2006年05月11日

眼下の敵

「眼下の敵」〜THE ENEMY BELOW
デスよ。
言いたかないけど
IMEが最初に変換しちまったから
一応、触れておきますと
「眼科の敵」ではありませんので。
そもそも眼科の敵といったら?
「ブルーベリー屋さん」でしょうか。

くだらない「つかみ」を終わらせたところで
この映画は改めてヨイ邦題です。
現代、公開するなら
潜水艦本格アクション
「エネミー・ブロウ」

なんかで終わらせてしまいそうですが。
諸先輩方とくらべて最近、お仕事
していないんじゃないですか?
映画配給会社の方々

眼下DVD.jpg

<あらすぢ>
第二次大戦中の南大西洋。
ドイツのUボート狩りをやっていた
米駆逐艦ヘインズ号と
特殊任務を帯びた、
歴戦のドイツUボート潜水艦
の死闘とその結末。

大戦当初でこそ、官民関係なく
たくさんの艦船を沈めてきたUボートだが
アメリカとイギリスが「対潜水艦」に
本腰を入れ始め、ドイツが海でも
負けつつある時代のお話。

広大な海に散らばるUボートを相手に
する必要から、アメリカ軍は大量に駆逐艦を建造、
主人公が指揮するのは
「バークレー級戦時簡易型駆逐艦」
名前だけ見てもいかにも急造品のフネと
(実在するのでしょうか??)

軍を挙げての艦長不足に対し、
単に民間商船の一等航海士だった
(船が動かせる)というだけで
駆逐艦艦長
にさせられたしまった
艦長も存在した。
新任艦長マレル艦長(ロバート・ミッチャム)
もその一人。
水兵の間の噂によると、艦長は着任以来
「船酔い」で自室にこもりっきりらしい。

一方、歴戦のUボート艦長
フォン・ストルバーグ艦長

(クルト・ユルゲンス)
腕は確かだが、元陸軍伍長の総統(ヒトラー)に
対して心服する気にもなれず、
かといって居場所は潜水艦の中にしかない。
そんな彼が「職業」として
秘密任務に従事、南大西洋を目指す。

「眠い目のタフガイ」こと
ロバート・ミッチャム演じる艦長。
やっぱかっこいいわ。
特に、双方初遭遇した時の
指揮ぶりといったら!
「あれは映画!」といわれそうだけれど
まったくもってカッコいい。
「一生付いて行いきます!」ってカンジ。

「大丈夫なのかなこのヒト?」
という描かれ方をするキャラが
イザとなると鮮やかにきめる、という姿。
エンターテイメント映画では
もはやお約束とも言えます。
なんか「マレル艦長」に
「ヤンウェンリー」を思い出したけれど
当然、田中芳樹氏も
この映画は見ていることでしょう。

アメリカが作った映画にしては
珍しく、敵味方が均等に描かれていて、
「戦争」のむなしさをきちんと伝えている反面
「西部劇」のようなエンターテイメントでもある
絶妙なバランスの映画。
この映画を越える「戦争映画」に
まだ出会えていません。
なにかありましたら教えてください。

最後の台詞がもう少し
気の利いた言葉にならなかったのかなあ?
と思うところもあるのですが
だからといって代わりの台詞も
浮かばない凡才のPONなのでした。


製作: 1957年 米
監督: ディック・パウエル
出演: ロバート・ミッチャム
    クルト・ユルゲンス

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こんな映画
くだらん「軍事ロマンティシズム」じゃないか!

と言われましたら返す言葉はございませんが、
男の子供(含むPON)はこういうのが
大好きでね〜。

あーいう艦長になら(米独どちらも)
「命ささげます!」って気になるもの。
絶対的に服従できる存在を
欲しているのかも知れないな。
男の子って。


posted by PON at 21:00| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画(カ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
うーん、言わずと知れた戦争映画の名作のひとつじゃないでしょうかね〜。古い映画だけど、なかなか見所があっていいですよね。
両艦長は、確か「史上最大の作戦」においても米軍と独軍の将帥として出演してましたよね。あ、この映画また観たくなってきました(笑)
Posted by REALLIFE at 2006年05月14日 17:54
>REALLIFE様

>確か「史上最大の作戦」においても
>米軍と独軍の将帥
そうです!そうです。
ロバートミッチャム将軍は
あの史上最大の作戦の中でも最大の激戦地
「オマハビーチ」担当・・だった気がします。
たとえ海兵隊の猛者扱いされていても
あんなところで戦いたくないなあ。
ましてやそれを強要する某帝国陸軍
のようなマネはねー。

クルト氏は生粋の「ドイツ人」役者ですから。
Posted by PON at 2006年05月16日 22:28
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