2007年04月17日

信長の野望 オレ伝

「信長の野望」シリーズ。
コーエー(光栄)の二枚看板のひとつ。
もうひとつは「三国志」シリーズだ。
いつもお世話になっています。

歴史SLG(シミュレーションゲーム)の雄
コーエーはこの二枚看板をたくみに使い分け、
ゲーム業界で独自の地位を確立した。

「三国志」で新機軸のゲームシステムが
採用されるとそれを「信長の野望」に
フィードバック、そしてファンの声で調整して
また「三国志」シリーズへ還元・・といった具合。
正に切磋琢磨して双方のシリーズで
完成度を高めていったのだ。

この会社のゲームによって
PONの世代(20代後半〜40代中心)に
「大河ドラマ」は言うに及ばず
「司馬遼太郎」「池波正太郎」
「隆慶一郎」の歴史小説、
更には学研等が乱作する
「歴史IF」シリーズにまで
どっしりと「歴史ファン」と
言うものが根付いた。

「ファミスタ」で野球ファンが
「ダビスタ」で競馬ファンが
拡大再生産されていったのと一緒だ。

PONは最初の愛機「PC8801FH」を
入手したとき、同級生のS君に
「日本」と「中国」どっちを(コピーして)欲しい?
と言われて、日本人なら日本!と
「信長の野望」シリーズを選択。
それ以来、一貫して日本戦国時代派である。

てなわけで、以下は
「信長の野望」シリーズプレイ
個人ヒストリーであります。

「信長の野望」(1983年)
・一家に一名、大名のみで
 たしか信長でしかプレイできなかった?
 「武将」という概念がない。
 当時のマシンスペックのせいでプレイに
 制限が多く(天下統一といっても実質は
 近畿地方のみ)新しいシリーズも出ていたので
 ほとんどプレイした記憶がない。

nobu-1.jpg
@コーエー

「信長の野望 全国版」(1986年)
・「天下統一が近畿地方だけなのはどうよ?」
 って事で一応本州まで拡大した気もする。
 これもこの頃には新しいシリーズ(下記)が出る
 直前だった上、ゲームバランスとシステムが
 ちょっとイビツで嫌いだった。

nobu-zenkoku.png
@コーエー PC8801版でPLAY

「信長の野望 戦国群雄伝」(1988年)
・ログイン(当時の人気PCゲーム雑誌)で
 高評価だったのでPONがはじめて買ったゲーム。
 初めて「武将」という概念が導入。
 大名以外にも「部下」がいる・・という当たり前の
 システムはここから。 でも九州と東北は存在せず。
 名前も知らない「素浪人」が、第二の秀吉にもなる
 と言うことをシミュレートしたかったらしく
 時々、武田信玄もびっくりと言うようなスペックの
 無名武将がPC側で勝手に作られて登場していた。
 (当時のマニアはクローン武将と呼んだ)

 このゲームはPONにとって初めてづくしで
 有名な戦国大名以外の武将は知らなかったのに
 ちょっと使える武将(ほとんどは強い奴)が
 いるとすぐに名前を覚えた。クローン武将は
 顔グラフィックがモンタージュの使いまわしなので
 実在した武将と見分けはついた。

 各武将は兵種が固定されてしまっていて
 たとえば武田家といえば「騎馬軍団」だから
 武田の武将が鉄砲を使いたくっても
 有名武将はみんな「騎馬隊」だったり。
 PONにとって
 「和田惟政」とか「稲葉一鉄」とかに
 いまだ「鉄砲野郎」のイメージが
 残るのはこのせい。

nobu-sengokugunyuu.png
@コーエー PC8801版でPLAY

長くなってしまったので
次回に続けます。

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posted by PON at 21:00| ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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