2006年12月08日

「感染」塚橋一道

PONの「ホラー小説」連読は
果てしなく。

角川ホラー文庫(KHB)より
「感染」塚橋一道

<あらすぢ>
 その病院は建物の老朽化に加え、経営危機から
薬や備品が圧倒的に不足している状況が続いており、
多くの患者が、生死の境をさまようことが日常と
化していた。医師や看護師たちの精神と肉体も
限界に達しようとしていた頃、些細なことから
医療ミスによる死亡事故が発生する。
 外科医の秋葉と内科医の魚住は保身から事故の
隠蔽を決断するが、そんなとき内蔵が溶け始めた
奇怪な急患が担ぎこまれてくる…。

<以下、軽くネタバレ>
なんつーか。そういう真相がアリなら
この日本に感染する人間が
果たしてどれだけ残っているだろうか?
ってことですよ。
少なくとも「ポンギヒルズ」族とやらに
感染者はおらんでしょう。
経営難により逃亡した院長にこそ
しかるべき「感染」があって
よいところなんですがね〜。

すんません。
ほとんどネタバレでした。

もともとはVシネマ感覚で作られたような
「ホラー映画」
の小説版ですので
ビデオを見て、医療系ホラーのグロさを
ビジュアル面から楽しむのが正しい作品の
楽しみ方なのかもしれません。

デキは「中の下」
物理的にも薄いし。



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posted by PON at 21:00| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書(ホラー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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