「湘南人肉医」という小説を
ご紹介いたしましたが
ここへ来まして「大石圭」作品の
連続コンボしてしまいました。
まとめてご紹介します。
すべて「角川ホラー文庫」
「殺人勤務医」 大石圭
〜この男の狂気はあまりに美しい…〜
主人公は35歳の容姿端麗な堕胎専門の
産婦人科医。人類が増えることに不愉快な
彼は若い女性を狙う連続殺人鬼になる。
そして、彼には50歳の恋人がいた。
猟奇と耽美…その外面からは、垣間見れない
2つの顔が交錯する。
・・但し妊娠中は読まないほうが良いかも
(読まないか。フツー(苦笑))
このあらすじ書いた人(たぶん出版社のひと)
センス無いよね。恋人が50歳だから
なんだってんだ?
「死者の体温」 大石圭
〜史上最悪の連続大量殺人!〜
安田祐二は30歳。砲丸投げの元日本代表選手で、
いまはエリート会社員。ハンサムで温厚。
にこやかで職場や近所での評判もよく、
そして、次々と人を絞め殺しては別荘の庭に
埋めているのであった…。
・・作中で主人公が勤めている会社はいいなあ。
あんなんで高給取りとは。
この二つは正直言って
あんまり内容が変らない。
主人公はいずれも
社会での表の顔をしっかりと持つ
淡々とした殺人鬼。
自分が悪であること、
まったく救いが無いことを自覚する
高知能、高社会性を保持しながらも
殺人がやめられない。
そんな傍メーワクなやつ。
犯人の視点からのみ物語が進む。
PONとフィーリングが合う
(内容ではなく文体が)のか
非常に読みやすかった。
多分、作者は湘南(平塚、もしくは茅ヶ崎)
在住と思われ、作中の犯人もだいたい
その辺の住人という設定。
行動範囲がけっこうPONと重なり
そんなところもPONには
この作品群をスルーできない
何かがありました・・が
やっぱり人には薦めません。
ちなみに最初に作者名を
「おおいしけい」と入力したら
IME君は「多い死刑」と
変換してくれたよ。
解っているね〜。IME君。
続きます。
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