妻がレンタルしてきたドキュメンタリー。
2007年のフランス映画。
「不都合な真実」に少し似ている。
まあ社会に警鐘を鳴らす
「ドキュメンタリー」だからね。
<あらすぢというか内容>
フランスの小さな村を通じ、子供の未来を
脅かす食物汚染や環境汚染を訴える
ドキュメンタリー。フランス南部に位置する
バルジャック村では、村長と村民の熱心な
働きかけにより、小学校の給食を全て
オーガニック化するという前例のない施策が
講じられている。国民の健康よりも生産者や
企業の利益を優先する現代の食産業の実態に
真正面から触れ、人間と自然の調和を
スクリーンに美しく描き出した意欲作。
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「最新の研究結果によると我々の世代よりも
次世代のほうが健康を損ねている%が高い」
BIO(仏語でビオ。オーガニック農法)のこと。
どんどんオーガニック農法を広めよう!という内容。
このドキュメントを額面どおり取るのであれば
我が子というか次世代には、健康的なものを
食べさせた方が良いに決まってるし
地産地消もまったくもってその通りだと思う。
そのために、普段あなたが買っているキャベツ
100円が300円になっても文句言わないね?
そんなドキュメンタリー。
宇宙服のような作業着を着て
殺虫剤を畑にばら撒く農家。
従事者はウツ、頭痛などに悩まされ
その子供は若くしてガンで亡くなり
農村のガンの発症率が90%だとか
なんとか画面に次から次と表示されれば
映画の通りが仏農業の現実だとしたら・・
そらああーた、もう仏直輸入ワインすら
飲みたくなくなるってもんです。
フランスっつったら農業大国。
すべてがホントだとは言わないけれど
中にはホントの事が混ざっていると思う。
「それにしても未来の食卓にゾッとした!
しかしこういった動き(オーガニック農法)が
地道に拡がってきているとは、なんとスバラシいんだ
さすが欧州!」
なんて、観劇直後のジブンのような人も
大勢いらっしゃるでしょうから
あえて、この映画に懐疑的なブログを
紹介しておくことにします。
パワーバランスとして。
【参考】
「映画「未来の食卓」に見る情報操作」
↓
http://mscience.jp/truth/?p=92
平均寿命が80歳とか言うじゃないですか
それは1920〜30年生まれの
若い頃にまったく合成化学物質の洗礼を
受けなかった人たちの話です。
↑劇中の談話には結構納得。
原題:Nos Enfants Nous Accuseront
監督:ジャン=ポール・ジョー
プロデューサー:ベアトリス・カムラ・ジョー
撮影:ジョエル・ピエロン、アマル・アラブ
音楽:ガブリエル・ヤレド
製作国:2008年フランス映画
上映時間:112分
配給:アップリンク
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