「角川ホラー文庫」ですよ〜。
<あらすじ>
中伊豆の森で、眼球を反転させた
奇怪な三人の死体が見つかった。
しかも彼らの腕時計は、みなデタラメな
時刻を示して動きつづけていた。
半月後、同じ地域の貸別荘を訪れた男女が
突然、すべての時計が狂い出す現象に
遭遇!同時に室内に異様な気配を察し、
身の危険を感じて逃げようとするが、
ひとりの身体に想像を絶する変化が発生!
人間の常識を覆す怪奇現象の連続に、
電磁波研究者の清水教授は助手の神保真美と
共に現場へ乗り込むが、そこで遭遇したのは
死霊の大群だった。
・・「死霊の大群」??
あれは「死霊の大群」なのか?
粗筋を書いたヒトは「死霊」ってなんだか
知ってのかな?
(毎度、ここに書いている「あらすぢ」は
実はアマゾンのBOOK
データベースからの借用なのです)
吉村達也三部作
「卒業」「樹海」に続く、ラスト作品
それがこの「時計」なのだそうです。
実は入手した順番に読んでいるんで・・。
しかも「樹海」はまだ読んでもいないのです。
やっぱ順番に読んだ方が無難か。
結局、この三部作で描かれた「惨劇」は
誰が悪かったんだろう?
そもそもどうしてそんなことになるのだろう。
更にいうなら、作者は何がいいたいのだろう?
「殺人遺伝子」とか言われても。
詳細に読み込めばもう少し
理解できたかもしれないが
そうしようと思うほどには
作品に対して「思い入れ」が生まれなかった。
魅力的もしくは「核」になるような
「登場人物」も出てこなかったし。
うーーん。
「MIM」なるものの正体が明かされたときには
それがどうかしましたか?って
本気で思ってしまいましたよ。
吉村作品にしては
良くも悪くも「すっきりした結末」ではないし、
揃って、二度、三度読みたいと思う
作品ではないなあ。だからこそ、
某ブックオフでは大量流通しているのかも。
・・とりあえず「樹海」を探してこよう。
もう少しなんか判るかもしれん。
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