「鳩」が多い。
それもハンパじゃない。
やつらは
私が朝急ぎ足で歩いている足元で
平気でひなたぼっこをしている。
しかも首を縮めて足を体内に引っ込めた
敵が来ても絶対に即応できない体勢。
私にその気があれば即、
蹴っ飛ばせる距離だ。
でも普通はやらない。人間側にはメリットが無いからだ。
あいつらは知ってしまったらしい。
自分らはまったく人間に相手にされていないってことを。
むやみに逃げる必要を感じなくなるとは、
これは大いなる進化なのかも。
俺が覚えている、以前の彼らは
もう少し謙虚だった気がする。
鶴見川岸で。
私が鳩にばっかり餌をやっていたところ、
鳩どもの作る輪の一番外側で
静かに待機していたはずの「すずめ」が
俺に向かって・・
ちゅん!
いやマジで、奴の一言には間違いなく
意思が込められていましたよ。
くれよ俺にも!
それからはすずめ(「ちゅんすけ」と命名)を中心に
餌をあげる俺でした。
<おまけ>
これは私の長年の研究から発見したことですが、
鳩どもは餌をあげる人間の
アクションを見て集まってくるのです。
事実、あげるべき餌が無くなったあとでも
手を前後にぶんぶん振っているだけで
奴らは集まってきますよ。
その後のやつらの不思議そうな面は見ものです。
(本当ですって)
お試しください。
もっともイイ大人が、意味無く手をブンブン振ってるってのは
他所から見て充分「不思議」ですけども。

フリーズしたウインドウズ
・・ではなく昨日の町田の空
(営業中にて)
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