━━ n. 【動】ラバ ((雄ロバと雌馬との雑種));
三省堂提供「EXCEED 英和辞典」より
MULE(ミュール)と読みます。
BPSという会社が
外国のゲームを移植したもの。
ハマリましたね〜。これも。
最大4人で遊べるシミュレーションゲームで
目的は未開の惑星を開発すること。
自分たちを連れてきた輸送船が
戻ってくるまでの一年間に
誰が一番豊かになっているかを競うもの。
惑星を開発するには
どんな用途(鉱山開発、農作業、エネルギー開発)にも
ミュールと呼ばれる機械を使う。
プレイヤーはターンごとに
早いもの順で土地をもらい
「食料」「太陽エネルギー」「鉄鉱石」を生産する。
食料はプレイヤーが生きるため、
(食料が無いと操作時間が短くなってしまう!)
エネルギーは、ミュールを動かすため、
鉄鉱石はミュールを作るために必要。
この3つのうち、どれか一つでも
欠けていると惑星は発展しない。
土地ごとに何を生産するか決めたら
中央にある市場からミュールを購入、自分の土地に運ぶ。
あとはミュールが勝手に仕事をして
その成果物が自分のふところに入ってくる。
このゲームの醍醐味は、
中央市場でのオークション。
プレイヤーにとって食料とエネルギーは必需品。
しかし必要なのに手元に無いなんてしょっちゅう。
そんなときにはなんとかして
手に入れなければならない。
そこで、商品を他のプレイヤー同士で
オークションして買うのだ。
高すぎては誰も買わないし
作りすぎて市場にだぶついても誰も買わない。
慈善事業じゃないからダンピングも致しかね。
品薄になりそうなものを生産して
オークションで高く売るのがコツなのだが
自分だけが良かれという
「ごうつくジジイ」の集団だと
自分も含めた惑星自体が破滅(破産)してしまう。
己の欲だけをただひたすらに追求するツケは
必ずわが身に降りかかる。
資本主義とは結局何ぞや??
その手の本を何冊も読むよりも
このゲームをプレイするだけで
実体験ですぐ判ります。
このゲームと
「いただきストリート」シリーズをプレイすれば
「資本主義」は判ったようなもんだね。
(言いすぎ?)
残念ながら、今のところ復刻ならず。
今なら多少操作性を改善すれば
立派なパーティーゲーム
いや、ネットゲームとして復権すると思う。
外国(アメリカ)はすごいな。
こういうゲームを遊びにしてしまうもの。
学校の社会の授業などで
このゲームを生徒にやらせるたらいいと本気で思う。
堀衛門にブームに乗って
小学生に「株」を教える愚行よりも。
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はじめまして。管理人PONです。
ようこそお越しいただきました。
>88版持ってます〜。
ええ?いいなあ。エミュレータですか?
>ミュールが海外版に比べてリアルタッチに
海外版のほうが、よほどリアルにまとめそう
ですが、自分は実物を見たことがないので・・
どんなモンなんですかね。
>最近びんちょみゅーるっていうのを
見つけましたが、フリーソフトでは
ないようですね。
>コレを基にしてるんでしょーか。
ざっと見た限りではおそらくそうだと思います。
>やってみたい気もしますがパクリだったらと
>思うとちょっと気が引けます。
まあ、そんなこと言ったらキリがありませんし
ユーザーは気にする必要はないと思いますよ。
記事にも書きましたが、自分が当時ネットで
見つけた奴は、たしかフリーソフトで
「MULE」が入手できないなら
自分で作ってしまえ!という数寄者だったと
思います。
>BPSが消滅した後、これの権利とか
>どうなったんでしょうね…。
借金の抵当に、どこかのヤクザに取られた
とか・・ね。ヤクザが持っていても仕方ない
権利ですけども。
また遊びに来てくださいね。
最近びんちょみゅーるっていうのを知ったんですが、コレを基にしてるんでしょーか。やってみたい気もしますがパクリだったらと思うとちょっと気が引けます。
BPSが消滅した後、これの権利とかどうなったんでしょうね…。
おっしゃるとおり
>シムアース
とはまったく違うゲームです。
「資本主義」をゲームにしたかったが
地球規模で扱うには広すぎるので
「植民惑星」の開拓という名目で
人類経済世界を矮小に切り取ってみた・・
そんな感じです。
目指すところは
「開拓惑星」上である物質(食料とか)が
突発的に不足。市場にも在庫が無く
自分だけがその物資を豊富に所有している・・
そんな状況が一番望ましい。
値段がつけ放題。
超強気の売り手市場が出現!うはうは。
ある一定の値段なら
市場で「公共料金」で買えるんです。
なんか、このゲームをフリーソフトで
再現したつわものがいたらしいですが。
オークションで売買をするとは、なんとも凄い事をゲームにしたものです。
やっぱり海外の発想って違うなあ。