(アスキー新書 87)
[新書] 外川 淳 (著)
職場の先輩に借りました。
<ないよう>
内容紹介
NHK大河ドラマ「天地人」の真相!
頭脳明敏、容姿端麗― 豊臣秀吉、徳川家康を
魅了した「愛義の宰相」の実像とは?
豊臣秀吉の死後、天下統一を狙う徳川家康に対し、
「直江状」を持って主君上杉景勝とともに
抵抗するも、関ヶ原の戦いに敗戦。会津120万石
から米沢30万石に減封されるという未曾有の
危機に際し、「上杉」と言うお家存続のため
兼続が打ち出した経済政策とは?米沢藩発展の礎を
築きながら、自身の死後、直江家断絶の道を
選んだ男の生き様を描きだす!!
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中身は非常に正統派の歴史本でした。
「信長の野望」や「花の慶次」あたりでで
戦国時代を知った自分のような輩が
直江兼続について知識を深めたければ
良い本だと思います。
文体も抑え目で、正統派の説だけが
淡々と書いてあります。
ただ、頭脳明敏、容姿端麗なんて
必要以上に持ち上げられてますと、
直江兼続ってそんなに凄い人だったんだろうか?
なんてギモンが沸々と。
いや、戦国時代に無茶苦茶な先代(上杉謙信)
から領土を受け継ぎ、曲りなりにも
守り抜いたということは、もちろん不肖PONに
できるはずもないんで、凄いひとなんですが
(戦国の世に名前が残っている人は
それなりに凄いですよそりわ・・)
ま、それは棚上げいたしまして、ですねー。
ここでいう「凄い」人ってのは
信長の野望的ゲームレベルでの評価ってことです。
>「直江状」を持って主君上杉景勝とともに
>抵抗するも、関ヶ原の戦いに敗戦。会津120万石
>から米沢30万石に減封されるという未曾有の危機
仮にも120万石の宰相だったのなら
加賀前田藩の様に、逃げ切ることこそ
肝要だったように感じられて。
戦っても最終的な勝利は得られなかったし。
「義」に殉ずるとかいうけども
「義」とか「意地」とかって結局、高くつく。
お腹もふくれないし。
そういった眼から見れば「伊達政宗」
彼は凄いよ。うん。
Hey Guys! Ready Go!
兼続自身、そんなこと解っていたから
>自身の死後、直江家断絶の道を選んだ
のだろうな。
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