申し訳ありませんが、
今回はラーメンです。
その昔、地元の商店街に
「た○きラーメン」という店がありました。
それは昭和50年代、幼心にらーめんという
食い物があることを、認識したばかりの頃。
父親に連れて行ってもらったと記憶してます。
「おー、XXちゃん(俺の名)か!
よく来たなぁ、大盛りにしてやるよ」
とマスターがテーブルに出した逸品は
あおあおとしたキザミ青ネギ山盛りの塩バターラーメン。
青くてスープも麺も見えません。
角バターがスープにとろけ切らない頃合に
まずネギとバタースープだけでいただく。
体に悪そうなもの程
得てしておいしいものです。
聞いているか!?海原雄山
比較的好き嫌いが多い私ですが
わが人生においてネギが嫌いなものとならずに
順調に推移したのはこの頃の影響でしょう。
(ちなみにキュウリの嫌いな私が
ピクルスを食べられる・・つうかむしろ好きの部類
なのは無論、マックの影響)
その後「た○きラーメン」はうまいラーメンの店として
じわじわと評判になりまして、いつしか大きな
西洋風の店構えのレストランを経営するになりました。
マスターはラーメンで身を起こしましたが
そもそもは洋食屋がやりたかったのかもしれません。
スペイン料理中心のメニューでしたが
ラーメン達も現役で並んでいました。
普通の塩ラーメンに続いて
(ネギバカ盛りはいつの間にか無くなっていましたが)
「西洋風ラーメン」:クラムチャウダースープのラーメン
なんていうのも新登場。田舎もんの私は
大いに衝撃を受けました。
なかでも店の名前を冠した
「た○きラーメン」は
一見、醤油味の五目ラーメンだったのですが
よく見ると醤油スープに点々と黄色い模様・・チーズ?
「マヨネーズ」だったんです。
香取慎吾大喜びのラーメン。
これも登場時は衝撃でした。
大きくなってカップ麺くらいは作れるようになった
私、ただの醤油ラーメンに何かひと工夫欲しいときは
決まってマヨネーズを入れるようになりました。
もっとも最近のラーメンは放っておいても
クドいのでめったに入れなくなりましたが。
以上で話はおしまいです。
ええ、まったくオチはありません。
誰にでも思い出の味ってやつがあります。
他人から見るとたいしたこと無いんですけど
ずっと語れてしまうもの。
あなたにもあるのではありませんか?
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