2011年10月16日

未来の食卓

「未来の食卓」

妻がレンタルしてきたドキュメンタリー。
2007年のフランス映画。
「不都合な真実」に少し似ている。
まあ社会に警鐘を鳴らす
「ドキュメンタリー」だからね。

あらすぢというか内容
フランスの小さな村を通じ、子供の未来を
脅かす食物汚染や環境汚染を訴える
ドキュメンタリー。フランス南部に位置する
バルジャック村では、村長と村民の熱心な
働きかけにより、小学校の給食を全て
オーガニック化するという前例のない施策が
講じられている。国民の健康よりも生産者や
企業の利益を優先する現代の食産業の実態に
真正面から触れ、人間と自然の調和を
スクリーンに美しく描き出した意欲作。

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「最新の研究結果によると我々の世代よりも
 次世代のほうが健康を損ねている%が高い」

BIO(仏語でビオ。オーガニック農法)のこと。
どんどんオーガニック農法を広めよう!という内容。

このドキュメントを額面どおり取るのであれば

我が子というか次世代には、健康的なものを
食べさせた方が良いに決まってるし
地産地消もまったくもってその通りだと思う。

そのために、普段あなたが買っているキャベツ
100円が300円になっても文句言わないね?
そんなドキュメンタリー。

宇宙服のような作業着を着て
殺虫剤を畑にばら撒く農家。
従事者はウツ、頭痛などに悩まされ
その子供は若くしてガンで亡くなり
農村のガンの発症率が90%だとか
なんとか画面に次から次と表示されれば
映画の通りが仏農業の現実だとしたら・・
そらああーた、もう仏直輸入ワインすら
飲みたくなくなるってもんです。



フランスっつったら農業大国。
すべてがホントだとは言わないけれど
中にはホントの事が混ざっていると思う。

「それにしても未来の食卓にゾッとした!
 しかしこういった動き(オーガニック農法)が
 地道に拡がってきているとは、なんとスバラシいんだ
 さすが欧州!」
なんて、観劇直後のジブンのような人も
大勢いらっしゃるでしょうから

あえて、この映画に懐疑的なブログ
紹介しておくことにします。
パワーバランスとして。

【参考】
「映画「未来の食卓」に見る情報操作」
 ↓
http://mscience.jp/truth/?p=92

 平均寿命が80歳とか言うじゃないですか
 それは1920〜30年生まれの
 若い頃にまったく合成化学物質の洗礼を
 受けなかった人たちの話です。

↑劇中の談話には結構納得。



原題:Nos Enfants Nous Accuseront
監督:ジャン=ポール・ジョー
プロデューサー:ベアトリス・カムラ・ジョー
撮影:ジョエル・ピエロン、アマル・アラブ
音楽:ガブリエル・ヤレド
製作国:2008年フランス映画
上映時間:112分
配給:アップリンク

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posted by PON at 21:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(マ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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