2011年01月05日

男たちのYAMATO(再観)

「男たちの大和(再観)」

以前、映画館で観たんですが。
レンタルしてきまして再観劇。

4歳の息子に、宇宙戦艦ヤマトと騒ぐのもいいが
戦争は基本、避けるべきもの。酷いモンなんだと
教えておこうと思いまして。

一般映画(邦画)の割には
戦死シーンがドカドカ出てきて
戦争のバカらしさ、悲惨さを
少しでも伝えようとする心意気・・。
それはなんとなく伝わってくるんですけど
死体がみんな「五体満足」で単に血まみれなだけなのが
・・ねえ。好き好んでスプラッター描写が
見たいワケじゃないけど、一般映画では
あれが限界なのかなと。

ジブン、「戦艦武蔵の最後」って子供向け戦記を
むかーし、読んだことがあります
当時の軍艦では、戦場が近づくと床一面に
砂を撒いたらしい。血のりや「はらわた」で
戦闘中に他の将兵が滑らないように、という配慮からだとか。
「はらわた」って言葉、ジブンはソコで知りました。
そして絶対そんなフネに乗りたくないなあと。

一方、海軍兵の死に様は、浸水で溺れ死ぬか、
ドコからか飛んできた船とか砲弾の破片で
スパッと体のどこかが切断され死亡するのが
ほとんど。
せめてジブンの死に様ぐらいは選びたいと
オレは陸軍を選んだと昔、誰かが書いていた気もする。

・・あーうーつまりキレイすぎる死に様ってこと。
せめてスターシップトルーパーズくらいの
死亡描写があっても良かったんじゃないか?

映画を見ていて、改めて思い至ったのは
当時のフネは、いくら鋼鉄で囲って
最強の武装をしても、動かすのは人力。
対空砲を直接破壊せずとも、従事している人間を
倒してしまえば機能しなくなる
って冷徹な事実でした。

また、先日、立ち読みした模型雑誌で
戦艦大和(沖縄出撃直前最終兵装型)の作品が。

よく出来ているなあ、と雑誌を眺めていると
改めて気がついたのは
大和の最大の特徴である三連装主砲
第二砲塔の屋根に「九六式25mm三連装機銃」
があること!
しかもシールドなし。
ふりかえって仰ぎ見れば、第一副砲もあるわ、
しかもてめーの足元は大和の主砲ですからね、
ぐるぐる回転するわけで・・。

しかも海軍自慢の46センチ三連装砲。
斉射時、近くにいる人は口を空けておかないと
空圧で鼓膜が飛ぶってんだから。

あそこにだけは配置されたくない、心底思った。
てか、実質機能したんだろうか?あの銃座。

息子ですか?
ヤマトをいじめるヒコーキ(←米海軍機の事です)
がたくさん出てくるからイヤ、と意思表示して
そそくさと、お絵かきに没頭してしまいました。
(出来た絵は「ヤマト」でしたが)

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posted by PON at 21:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(ア行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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