2011年08月25日

未来の二つの顔 ジェームズ・P・ホーガン

「未来の二つの顔 ジェームズ・P・ホーガン」

未来の二つの顔 (講談社漫画文庫)
星野 之宣 (著)
P・ジェイムス・ホーガン (原作)

もともと、自分が高校生の頃、海外SF作品を
イッキ読みした時代がありまして、そのときに
読んでいた作品。有名どころくらいは
せめて人並みに読んでおこうと、思い立った
まではよかったのですが、ネット等もなかった
時代。なにを基準に読み進めたかといえば
雑誌の付録の、そのまた余白に書いてあった
リストだったりします(弟が定期購読していた
雑誌PCエンジン、サイバーナイト攻略本)
このゲームはトンデモ本のメインライター
山本弘氏らが監修かなにかしていたんで、
とにかくSFにウルサイ人たちが
集っていたんですね。ま、これは超余談。

あらすぢ
2028年の月世界。ミニ地球を想定する、
コンピューターと人類の月面支配における
壮絶な戦いは、お互いを破壊に導くが……!
J.P.ホーガンのベストセラーをコミック化した
星野之宣SF傑作!!

2028年の月面、静かの海。月からの鉱物資源の
採掘は、コンピューターシステム・タイタンに
よって円滑に行われ、そのシステムは人類の
未来に大きな期待が寄せられるものだった。
しかし、1つの簡単な命令が、統治者である
人の生命を脅かす危険な作業を選択し、
人類はコンピューターのトラブルと解釈。
以来、人類と知恵を持ったコンピューターの
関係が悪化し始めた。
世界的ベストセラー作品のコミック化。
本格SF傑作!

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小説そのものが1979年作品だというのに・・
日進月歩の世界であるコンピュータを
題材にしていながら
古びない、これぞSFマインドなのかもしれない。

宇宙人が出てきてドンパチやる話ではなかったんで
いまいち展開が地味。すっかり記憶がなくなって
いたんだけど、この漫画で思い出すことが出来ました。

未来の二つの顔ってのは「成功」か「破滅」
あるいは「明るい」か「暗い」か。

コンピュータに関する有名な小話なのだが
・ネコにノミがたかっている
・ノミは熱に弱い
の前提条件かあって、
ネコのノミを排除するにはどうしたらいいか?と
コンピュータに問うと出てくる答えは
「ネコを火に投入する」。

コンピュータはやはりツールであって学習と
自律思考させるのは難しい、と、コンピュータの限界と
人の脳と「思考」の不思議さを語る際には
よく持ち出してくる話だ。

要するにこの話は「人類」という親が、
多大な犠牲を払って「機械(コンピュータ)」という
子供を教育する話なのです。
やれやれ。育てるというのは大変だ。

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posted by PON at 21:08| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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