2012年04月05日

ザ・トップ10 世界の戦車

「ザ・トップ10 世界の戦車」

CSチャンネルで放映してたドキュメント
ナショナルジオグラフィックの
ディスカバリーチャンネルの
「ザ・トップ10」シリーズについてつぶやく。
今回は「世界の戦車」


さすがCS、ミリタリードキュメントも平気で配信。
というか基本的にムコウの人は好きなんだろうね。
「兵器」が。
日本のマニアがガンダムガンダムと騒ぐのと
おんなじレベルで、自国の軍隊と装備兵器に
興味を持っている感じがする。
ガンダムでは国は語れないけど、軍備に
興味があればリアル世界の政治や外交だとかにも
自然と眼が行くようになるワケで。

今から20年位前、東京12CHの特番で
「世界最強の兵器ベスト10」とかいった番組を
細々とやっていたことを思い出す。
まだそういうのが許された当時であっても
ミリタリーモノを放映できたのは12CHのみ。
軍国主義を増長するだとか、アホで声だけは
やたらとでかい勢力が、TVにクレームしまくり
骨抜きにした結果、地上波は長谷川公彦氏の
番組みたいなゴミしか残らなかった。
ひょっとして、ああいった手合い(クレーマー)は
ワザとやってたのかもね。
日本人総バカ化計画として。

ま、それはいいや。
んで、番組は世界の軍事学者(自称他称問わず)が
・生産性
・就役期間
・Kill Ratio(撃墜対被撃墜比率)
・革新性
・Fear Factor(恐怖)?
・防御力
(評価対象により若干の項目入れ替えがある)

なんかで評価した結果がザ・トップ10。

自分にはどっちかってーとイギリス(あとちょっと米国)
の兵器マニアが、思い入れタップリの
100%主観の趣味でつけたランキングに思える。

イギリス人には敵といえばドイツだったんだろう。
太平洋ではいいところ無かったからね。
そして自分たちが倒した敵は有能でなければならない。
有能な敵をやっつけたジブンらはもっと有能だから。

10位 M4シャーマン(米)
・・ほぼ生産性だけで10位獲得。ガンダムでいえば
 GM、いや・・ボールかな。
 ドイツ戦車にはヤられてもいいよ。また作ればいいし。
 なによりアメリカには戦車の天敵、ヒコーキがあるから。
 そのM4に全然歯が立たなかった日本陸軍って。

09位 メルカバ(イスラエル)
・・大戦略ゲームをやったひとなら知っている
 イスラエルが誇るなんだこりゃ?的戦車。
 とにかく生存性最優先。個人的にはキライ
 じゃない戦車だけど、シャーマンのあとに
 いきなりメルカバ・・この段階で、すでに番組の
 方向性への不安がぬぐいきれない。

08位 T−54/55(ソ連)
・・T−72でも64でもなくT−54/55。
 プラハの春でチェコ市民をひき殺し
 その後、中国や北朝鮮でも大量コピー
 されたことを思えば、まあそれもアリか。

07位 チャレンジャー(英)
・・とにかく硬い。チョバムアーマー装備。
 この順位にレオパルドU(現独)やらルクレルク(仏)
 ではなく英国性チャレンジャーであるあたり
 選考者はほとんどイギリス人じゃないの?と
 思ってしまう根拠。

06位 V号戦車(独)  
・・そして第三帝国ドイツにて無理やり頑張った
 V号戦車がココにランクイン。そりゃ個人的に
 V号戦車はキライじゃないけど、ココには
 ランキングしないだろう・・と思う。ますます混迷する
 ザ・TOP10。やっぱ無理があるんじゃないか?
 現代兵器とWWUを一緒に語るのは。

05位 センチュリオン(英) 
・・で、またイギリス戦車だ。確かにコイツは
 続発する旧ドイツのアニマル戦車(ティーゲルとか
 パンターとか)に業を煮やしたイギリスが、戦車
 発明国の意地で作った重戦車で、WWUには
 間に合わなかったけど、その後長きに渡って
 いろんな国で使用された。まあ名戦車だとは
 思うけど、いくらなんでもここにランキングしない
 でしょうよ。

04位 マークW(英)
・・ココにきて、もうこの番組とランキングは
 イギリスの軍事マニアのためにあることを確信。
 まあ戦車のご先祖様だけどね。
 どんなヤツ?と思う方には、映画インディ
 ジョーンズ3に出てくるヒシ型の妙な戦車です、
 とお答えしときます。

03位 X号戦車(タイガーT)(独)
・・これはまあね。セレクトは順当だと思う。
 まさに一騎当千の戦車だった。
 ビットマン、オットーカリウス・・。
 ハヤオカントクのお気に入り(いや・・オキニは
 W号戦車かな)

02位 M1エイブラムス(米)
・・やっぱ実戦の結果によるところが多いのかも。
  これまでヘボ戦車しか持てなかったアメリカが
  はじめて持った世界一線級の戦車。
  おなじCSディスカバリーチャンネルで
  「エイブラムス工場」ってのやってたが
  その工業力には圧倒された。破壊されても
  ほとんどの部品の再利用が可能。これはエコとか
  いうより、エンジンなど主要部品は92年に生産
  中止しており、いわゆるニコイチしないと
  やってられない様子。ガスタービンなんで
  ジェット燃料からシャネルNo5まで揮発油なら
  なんでもOK。最大70キロの速力。
  ただしモノスゴイ大食漢。500M=1ガロンだと。
  車両後部がジェットの排気口なんで歩兵が後ろに
  隠れられなかったり、装甲が劣化ウランでできてる
  から戦車兵の子供が奇・・くぁwせdrftgyふじこlp

01位 T−34(ソ連) 
・・ヒトラーはロス家を舐めていた。劣等民族に戦車など
 作れるはずがないと。でもロス家は作っていた。
 革新的な戦車だったのは確かだが、ソ連が勝ったのは
 T−34の存在以上に、その非人道性による。
 ウソか誠かソ連戦車の床には穴が開いている。
 もちろん、脱出口でもあるのだが、最大の用途は
 中の人員が戦死したとき、車体下から水を中に注入して
 クリーニングするためなんだとか。
 チェルノ先輩もそうだけど 時には非人道的な面が
 全体を救う事もあるのかもしれない。



戦車についてはあんまり異議申し立てるところがない。
日本人は作るのヘタだからね。戦車。
ランキング対象外もやむを得ぬところ。
でも敢えて書くけど「レオパルドU」は入れて欲しかった。

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posted by PON at 21:00| 神奈川 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 軍事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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