昔でこそ自分も「漫画版」≒「アニメ版」という
ある意味、幸せな見方ができていたが
やはりアニメと原作漫画は別物であるようだ。
「ゲームセンターあらし」という漫画があった。
現在30代の人間には懐かしい漫画だ。
コロコロで連載、人気急上昇で即アニメ化という
道のりを辿ったが、アニメ版は激評判が悪く
失敗に終わったいきさつがある。
何故か?
そもそも「あらし」は「美味しんぼ」のごとく
何でもかんでも「ゲーム」で強引に解決する漫画。
ところがアニメ版の「あらし」は大人の事情からか、
オリジナルなゲームは一切出てこず、
「インベーダー」のようなゲーム
「ギャラクシアン」のようなゲーム
で「敵」(笑)と戦った。
今も昔も子供はバカではない。
そんないい加減なアニメで人気が出るわけない。
そもそも子供たちに「あらし」の人気が出た理由は
ゲームの攻略という概念がまったくなかった時代
当時にしては珍しく漫画の中に
「ゲーム攻略」の記事が多かったからだ。
はっきり言って話の内容はどうしようもなかった。
当時子供だった私がそう思うのだから間違いない。
その辺り、当時の大人たちは判っていなかったのだと思う。
ひるがえってアニメ版「こち亀」
時々、本当に時々見させてもらったが、
こちらもどうしようもなかった。
「こち亀」の肝は、おたくネタに尽きる。
「GIジョー」であり「リカちゃん」であり
「ゲーム」や「IT界」など
一般人への「オタク界」情報提供、そして
時々噴出す、作者の代弁者たる両さんの毒舌なのである。
それをまったく触れることのできないアニメは
結局、なまぬるい描写だけが続く
ドタバタ過ぎない。
所詮、アニメ化には不向きなマンガだったのである。
同じく、他人事ながら少々心配するアニメに
「ケロロ軍曹」(テレトーアサジュージ)
が在るが、これはまたいずれ。
まあそれでもよく8年もったもの。
関係者にはご苦労様とひとことだけ。
平安京エイリアン収蔵
東大生が作ったゲームって
有名なりました。
「そんなに凄いのか!東大というやつは」
と、ゲームを通して
東大の凄さ?を初めて実感したり。
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