2007年01月14日

「美しき拷問の本」桐生操

「角川ホラー文庫」の嵐は
続きますよ。
今回はこれ「桐生操」氏の
「美しき拷問の本」です。

<あらすぢ>
断頭台の露と消えた悲劇の王妃たち、
魔女狩りの犠牲となった女たち、
ドラキュラ伯等の暴君たち…。
ギロチンや火あぶりなど、
歴史上名高い拷問・処刑方法をも詳しく収録した、
めくるめく戦慄の拷問世界。

人類の馬鹿さ加減と、
結局、「神だの仏だの」は
人類のためにいるわけではないんだ、
ということの再確認をして終了するのみ。

こんな本の内容よりも
「桐生操」氏が「女性二人の共同ペンネーム」
であることを知ったことのほうが
まだなんぼか「物を知った気が」した。

詰まらん。としか言いようがない。
話も聞いたことあることばかりだし
「ムー」関連とか
「世界の怪談奇談」とか
そういった類のオカルト本の孫引きを
一冊にまとめてみました・・
そんな感じです。
せっかく女性二人で
パリにまで留学、物書きをしているなら
向こうの原典を探し出してきて
翻訳&紹介するくらいまでやってほしい。

このレベルの内容ならば
ネット上で、その筋の方のHPのほうが
よほど充実しとるわ!



この本を読むことが
まさに拷問でしたって
ことでひとつ。
下の下。

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「拷問」なんて「美しく」もなんともない。
ただ「嫌」なだけだ。
読めば読むほど「ヘド」がでる。
それなのにわざわざ「美しく」とか
「めくるめく」なんて修飾語を使う
作家の感性に腹が立つ。

それからこの手の本は
「ビジュアル」を重視しないと
(そんなに生々しくなくてもいいから)
「拷問」の「からくり」が
よう伝わってこん。
posted by PON at 21:00| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書(ホラー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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