんな話では
全然ありません。
教師も生徒も、正体不明の恐怖に支配された
田舎中学校のあるクラス。そこに関係してしまった
人間たちの現在過去未来の迷い道くねくね。
<あらすぢ>
内容(「BOOK」データベースより)
青葉ヶ丘中学3年A組―悪魔のようなこのクラスを、
担任教師が名づけて「沈黙の教室」。何者かが
不気味な恐怖新聞を発行し、つぎつぎと粛清の対象を
指名していく。そして行なわれる残酷ないじめ。
やがて20年がたち、クラスの同窓会の告知が新聞に
載った時、報復を誓う者による大量殺人計画が
ひそやかに進行しはじめた!
めくるめく多重構造の謎と、じわじわと忍びよる
恐怖。日本推理作家協会賞長篇賞に
輝くサスペンス。
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「めくるめく多重構造の謎」??
改めて思うにめくるめく・・てなんだろ。
ページを次々と「めくりたくて」しょうがないとか
そういうことではないみたい。
「目がくらめく・・・うれしくて、
目がクラクラする」そんな多重構造の謎
誰もがそれなりに裏でアヤシイ事やっているから
犯人というか黒幕に見えてしまって
ヤヤコシイことに。
謎が謎を呼んでしまうのだ。
ああ、それが「多重構造の謎」なのね。
ま、なんてのかな。
コドモは無邪気だとかいうけど
「思春期の子供」が一番コワイってことで。
・・女生徒も怖いかな。別の意味で。
一時の劣情に流されるなってことです。
「足を踏んだ方はすぐに忘れても
踏まれた方はその痛みを忘れない」
ありがちですけどね。
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