2011年11月22日

「ダイバー漂流 極限の230キロ」小出康太郎

ダイバー漂流 極限の230キロ (新潮OH!文庫)
小出 康太郎 (著)

押入れ整理してたらあったんで、ずっと以前に
読んだんだと思う。まったくキオクがなかったので
二度楽しんだ・・つーか。

あらすぢっつーか内容
内容(「BOOK」データベースより)
救命ボート、食料があってすら、遭難者は漂流3日以内に
絶望し自殺するという。身一つで流されたダイバーが、
新島から銚子沖までの230キロを生き延びた。

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この主人公が、新島でダイビング(魚捕り)中に
仲間とはぐれて黒潮にのってしまい、銚子沖で
偶然、マグロ漁船に救出されたのは本当のこと
なんだろう。

でもこの本を漂流した本人が書いたわけではなく
小出 康太郎氏が取材して書籍化したものなので
イマイチ、リアリティというか臨場感に欠ける。
「ダイビング中迷子→漂流→救出された」
というプロセスの中には、本人でないと書けない
心の葛藤とか、ちょっとした出来事とかの
積み重ねの結果があるはずなんだけど、
そこは本人ではないので書くことが出来ない。
仕方ないから、話をふくらますため
今の素人が混ざるダイバー業界の危うい点とか
人種差別から遭難中の日本船を見捨てた
英国「ホメリック」号の話、実は漂流中、海水を
絶対飲んじゃダメってワケでもない話とか、
そういったエピソードを折々に交えた構成に
なっている。面白いけどね。そういう話も。

いろいろあって大洋に漂流することになった人は
100人いたら99人は普通、死亡するわけで、
一番いいのは「危ないことをしない!」という点に
尽きるし、奇跡的に救出された、彼のケースは
あまり参考にならない気もするのだが、そんなこと
書いてもはじまらない。



途中、クジラ(ツチクジラらしい)の群れが
漂流ダイバーを囲う。襲われるわけでもなく
ヒレで海中に叩き込まれるわけでもなく、
ただ囲われる。ダイバーが他力本願から、
クジラの背中に乗せてもらえないかな〜と、
一生懸命泳ぐううち、いつのまにかクジラの群れは
いなくなってしまいガッカリするのだが、
彼がしたことは、結果的に、自らを潮流からはずし
救いの神となるマグロ漁船の航路上に
進める事になるのだ。

クジラがそこまで見越して囲んだとは思えないけど
彼がツイていたのは確か。
そしてビックリするくらい楽天的だったのも。
その辺、参考にはなるかなあ。
オポチュニスト」。

そういや「オープンウォーター」って
ドキュメンタリーちっくなホラー?映画があったな。
今度借りてこようかな。

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posted by PON at 21:00| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書(社会) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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