<あらすぢ>
若き天才クラシックピアニスト、レミ。
胸からこみあげるラテンへの情熱のままに
将来を決める大事なクラシックコンテストにて
ラテンを演奏する。
ショパンへの訣別とともに、
彼が選んだのは情熱のサルサ!への道。
だが厳然とした差別意識の中、フランス人の彼が
心底仲間になれるはずもない。
しかし、レミは松崎しげるばりに日焼サロンに
足繁く通い、肌の色に変えて、
伝説のキューバ人作曲家のもと、
閉鎖寸前のキューバ・バーでサルサのダンスレッスンを始める。
そこに現れたシャイなパリジェンヌ、ナタリー。
ナタリーにダンスを勧めた祖母レティの秘密とは?
サルサ(salsa)とはスペイン語でソースの意。
「混ぜこぜ」とかそんな意味合い?
キューバの「ソン」から発展したラテン音楽の
いちジャンルだそうです。
無知なもので、フランスとキューバがあんなに
深く結びついているものだったとは
知りませんでした。考えてみれば両国の間には
大西洋があるだけですし、
日本なんかよりよっぽど密接だよね。
自分は、サルサを含めたラテン音楽に
知識が無いののですから、音楽的なことは
何も語れませんが、主役はやはりサルサですね。
それから主人公「レミ」を演じる「ヴァンサン・ルクール」の
目力(めぢから)と
「ナタリー」役「クリスティアンヌ・グゥ」の
足が素敵!
「なぜいつもハッピーでいられる?」
「幸せだと思うのか?いいか、レミ。
キューバ人になりたいのなら
苦しみは笑いで隠せ」
劇中にこんな台詞が出てきますが
「なぜいつも〜」なんて台詞が出てしまう辺り、
この時点のレミは、まだまだ
メンツばかりを重んじるフランス人でした。
レミがすべてを吐き出して
南国の青空のように笑い飛ばせるようになるまでは
紆余曲折があります。
「ラストには躍りだしたくなるようなハッピー
な気分が待っている」
とコピーには有りましたが、本当でした。
べたべたかもしれない。だからいい。
キューバの強烈な日差しの下には
何も隠すことはできないのです。
本能のおもむくまま。
腰をグラインド。
すべては直球勝負。
れっつサルサ!
「日本人も苦しみは苦笑い!※1で隠してるよ。」
※1.アルカイックスマイルともゆう。
サルサ!(salsa)
1999年 仏・西
DVD鑑賞
ジム・キャリー
キャメロンディアス
主演
「マスク」って映画がありますが
劇中挿入歌の
「チキチキブン」とかが凄くよくって
映画のサントラを買ってしまいました。
俺にもラテンの血があるらしいでつ。
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当ブログ管理人
PONでございます。
この度はコメントまで頂きまして大感謝です。
どうも当ブログはPONがひとりで全部
書き連ねてしまっているせいか
コメントが少なく、寂しい限りでした。
私のブログのメインコンテンツは
自分でも不明ですが(藁)、食いつけそうな
ページがありましたら
また是非、コメントお願いいたします。
この映画は、楽しめました〜。
>考えてみれば両国の間には
大西洋があるだけですし、
日本なんかよりよっぽど密接だよね。
そうか〜〜、なんだか世界地図ではとんでもなく離れているように思っていたんですけど。以外と近いのでしょうね。
フランスのあのお国柄を考えると、キューバのサルサを受け入れるというのは大変な事なのかもしれないと思ったりもしました。
でもフランスの南のほうはラテンっぽいのかな〜〜。