2005年03月23日

見世物小屋と紙一重Vol.2

国立科学博物館では
10年前位に特別展示として
「人体の不思議」展も見たことがあります。

この特別展示のウリは
医学の発展のために、と進んで
献体をされた方々の本物の人体を展示したこと。
水分の代わりに特殊な樹脂を
全身にめぐらせ、壊れず、腐らず
直接、触ることが出来る標本。
(こういう技術は必ずドイツ(笑))

CTスキャンのように輪切りにされた人体、
しかもその輪切り部分は
大きなバインダーに綴じられ
本のページのようになっており、
閉じると人体になる。

全身の血管だけで人体が構成されていて
ミドリ色だったらまるで
「ワイアール星人」↓のような標本も。
http://members.aol.com/hajikeda/p3.html

更にみんなが気にしているように、PONも
とても気になった「ペ○ス」もある。
しかも立て切り。かなり痛い。
しかしクジラの「ペ○ス」の実物は
ちょっとやりすぎと思った。
(人体ですらないし笑)

この時は東京大学医学部
特別提携しており、普段お蔵入りの結構珍しい
標本も同時に展示されていた。

・死んでからくらいはせめて世の中のお役に立って欲しいと
 実の母親から標本寄付の申し出があったらしい、
 見事な「くりからもんもん」の背中の皮
 きれいなヒップが印象に残る。

・そしてなにより衝撃だったのは
 夏目漱石氏の脳
 クリスタルガラスに納められたそれは
 ホルマリンに漬けられ、アスパラガスのように
 白っぽくなっているがシワの一本まで見ることが出来た。
 「この塊の中で電気信号がはじけあって
  あの名作群を作り出したのか〜」
 しばらく魅入ってしまった。

そこには展示してませんでしたが、
聞くところに依れば、E=MC2のアインシュタイン博士が
死去、検死の際に偶然立ち会った日本人医師が
脳の一片を分けてもらい、大切に保管しているとか。
ブッダも、仏舎利やら仏歯やら全世界に散らばっているし
有名人は死んでからも大変だね。

この「人体の不思議」展
現在では人気が一人歩きしまして
必ず全国のどこかの展示場で
巡回しているようです。
献体を申し出た本人も
認めた遺族も偉いよなあ。


posted by PON at 23:04| ☁| Comment(2) | TrackBack(1) | 趣味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
国立科学博物館で日本解剖学会100年記念で開催した「人体の世界」展と
いまあちこちで開催されている「人体の不思議展」は無関係とのことです。
「人体の不思議展」は,誰が主催者なのかわからない,標本が同意を持って献体されたものなのかわからないなどから,しばしば「『人体の不思議展』の不思議」と揶揄され,日本医学会も後援を止めたそうです。
Posted by さてつ at 2006年12月16日 11:56
>さてつ様
はじめまして。
ご指摘有難うございます。
そのようですね。中国などで勝手に作られた
標本を元にした、まったく別組織の
学術的というよりは
多分に「見世物」的雰囲気がつよい展示だとか・・。
文春だか新潮で以前に読んだ覚えがあります。

それだけに「本家?」を見るコトができたのは
非常に勉強になりました。

またよろしくお願いいたします。
Posted by PON at 2006年12月16日 15:15
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