2006年07月26日

思い出のラーメン

PONが上北沢に住んでいたことは
以前に書いたとおりですが
下宿先からすぐの甲州街道沿いに
「屋台ラーメン」がありました。

決してキレイではないが
使い込まれた屋台のあちこちに
引出しがあり、手際よく材料が出てくる。
オヤジさんの手際を見ているだけでも
充分楽しかったり。

メニューは醤油・味噌・塩
いずれも一杯600円。
大盛りは+100円。
チャーシュー麺は+200円?

そこのオヤジさんは
とっても良くして下さいまして。
例えば、大盛り頼むと怒られるんですよ。
「大盛りなんか頼むんじゃね〜」って。
んで黙って待っていると
大盛りサービスなんですな。

麺はチヂレ麺で
ゆで卵は必ず1個。手馴れた手つきで
先に5円玉のくくりつけてある「針金」を使い、
断面が稲妻状になるよう、
卵を半分に切って行きます。

味は「うまい!」としか言いようが無いのだが
秘密はオヤジさん「秘伝のタレ」
ジャムのビンに無造作に入っており
必要に応じてラーメンに投入するSYSTEM。
醤油ベースににんにく、ねぎ、しょうがなどを
漬け込んだこのタレ。
スプーン一杯でご飯3膳はイケます。
しかも、食べた後は終日、絶対に
「デート」出来ないというおまけ付。
(当時はデートする相手もいなかったが)
レシピ欲しいな。

「屋台」のほうが気楽だから。

このオヤジさん。
あんまり詳しいことは聞かなかったけれど、
以前は自分でお店を構えており、
結構繁盛していたらしい。
それが決まった時間に起きるのが苦手で
結局、店をたたむ事になったのだそう。
確かに、開店、閉店時間も気分次第。
雨だと出店していない。
また、これもオヤジさんのポリシーらしく
金は必要な分だけあれば良いので
生活資金が無くなったら、
屋台を出す
というスタイル。

以前は近くに住んでいたから
それこそ毎日、確認が出来たが
離れてしまった今となっては
目的買いしたくても一種のカケ。

上北を離れた後も、何度か無理矢理
甲州街道を西進したが
一度もあの屋台に出会うことも無いまま
早10年、現在に至る

ワンカップのビンに無造作に
入れられた「お冷」を見ると
あの「屋台」を思い出す。

一度、相方を連れて行きたいが
オヤジさん元気だといいんだけど。

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posted by PON at 21:00| ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 食事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>通りすがり様
おお!大変貴重な情報
有難うございました。
2CH風の地域コミューン投稿板でしょうか?

「キャピタル自動車」も無くなったか・・。

>おじさんの知り合いが
>下高井戸のラーメン屋(なんち)で
>働いていたが、今は分からず。
今、思いだしましたけど
もう独立した娘さんがいて
時々様子を見に来てくれるが
自分は「桜上水」に住んでいるんだ!
とか聞いたことがあります。

>「そんな贅沢しちゃダーメだよ〜」と
>言って受けてくれないし、
そうそう。「チャーシュー麺」でも
それを言ってくれたのか。
頼めばよかったかな(笑)

>五円玉を結んだテグスで
>ゆで卵を櫛切りにしたり
>ねぎは手に持って直接器の上で
>切り落としたり
そう、あの技に、この店主は
ただモンじゃないなって感じたものです。
閉店は致し方ないとしても
お元気だとよいのだけど。

またよろしくお願いします!


Posted by PON at 2006年10月16日 00:16
やけに長文であれですが、拾って来ました。
顛末がちょっぴり寂しげですが…
もう一度ここの味噌ラーメンを食べたいです…

193 名前: 上北沢住人 投稿日: 2001/10/22(月) 19:19 ID:QKOEqEHg
やっちゃ場ラーメン情報(青果市場前屋台)

残念ながら、2年程前から出ておりません。
市場の裏にはしばらく屋台置いてあったけど、今はもう無い。
件の主人は、かねてより肝臓を患っていたようだった。
暇さえあれば焼酎飲んでいたからね。

で、一時さすがに弱ってしまい入院していたのだが、
久々に店を出したときにこう言っていた。
 「あんまり退屈だから、逃げてきた」
肝臓はもう良いのかい?
 「あんまり調子がいいので、試しにそーっと飲んでみたら、だいじょうぶだった」
と言いながら、ラベルを剥がしたカップ酒のコップに注いだ焼酎をちびちび飲んでいた。

それからしばらくして、出なくなってしまった。
電気と水道を貸していたキャピタル自動車もなくなってしまったし、
おじさんの知り合いが下高井戸のラーメン屋(なんち)で働いていたが、今は分からず。

仕事がはねた後に良く食べに通いました。
わざわざ品書きに加えたチャーシューメンを頼むと、
「そんな贅沢しちゃダーメだよ〜」と言って受けてくれないし、
五円玉を結んだテグスでゆで卵を櫛切りにしたり、
ねぎは手に持って直接器の上で切り落としたり、なかなか面白い人だったんだが。

ごく最後の方では味噌ラーメンが無くなってしまった。
親父曰く、「二箱送って来たのを、やっぱりいらないと言って一箱送り返したら、
     怒って二度と発送してくれなくなった。」
なんでも、味噌ラーメンの味噌は、オヤジが苦労して探し出した北海道にあるメーカーの物だとかで、
いつも頼んで送って貰っていたんだそうだ。
ちゃんと謝ったのかい?とただすと、
「うん、謝った。その後発注し、返事はいつもどおり元気いいのだが物はいつまでたっても、
催促しても空返事、二度と来る事は無くなった」との由。
Posted by 通りすがり at 2006年10月15日 01:01
>REALLIFE様

>ニンニクのきいたラーメンってうまい
ええ、PONも基本的には大好きです。
結婚もできたことだし、
独身時代のデートほどには
ニンニク系の料理に
気を使わなくてもよくなったのは嬉しいです。
嫁さんにいやな顔はされるかも知れませんが
それはまあ一緒に食わせてしまえば
いいので(笑)

>ここ10年くらい行ってないなあ、あの店。
機会があったら教えてください。
こっそりと。

>しかし、大盛り頼むんじゃねー!
まあ、どこぞのラーメン屋のように
「食わせてやるんだ系大カンチガイ店」
とはまったく別次元の
「店主の主張」なんで大歓迎でしたが。
Posted by PON at 2006年08月08日 12:16
こんばんは。
いいですなあ、こういう話。
ニンニクのきいたラーメンってうまいですよね。私も随分前に知った店でそういうの食べて、その美味しさにハマッたものです。ここ10年くらい行ってないなあ、あの店。またあのラーメン食べたいなあって思われてくれてありがとうございました。
しかし、大盛り頼むんじゃねー!ってすごいですね(笑)
Posted by REALLIFE at 2006年08月05日 23:08
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