2007年05月09日

IT業界 Vol.2

興がのってきたんで続けます。
(だいたひかる風)

25年くらい前
まだパソコンがマイコンで
オフコンですらあった頃。
スポンサー(大企業のオヤジさん)達が
「ソフト開発=金がかかるもの」と
無邪気に信じていた時代がありました。

だもんで、当時
少しでも「コンピュータ」に興味があり
触る事のできる人間だったら
結構、儲ける事の出来た時代があったんです。
現在のソフトハウスの経営者などは
バラ色の時代を知っていた世代ですので
「ちゃっちゃっ」とこなせば
プロジェクトなんて終わるだろ?
だいたい、オレの若い頃なんか・・(以下略)
なんて方もたまに見受けられます。

現在のプログラム開発は
「アニメ業界」と同じく
なんだ、そこまで金を出さなくても
それなりのモノが出来上がってくる
じゃん・・
と言う風潮が、発注者連中のなかで
当たり前となってしまってます。

更にはIT業界の悪癖である
孫請け、ひ孫請けも依然として存在しますんで
お役所やら大手がお仕事を発注したときには
おかしいな・・それなりに
金出しているんだけど
なあ?
なんてプロジェクトも下流へ行くと
「予算は無い、納期は迫るが、面倒くさい」
ってな「案件」だけが放置されて山積するのです。
いったい、誰が毎回尻を拭いているんでしょう??

「高度情報化社会」(笑)なんて言われながら
現場はそんな体たらくなのに
なぜか世の中回っているから不思議です。
(その影には冗談抜きで
 そのプロジェクトにかかわった
 人間の死屍累々があるのですが)
堀衛門じゃないけど、ITには金脈が眠っている!
なんて時代はとうに終わっています。
堀衛門にしてもあれだけ稼げたのは
IT開発によるものではなくて
実体の無いマネーゲームでしたし。

それはそれとしましても、どの業界にも
「才能」と言うか「向き不向き」は存在します。
「才能」とは
その世界をどれだけ好きになることが出来るか?
これに尽きると考えます。
PONの場合、仕事以外で
IT技術書なんか開くのもイヤでしたが、
PONのかつての後輩は
休日に5000円位する技術書を
(Java関連だったかな)
会社が補填してくれないのに自発的に購入
嬉々として読んでいました。

「ああ、つまりはそういうことなんだな」
PONが転職を決意した一因です。
最大の理由は「金」ですけども。

「デジタルどかちん」とはよく言ったもんだ。

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できのよい、ソフト、電化製品、ゲームなど
社会の便利さに感心することがありましたら
この「コンピュータ」すげー!とか
感嘆するのではなく
この「開発者」すげー!と
言ってあげてください。

彼らはユーザーが受けるはずの恩恵を
あらかじめ前倒しで苦労することにより
実現しているのです。
それも超人的な「忍耐」と「体力」で。

そしてできましたら、
その裏にある死屍累々にも
想いを馳せてあげられたら
彼らも少しは浮かばれるかもしれません。


posted by PON at 21:00| ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | 徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
うちのダンナは
ISDNとADSLの違いも分からなかったアナログ野郎で、
よく「この仕事嫌い」と言ってたけど、最近諦めがついたみたい。

私から見ると、なんだかんだ言って
ああいう論理的思考作業は向いてるんじゃないかなと思ってるけど。
Posted by サンダース at 2007年05月15日 20:33
>ISDNとADSLの違いも分からなかった
>アナログ野郎
はははっ。PONも同じような系統で。
文系出身でしたし、最初はメールも
送れないような、ないすガイでした。

結局、SEも上級になれば、プログラムなんか
出来なくても勤まるんですね。
必要なのはコンピュータなんか
全くワカランが金だけはあるスポンサーの
意向を技術的に通訳して部下に伝えるといった
コミュニケーション能力だけなんです。

そんな意味では「センス」というか
「IT業界好き」かどうかは
やはり重要なんですけども・・。

>なんだかんだ言って
>ああいう論理的思考作業は向いている
奥さんがそう言うんだから
だいじょーぶですな。
Posted by PON at 2007年05月19日 18:15
第二弾のすばらしい記事どうもです。
役所などから受注するのは大体においてITゼネコンと呼ばれる大企業ですけど、彼らのソフトを扱った経験のある私に言わせてもらえば、決してデキはいいもんではなかったです(全部とは言いませんけど)。だから現場のサポート陣営は本当に彼らの製品の尻拭いをしていますよ(全部とは言いませんけど)。
ま、そんな訳で去年後半あたりから体力がおいつかないせいで更新&訪問が滞りがちなREALLIFEでした。
Posted by REALLIFE at 2007年05月20日 15:31
>REALLIFE様

>第二弾のすばらしい記事どうもです。
いえいえ。こちらこそお褒めに預かり
光栄の極みにございますですハイ。

>彼らのソフトを扱った経験のある私に
>言わせてもらえば、決してデキはいいもん
>ではなかったです(全部とは言いませんけ
>ど)。
無論、ひろい世の中には、それだけの金を
もらうに見合った、本当にすげーー人が
存在することは自分も知っております。

この人の頭は本当にどうなってんだ?
と頭を解剖してみたくなるような
「理解力」を持った方も存在しますね。
イチを聞いて十を知るような。

>ま、そんな訳で去年後半あたりから
>体力がおいつかないせいで
>更新&訪問が滞りがちなREALLIFEでした。
月並みな言い方ですが
ホント、こと自分の健康に関しては
利己主義、自分絶対、位でちょうどいいと
思います。ご自愛ください。
Posted by PON at 2007年05月27日 00:39
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